今年もあと2日だけ。
昨日はアメ横へ行って1日が潰れたが、今日は喉が痛くて物を食べるのも難しい状態。
サンシャイン水族館へ行く予定だったが、正月に回した。
それで正月用のTOCANAの記事を書いていた。
今日は、今年の地震を振り返るということで書いてみることに。
それと、熊本・鳥取の地震が南海地震(南海トラフ地震)の前兆であるという説も見てみることにしたい。
このブログは、2004年に開設以来12年目になるが、今年は9月から『防災三昧』ブログを新設して、地震・噴火など災害関連はすべてそちらで書くつもりだった。
だが、色々あって、SEOの関係もありまして、結局こちらでもそういう関係がメインであることに変わっていない。
今後も、専業になるまでは、この状態が続くことになるでしょう。
今年起きた震度6弱以上の地震は10回も
今年、震度6弱以上の強い地震が何回起きたかを調べてみたら、10回も起きていた。
回数だけで見ると、2011年の9回を上回ったことになる。
これは、予想していなかった結果だ。
2016年4月14日21時26分頃、熊本県熊本地方、M6.5、震度7
2016年4月14日22時7分頃、熊本県熊本地方、M5.7、震度6弱
2016年4月15日0時3分頃、熊本県熊本地方、M6.4、震度6強
2016年4月16日1時25分頃、熊本県熊本地方、M7.3、震度7
2016年4月16日1時45分頃、熊本県熊本地方、M6.0、震度6弱
2016年4月16日3時55分頃、熊本県阿蘇地方、M5.8、震度6強
2016年4月16日9時48分頃、熊本県熊本地方、M5.4、震度6弱
2016年6月16日14時21分頃、内浦湾、M5.3、震度6弱
2016年10月21日14時7分頃、鳥取県中部、M6.6、震度6弱
2016年12月28日21時38分頃、茨城県北部、M6.3、震度6弱
10回虫7回が熊本ではあるが、鳥取県中部でもM6.6の地震があった。
そして直近では12/28の茨城県北部M6.3。
海上だったので震度こそ5弱と低かったが、11月24日の福島県沖(M7.4)の地震も忘れられない。
この時は高さ1.4mの津波も発生した。
これも、東日本大震災以来のものとなった。
熊本地震・鳥取県中部地震は南海トラフ地震の前兆か?
今年は熊本と鳥取の地震がもっとも印象的だったが、両方とも西日本で揺れた地震だった。
南海トラフ地震の前兆として西日本の内陸で大きな地震があるというのが頭にあって、それを思い出したものだった。
下記のMBS(毎日放送)ニュースでは、京大防災研の西村准教授の言葉が紹介されている。
それによると、上記2つの内陸地震は南海地震の前兆だという。
次の南海地震が今後数十年で起きるとすると、内陸の地震活動が増えていく。その一つが今回地震(鳥取地震)だったり、今年4月の熊本地震であったり。
(京都大学防災研 西村卓也准教授、MBSニュース2016/12/29より)
www.mbs.jp
たとえば、1995年の阪神・淡路大震災もその一つだとすれば、発生時期はもっと早まるのではないだろうか。
名古屋大学の田所敬一准教授は、南海トラフを挟む形で深さ3500mの海底に観測機器を設置した。
そして地殻の動きを1cmの精度で監視しているが、従来の東海、東南海、南海地震の3震源域に加えて、その南側の新たなエリアが震源になる可能性を発見したという。
ここの観測点、南海トラフに非常に近い場所、西北西に年間4センチくらい動いてくるのがわかってきた。この紀伊半島沖でプレート境界の近くが歪みをためているというのがわかったのは初めて。
(名古屋大学 田所敬一准教授、MBSニュース2016/12/29より、同上)
2017年・2018年は今年以上に地震に要注意?
松原照子さんはブログで「2017年、18年は地震が気になります」と書いている。
今年以上に気になる年になる?
そうだとしたら、大変だ。
それに南海トラフ地震が加わるとなれば、もっと大変になる。
ジョセフ・ティテル氏の2016年の予言は、今年起きなかったからといって、無効になるわけではない。
たしか、1年半は注意と言っていたように思う。
その中には、日本で起きる大きな地震として「新潟」と「高知」(つまり南海トラフ地震)も含まれる。
貞観、慶長、明応、宝永…。
そして東日本大震災が起きた今も、巨大地震・大噴火の連鎖シリーズに入ったといえるかもしれない。
富士山噴火、首都直下地震とあるが、やはり南海トラフ地震がもっとも間近に迫っているように思えてくる。
特に南海・東南海・東海沿岸に住む方々は、十分注意してください。
年末年始休みに入って少しは暇ができるだろうと思ったら、大間違い。
もっと忙しくなってきた。
今夜もTOCANAの原稿をもう1本書かなければならないので、このへんで失礼します。
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