今ネット上を騒がしている話題として、例の「魔の水曜日」の予言がある。
世見者(予言者)の松原照子さんが1986年に出版した『宇宙からの大予言-迫り来る今世紀最大の恐怖にそなえよ』(現代書林)に書かれたものだ。
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それによると、フォッサマグナの西端の境界線でもある断層帯「糸魚川-静岡構造線」(略称:糸静線)が割れて大地震が起き、日本列島が分断されるという大災害が起きるという。
その発端となる地震が、カレンダーが赤く見えた水曜日に起きるとのことで、「魔の水曜日」と松原さんは呼んだ。
今年になって、水曜日が祝日になるのは、2月11日(建国記念の日)と4月29日(昭和の日)があり、後者が近づいているので、再度話題となっているのだろう。
この30年ほど前の埋もれた予言を掘り返してネット中に広がるキッカケを作ったのは、私がハピズムで執筆した下記の記事だった。
その後、松原さんはある講演会の場で、この糸静線が割れるという大災害は、「われわれの目の黒いうちは起きない」と明言したという。
そのため、ネット上に予言の噂を広めてしまった張本人として、訂正の目的も込めて、TOCANAで記事を書いた。
それが、今年2015/02/05に掲載された下記の記事だ。
上記の記事で、私はこう書いた。
松原氏自身も、昨年3月の東京講演会で「この大災害は、われわれの目の黒いうちは起きない」と語ったとされる。そのため筆者は、「魔の水曜日」に関する予言をネット上に広めた張本人として、かねてから訂正する機会を窺っていた。しかし、それでもなお完全に否定することを戸惑う要素もあるのだ。
これは編集によって若干ニュアンスが変わってしまったところがあるのだが、本来は「『魔の水曜日』に大地震は99%起きませんよ」と言いたかったのだ。
それでも、他の科学者や予言する人々によって糸静線にかかわる予言・予測がある。
その一つとして、昨年11月に起きてしまったのが、長野県北部地震(M6.7)だった。
松原さんの言葉があったので、自分的には糸静線はノーマークになってしまっていた。
松原さんが予言したから絶対起きるとか、松原さんが否定したから絶対起きないということは、ないのだ。
その点を思い知らされた地震だった。
不幸が出なかったのが不幸中の幸いだった。
というわけで、4月29日は「魔の水曜日」とはなりませんということを、ここで再度強調しておきたい。
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