【地震】三重県南東沖でM6.1最大震度4の地震～東南海（南海トラフ）地震の前兆？タチウオ捕獲も

今日は派遣の仕事が休みで、都立小金井公園へお花見に行った。
家を出る直前の11:39に、三重県沖で大きな地震があった。

発生時刻：2016年4月1日11時39分頃
震源地：三重県南東沖
最大震度：震度4
緯度：北緯33.4度
経度：東経136.4度
震源：マグニチュード　M6.1
深さ：約10km

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www.tenki.jp

西は島根県、東は長野県や神奈川県まで、広範囲で揺れたようだ。

タチウオが捕獲されていた

この地震の前兆らしき現象はなかったか？
実は3週間前の3月13日朝に三重県紀宝町で、タチウオ（太刀魚、立ち魚）が水揚げされていた。
熱帯から温帯にかけて分布し、表層から水深400m程度で群れて生活しているという。
この日捕獲されたのは、体長1.9mの通常の10倍あるという超巨大なタチウオだった。

この尋常でない大きさに、漁業関係者もギョギョッとなったとか。
（諸説あり）

YouTubeのニュース動画を貼り付けておく。

野生動物の出没や深海魚など珍しい魚類の捕獲などを、何でもかんでも大地震の前兆とするには無理がある。
だが、過去に同様のケースが見られた生物の場合は、念のため注意するに越したことはないだろう。

この太刀魚は、熊野灘沖に仕掛けられた定置網にかかったものだった。
下記のGoogle Earthのマップに、熊野灘の位置を書き入れておく。
これを見ると、震源に近いことと時期的な条件も考慮すると、関連性がある可能性が高いように思われる。

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南海トラフ 地震との関連性

上記のGoogle Earthのマップを見ると、周囲に地震が起きていないところでポツンと揺れたように見える。
だが、無感地震を含めたHi-netのマップを見ると、そんなことはない。

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ただ、上記のマップを見ると、震源の周囲を丸で囲んだあたり、ドーナツ化現象っぽいものができているような感じもする。

この地震は、いわゆる東南海地震の想定震源域で起きたものだ。
東京大学地震研究所の古村孝志教授は「この付近では12年前の平成16年9月にも大きな地震が起きるなど、これまでも地震活動が比較的活発な地域だ。また、今回の地震の震源は７２年前に発生した昭和の東南海地震の震源域よりはやや南側で、南海トラフで想定される巨大地震と直接関係するかは分からない」と指摘している。

www3.nhk.or.jp

自分的には、今日の震源がもうちょっと西側で南海地震の想定震源域で起きたとすると、もうちょっとギョギョッとなるところだった。
というのも、12年ぐらい前から、地震予測ダウジングをやって出たポイントが、南海地震の想定震源域に入っているからだ。
一度や二度ならば偶然と思うだろうが、何度も繰り返し出ている。
詳細は下記の資料ページでまとめています。

tankyu.hatenablog.com

昨年TOCANAで書いたように、南海地震については、発生する時期的条件がある程度絞り込める。
季節的な要因と、黒潮の大蛇行との関係がキーとなる。

tankyu.hatenablog.com

個人的には、南海トラフ地震のうち、最初に起きるのが南海地震ではないかと、おぼろげながら想定していたりする。
だが、今日のようなところで地震が起きると、また想定が変わってくるかもしれない。

地球深部探査船「ちきゅう」が震源近くに

ところで、地球深部探査船「ちきゅう」が今日の地震の震源近くで「南海トラフ地震発生帯掘削計画」を実施中だという。
下記のJAMSTEC公式サイトの「ちきゅう」が作業中の場所を見ると、まさに震源の間近ではないか。

www.jamstec.go.jp

キャプチャした上記サイトのマップに、震源を書き込んだ。
「ちきゅう」号がいる正確な緯度経度が不明なので大雑把な位置だが、そう大きくは違わないだろう。

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これをもって即「人工地震」などというつもりはないが、「たまたま」にしては近いなーと。
作業期間が3月26日～4月27日となっていて、タチウオが捕獲されたのは作業開始前だが、もしちきゅう号が人工地震（笑）を引き起こしたのだとすれば、タチウオは「たまたま」捕獲されたということになる。
また、もし仮に人工地震を実行して、自分が逃げないというのは、あり得ないだろう。