探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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クジラや深海魚の漂着は地震の前兆か?


今、電子本『地震の前兆現象 これだけ知れば助かる』を執筆中で、週末でもなかなかブログを書いている時間がつくれない。
だが、これは書かなければならないというニュースがある。
昨日夜のFNNニュースでは、ここ4ヶ月で10件もクジラの漂着があったことを話題にしている。


深海魚については、昨日の記事で書いたばかりだ。

2/22に、島根県隠岐の島町の西側にある複数の海岸で、キュウリエソという深海魚が、大量に打ち上げられたという件。


昨日も書いたように、2/14に捕獲されたというサケガシラの方が気になるが。
ちょうど今書いている本でも、大地震の前の深海魚やクジラの捕獲について色々な例を紹介している。

青森・むつ市にクジラ打ち上げられる

前述のFNNニュースの記事がこちらのページで読めて、動画も見ることができる。



このニュースでは、4ヶ月間でクジラが漂着した地点を示した地図がある。
これを見ると、関東沿岸に集中しているではないか。
つまり、これがもし地震の前兆だとしたら、関東近辺が危ないということか。
もっとも、このニュースで登場するクジラの漂着を研究している北海道大学大学院の松石隆准教授は、こう語る。

基本的に、日本の沿岸に1年間で300個体ほどクジラが打ち上がっている。それほど珍しい現象ではない。」

たしかに、こういう事例だけですぐに地震と結びつけることは早計だろう。


キュウリエソについては、地元の人々は水温が高いせいではないかと語っている。
とにかく前例が見当たらないので、こちらも即地震と結びつけることは控えたい。
だが、前述の松石教授は、気になる発言もしている。

「もしかしたら、地盤の変化によって、局地的な地磁気の変化が、クジラの回遊に何らかの影響を与えたと。そういうストーリーは、ストーリーとして描くことはできるのかなと思っています。」

あくまでも、そういう可能性があるということだが。
地震の前の地盤の変化が影響しているということが、あり得るのだろうか。

サメハダホウズキイカ

今日もまた、深海魚に関するニュースがあった。
深海のイカ「サメハダホウズキイカ」が2月24日、富山県の氷見漁港で水揚げされた。
世界の温熱帯に分布するイカだが、富山湾で見つかるのは稀だという。
同日朝、富山湾の定置網で捕れたもの。
水族館の館長は、「対馬暖流に乗って太平洋側から流れ着いたのではないか。私も数匹しか見たことがない」と語る。


地震の前に見つかった深海魚の例は、昨日の記事でいくつか紹介しているので、省略する。
魚類というのは地震の前兆報告として、非常に多い。
いま執筆中の本でも詳細に紹介している。
水中に流れる電流で痛みを感じて、異常な行動を起こすのかもしれない。


クジラの漂着も含めて、たまたまこういうケースが重なっているだけで、地震とは関係ないのかもしれないが、念のため紹介した。
昨日紹介した、松原照子さんが「茨城県あたりが気になる」という件とまったく関係なければ良いのだが。

今日の地震と体感

今日は午後に、茨城県南部と千葉県北西部で、ちょっとした地震があった。
うちでちょっと揺れたのは、千葉の方の地震だろう。

発生時刻 2012年2月25日 15時42分 ごろ
震源地  千葉県北西部
緯度   北緯35.6度
経度   東経140.2度
深さ   80km
規模   マグニチュード 3.2


今日の体感としては、いま(19:00)両耳にステレオで(?)、強いセミ鳴きの耳鳴りが続いている。
昨日の体感もあるし、これからも後続があるのだろうか。


地震は予知できるか (別冊宝島) (別冊宝島 1789 ノンフィクション)

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