まずは、サケガシラのニュースを。
2月15日、島根県隠岐の島町の西郷湾付近に仕掛けられた定置網に、深海魚のサケガシラ1匹が掛かった。
西郷湾でサケガシラの出現は今年6件、計9匹に上る。
例年だと年間1〜2匹上がるかどうかというのに。
- 深海魚サケガシラ、2カ月足らずで9匹(山陰中央新報)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=537323004
じつは2月16日にフィリピン・ミンダナオ島でM6.2の地震があり、今年に入ってからのリュウグウノツカイやサケガシラの出現は、これの前兆だったのかと思ってもみた。
だが、これだけ派手な出現のわりには規模が小さ目で、日本から遠方だ。
…と思っていたところへ、またサケガシラの出現となった。
2月あるいは3月が要注意の件は、いまだに変わらないだろう。
カリフォルニアでイルカの大群
次は海外の話だが、2月17日にカリフォルニア州南部のサンディエゴ沖で、約10万頭のイルカの群が目撃された。
- イルカの巨大群出現 ― 米国カリフォルニア州
http://macroanomaly.blogspot.jp/2013/02/blog-post_6399.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
イルカの群れは普通大きくても200頭程度で、これほど大きな群れが形成された理由はよくわからないと専門家も語っている。
昨年2月末にも数千頭の群れがサンディエゴの北105kmで目撃され、その後3月20日にはメキシコでM7.4の大地震が発生しているだけに、警戒が必要だろう。
拙著『大地震の前兆集〜生き残るための必須知識《動物編》』でも、イルカやクジラの地震前兆例をいろいろ紹介している。
- 作者: 百瀬直也
- 出版社/メーカー: 百福書房
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