この記事は、今年8月に書いた下記の記事の続編として書く。
上記の記事では、電子書籍の自費出版ができるサービスを、いろいろ探して紹介しておいた。
自費出版といっても、いままでの紙ベースの書籍のように、膨大な出費が必要となるものではない。
その多くは、初期費用がまったく要らないシステムになっている。
前回書いたように、ブクログの会社が運営しているパブーというサービスを利用して、何冊か有料・無料の電子ブックを出版してみた。
その後の2ヶ月ちょっとで、1冊あたりの閲覧数は1500前後と、かなりの注目を浴びていることがわかった。
だが、問題は、まだ1冊も売れていないこと。^^;
本が売れない
これだけの回数を閲覧されていてまったく売れないというのは、私の本の内容自体に問題があるというのもあるだろう。
だが、パブーの会員というのは、多くは自分で売りたいという人が多いのか、または無料の電子本を読むのを中心としている人が多いのかもしれない。
というわけで、同じ本を別の媒体で販売したら、どうだろうかと思い立った。
前回紹介したサービスのうちで、DL-MARKETはまだ詳しいシステムを調べていなかった。
そこの仕組をよく見てみると、けっこう有望そうだと思うようになった。
それで、先日会員登録をしておいた。
ここの会員は3種類があって、アップロード会員、ダウンロード会員、アフィリエイト会員がある。
その3つ全部のアカウントを作っておいた。
DL-MARKETとは
DL-MARKETでは、電子書籍だけでなく、さまざまなデジタルコンテンツを販売できる。
漫画、フォント、イラスト、HP素材、3DCG、写真、Flash素材、デザイン、ソフトウエアなど。
現在、ダウンロード会員が18万人いるという。
販売手数料は、以前にも書いたように、定価200円〜1000円の場合は15%、1000円を超える場合は10%+60円。
その他に、買った読者が次回使えるポイントを付加したり、アフィリエイト会員用のポイントを付加したりもできる。
たとえば1000円以下の商品の場合、DL-MARKETの取り分は定価の15%だが、たとえば読者用ポイントを5%、アフィリエイトで売れた時のポイントを10%付加すると、合計30%が売上から差し引かれることになる。
DL-MARKETのトップページを見ると、上にプルダウンがあって、数十ヶ国の言語に切り替えることができる。
「すごい!」と思ったら、Google翻訳のシステムを利用しているらしい。
でも、これだけ用意しているということは、海外からの購入者もいるということだろう。
アニメおたくとかが、マンガなどを買ったりするのかな。
DL-MARKETEで出版してみた
今日、パブーで出版したうちの1冊を、こちらでも出版してみた。
『YouTube動画で収益を得る』という本だ。
この内容を全体的に少し手直しして、さらに「よくある質問」という章を追加した。
「立ち読み」用のPDFもアップしてあるので、さわりだけを無料で読むこともできる。
アフィリエト用のポイントを10%付けてみた。
電子書籍は、さまざまなフォーマットから選択できる。
私は最もポピュラーなPDFにした。
他には、epub, txt, docなどの形式に対応している。
『YouTube動画で収益を得る』のページはこちらです。
下記のバナーをクリックして購入してもらえると、自分にアフィリエイト報酬が入ると思うけれど、金が自分から自分へ行くわけで、あんまり意味ないかな(笑)
電子書籍を購入するには、ダウンロード会員になる必要があります。
登録は、氏名、メールアドレス、パスワードを入力する程度で、非常に簡単に終わります。
支払いは、クレジットカードか銀行振込のいずれかを選択できます。
このサイトに上記の電子本を登録した直後に、閲覧総数が50になっていたのって…。
なんだか怪しい挙動。
噂では、自クリックで閲覧数をせっせと増やしている人たちもいるとか。
そんなバカなことで人生の貴重な時間を無駄にしたくないな。
- 作者: 小島孝治
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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