今朝2:06頃、伊予灘(いよなだ)でM6.2の地震があった。
発生時刻:2014年3月14日 2時06分ごろ
震源地:伊予灘
緯度:北緯33.7度
経度:東経131.9度
深さ:80km
マグニチュード 6.2
この地震の発生を知って、真っ先に考えたのが、村井俊治・東大名誉教授の南海トラフ地震の予測だ。
だが、想定されている規模はM6程度ではないだろうし、震源も南海トラフ領域ではない。
村井氏は、「今後、日向灘周辺で震度4、5が起きたら、引き金となって南海地震を引き起こす可能性がある」と1月に語っている。
日向灘はもう少し南の九州の沖合だが、村井氏が想定する「日向灘周辺」には、恐らく伊予灘は含まれていないだろう。
なぜなら、そこは南海トラフ地震の予想震源域から外れているからだ。
気象庁はこの地震について「南海トラフ地震とは無関係」と発表した。
本当にそうなのだろうか?
3.11を予知していたとされる地震研究家の進村耕喜氏は、Twitterでこうツイートした。
気象庁「南海トラフと無関係」 近畿から九州の広範囲地震で - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/Qq2AUJc0a7 ★そんなことはない。これで誘発されて日向灘地震が起これば、南海トラフが動く可能性が十分に考えられる。また、これでは3.11前と同じ過ちだ。
— 進村耕喜 (@aomatsu_club) 2014, 3月 14
フィリピン海プレートが活発?
今日の伊予灘地震はフィリピン海プレートスラブ(沈み込むプレート)内で起きた地震だ。
この数日で、同じスラブ内の九州周辺では、下記のような地震も起きている。
松原照子氏は3/12の世見で「フィリピン海プレートが活動的だし」と書いていた。
確かに活動的なようだ。
今日TOCANAで、昨年12月に掲載された私の記事がランキング2位に上がってきた。
南海トラフ地震が3月頃までに起きるという村井氏の予測に注目が集まっているということだろう。
こちらの記事です。
- 的中率75%の地震予測! 東大名誉教授「来年3月までに南海トラフ巨大地震が起きる」
http://tocana.jp/2013/12/post_3329.html
今日はとりあえず、このへんにして、続きを某所で書くかもしれず、そうでなければ探求三昧で続編を書くつもりだ。
当面、南海トラフ領域を含めて西日本、注意していきたい。
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