昨日4月20日午後、小笠原諸島の西之島が噴火した。
西之島の噴火は、2015年11月以来。
この時は、海底火山の噴火により、西之島新島が出現した。
【写真】海上保安庁撮影
リング・オブ・ファイアの火山活動が活発化
以下に、今年に入ったあたりからの火山活動などを示す。
3月24日、伊豆諸島・青ヶ島の南沖にある海底火山「ベヨネース列岩」付近で海面の変色が見られた。
3月25日、鹿児島県の桜島が噴火。
南側の斜面1100mほどまで火砕流が達した。
3月30日、ロシア・カムチャツカ半島中部のクリュチェフスカヤ山で爆発的噴火。
小笠原諸島やフィリピン海プレート上の今後の活動?
木村政昭氏は、小笠原諸島の巨大地震を「2012±5(M8.5)」と予測している。
つまり、今年2017年までにM8.5の巨大地震が発生すると。
以上を下記のGoogle Earthのマップにまとめる。
西之島の活動
野上健治・東京工業大教授は、いったん休止していた火山活動が再開したようだと捉えている。
そして、2年前に出現した西之島新島の面積が拡大するかもしれないと。
フィリピン海プレートおよびそのプレートが大陸プレートの下に沈み込んでいるあたりまで、今後も要注意かもしれない。