火山活動が活発化している箱根山の状況だが、大涌谷では6mほど隆起が見られるという。
国土地理院宇宙測地課の和田弘人課長は、「隆起の範囲が狭いことから、地下の浅いところで地殻変動が起きている可能性がある」と語る。
また、神奈川県温泉地学研究所の竹中潤研究課長は「隆起している範囲は強い噴気が出ているところなので、地下の圧力が高まった結果ではないか」という。
木村政昭氏のHPでは、5月6日に予測マップが更新された。
これを見ると、まず千島海溝の「2010±5(M8.5)」のところに、先月の羅臼町の海底隆起のことが記された。
関係があるかもしれないということだろう。
また、「2014±5(富士山噴火)」のところには、4月の「箱根火山活発化」が追記された。
そして昨年の阿蘇山・桜島噴火が追記され、日向灘の「2014±5(M8.7)」と関連付けられている。
更に今日5月8日、「箱根火山の噴火の目」のページが投稿された。
ここのマップを見ると、箱根山のところに「噴火の目 2015±5年?」と記されている。
つまり、箱根火山が2020年までに噴火するという予測が新たに出たわけだ。
4日の記事で書いたように、松原照子さんは、「富士山噴火が先か、箱根山が先か」と書いていた。
富士山と箱根火山の噴火を予測する木村氏と、まさにシンクロしているではないか。
松原さんが開催が危ぶまれると懸念する2020年の東京オリンピック。
富士山と箱根山が噴火して、南海トラフ地震も首都直下地震も起きるというのならば、たしかにオリンピックどころの話ではなくなるだろう。
しかも原発もどうなるかわからない。
日本はどうなってしまうのだろうか。
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