今日未明、鹿児島県薩摩地方でM4.1、最大震度4の地震があった。
この地震を機に、この一帯の活断層について考え、さらに再稼働で問題となっている川内原発の危険性について考えてみたい。
発生時刻:2015年10月3日4時9分頃
震源地:鹿児島県薩摩地方
最大震度:震度4
緯度:北緯32.1度
経度:東経130.2度
震源:マグニチュード M4.1
深さ:約10km
ちなみに、この記事を書き始めようとした時に気づいたけれど、リシルさんが9/22のブログで、九州に気をつけてと書いていた。
蛇足だけど、この人、宝塚男優ではありませんよ。(^^)
でも、気持ちの強さでは男性と同等のものをもっているかも。
今日の地震は、珍しいところで揺れたと思われるかもしれないが、この地域では過去にも時々地震が起きていた。
1997年5月13日には、M6.4の内陸直下型地震が起きている。
それが鹿児島県北西部地震で、31人の負傷者が出た被害地震だ。
下記のマップは、産業技術総合研究所(ASIS)による活断層データベースのものだ。
このマップ中央あたりにある傾いた正方形マークは、鹿児島県北西部地震の震源を示す。
その北北西方向にある丸印が、今日のM4.1の地震の震源だ。
川内原発の位置も青丸として書き込んであるが、1997年の地震の震源から10Kmかそこらしか離れていない。
このマップは赤い点々だらけに見えるが、これは過去に発生した地震の震源を示す。
下記のマップは、川内原発の周辺を拡大したもの。
今日の地震は、川内原発から十数キロのところに震源があった。
川内原発は、活断層に囲まれていると言える立地にある。
原発を中心に半径20Kmの円を描けば、北西南の各方向にある活断層が円にかかる。
こんな危険なところによく原発などを、このバカタレどもが!
人命を何だと思ってるんだ!
敷地内に原発があるかないかでOKとかNGとか、そういう問題ではないだろう。
川内原発は、以前に見たように”カルデラ破局噴火”と地震との二重の意味で危険が潜む原発なのだ。
川内原発にもっとも隣接した活断層は、南側にある市来断層帯だ。
ここが割れると、M7.2程度の地震が発生する可能性がある。
原発から10Kmかそこらの距離にあり、原発はどうなってしまうのだろうか。
市来断層帯の長期評価に関するPDFが、下記にある。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/13feb_chi_kyushu/k_16.pdf
下記のニュース記事によると、川内原発再稼働にあたって、この市来断層帯の活断層評価で、意図的に過小評価された疑いがあるという。
初めに再稼働ありきの電力各社。
致命的な原発事故が起きたとしても、政府がフォローしてくれる。
なかったことにしてくれる。
福島の事故を見ていれば、それがわかる。
なんといっても、原発は米国との協定による安保の絡みで導入されたもの。
「原子力の平和利用」などという洗脳計画や、ディズニーの洗脳映画によって、国民は騙されてきた。
国民の命なんてどうなったっていいと考えているとしか思えない。
安保法案については、日本を守ることについて個々に意見が異なることがあるのはわかる。
だが、原発についてはエクスキューズの余地がないように思われる。
「探求」してみれば誰もが同じ結論に行き着くと思う。
それは、日本の原発は「犯罪行為」によってもたらされたものだということだ。
お断りしておくが、今日の地震で活断層がどうのこうのいうのではない。
単に、この地震を契機として、活断層の危険性について触れたまでだ。
だが、その活断層地震は、いつ起きるか誰にもわからない。
いつ起きても良いように、十分な準備をしておくべきなのに、あってはならない原発…。

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【今日の食卓】酢豚。中華街食べ放題でサルちゃんが大好きになって初挑戦。クックDoの素を使い、パインも入れた。初めてとは思えない美味しさで90点。豚を揚げたのがサクサクで酸味もバッチリ。次回は素なしで力量が試される。(^-^) Chinese sweet and sour pork with pineapple. Oishii.