探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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美味しいタイ料理店の見分け方


日本には、タイ料理店がたくさんあります。
その中には、美味しい店もあれば、そうでない店もあります。
そこで、ここは美味しいと思う本格的なタイ料理店の条件というのを、自分なりに考えてみました。
あくまでもネットなどで探したり街中で見かけた店を判断する目安なので、実際に食べる前の選択条件とでもいうものです。


タイの食文化は、かなり高度なものです。
そしてタイ人の多くは、かなり味にうるさいグルメであったりします。
そういう人々によって造られていったのが、タイ料理(アーハン・タイ)なのです。
タイ料理を味わうためだけに彼の国を訪れるというのも、十分理にかなったことでしょう。


この記事では、ちょっと独断的な意見が含まれるかもしれません。
それでも、タイ人のサルちゃんの意見を考慮して書いているので、大きくはずれてはいないのではないかと思います。
あくまでも自分で考えた「目安」なので、そのつもりで読んでください。

(1)店名がタイ語

店名が英語だったりすると、怪しい。
たとえば「アジアンキッチン」とかいう名前だったら、タイ料理という検索で引っかかってきたとしても、実際はタイ料理専門店ではないかもしれない。
また、経営もタイ人ではなく、日本人である可能性が高くなってくる。
べつに経営が日本人でも、タイ人のシェフを使っていればいいじゃないかという意見もあるだろうが、経営者もシェフもタイ人の場合だと、空気が違ってくるのだ。
ただし、タイ人がやっている店でも、日本人に親しみやすいという理由などで英語の店名をつける場合もあるようだ。

(2)看板にタイ語がある。

看板にタイ文字があれば、タイ人の経営だという確率が高くなってくる。
そうであれば、下に書くようにシェフがタイ人であるという期待も大きくなる。

(3)シェフと店員がタイ人

「シェフがタイ人であること」は、「本物のタイ料理」を求める人々にとっては絶対条件だろう(?)。
Japanizeされたタイ料理なんて食べたくないのは、タイ人も多くの日本人も同じだろう。
サルちゃんなどは、店に入りかけて、日本人経営っぽい匂いを嗅ぎつけると、もう頑として店に入ろうとしない。
タイ人が望むタイ料理を食べられる店でないと、味の点で満足できないのだろう。
ただし、例外はある。
たとえば、吉祥寺のクゥーチャイ(Khuchai)という店。
ここは、「看板にタイ語がある」というところで騙された(?)。
店に入ってみると、見たところ、日本人が調理しているようだった。
だが、食べてみて、意外にもサルちゃんはこの店の味に合格点をつけた。

(4)タイ米(インディカ)を使っている

これは、絶対条件ではない。
タイ米を使っていなくても、本格的な美味しいタイ料理を食べさせる店はあるからだ。
だが、やはりタイ米を使っているところの方が、向こうの料理に懐かしさを感じて来た客やタイ人たちを満足させられるだろう。


サルちゃんが、クゥーチャイのカーオ・マンカイが美味しいと言っている。
※カーオ・マンカイ:蒸した鶏肉をスライスしたものを、鶏スープで炊いたご飯に添えた料理。
私から見ても、まずカーオ(米)がタイ米を使っているところに、こだわりを感じる。
食べてみると、固さの点で絶妙な炊き方だ。
サルちゃんに、タイ米と日本米とどっちが美味しいかと聞くと、タイ米という答えが返ってきた。
たとえばカーオ・パッドのような炒めたご飯の場合、粘り気のある日本米よりもタイ米の方が美味しくなるのだという。

(5)値段が比較的安い。

シェフやウエイトレスの女の子がタイ人だったら、給料が安くて済む。
このことの是非は別として、結果的にはそうなっている。

(6)日本人に媚びた味付けをしていない。

同じタイ人シェフが調理した料理でも、日本人の好みに迎合しているところと、そうでないところがあるだろう。
つまり、タイ人が食べて美味しいと思う味付けかどうか。
ただし、「辛さ」については、必ずしも本場と同じ辛さでなくても良いだろうと思う。
同じタイ人でも、辛すぎる味が苦手だという人もいる。

(7)あまり高級そうな店構えではない。

だいたいタイ料理なんて、そんなに高級料理ではない。
一部、宮廷料理などというジャンルもあるが。
経営者も店員もタイ人だという場合、気取ったところがまったくなく、リラックスして食べることができる。

補足

同じタイ料理でも、たとえばバンコク周辺のものとイサーン(タイ東北部)の料理では味付けがかなり異なる。
イサーン料理というのは、たとえば同じトムヤムクンでも、バンコクあたりの店で食べるのよりもずっと辛い。
私は個人的にトムヤムが嫌いだというのもあるが、辛すぎて食べられなかった。
タイ中部、北部、イサーンのどこの料理が好きなのかによって、日本のタイ料理店の好みも必然的に違ってくるだろう。
たとえばカオソイが食べたいという時は、チェンマイなど北部タイの料理を作っているところでないと食べられないかもしれない。
私がイサーン地方へ行った時に、どの料理も辛すぎて閉口したものだった。
インドネシア滞在歴のべ1年半で、辛いものには慣れているつもりなのに。


一口にタイ料理でも、どこの地方の料理をやっているかは、店名で推測できたりすることもある。
たとえば「○○○チェンマイ」というような店名だったりする場合には。



※こちらのYouTube動画でクゥーチャイを紹介しておきました。
◎【タイ料理店】吉祥寺のクゥーチャイ Khuchai in Kichijoji


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