今日は、立命館大・環太平洋文明研究センターの高橋学教授の長野県北部で大地震の予測について考察する。
高橋氏といえば、「5月13日に九州北部でM7クラスの大地震が起きる」という予測で日本中が大騒ぎとなった。
これは、他の色々な予言などとちょうど時期的に重なったためだ。
高梁市の予測の詳細は、下記の記事を読んでください。
予測されている地域はというと、上記の記事にあるように、長野北部(信濃大町―新潟県糸魚川市)ということだ。
要するに、いま何かと話題の「糸魚川静岡構造線(糸静線)」上で大地震が起こるというのだ。
5月13日の地震予測は?
今回の新たな予測を見る前に、「5月13日(前後)に大地震」の予測はどうなったのだろうか?
じつは、この時には、5/13に大地震はないだろうということが、事前にわかっていた。
詳細は下記の記事で書いた通り。
これを書いた5/12の段階で、下記の通り、大地震が発生する条件の「3」が整っていなかったからだ。
1. それまで地震がほとんどなかったところで、M2~4の地震が連続して発生。→3/13~21にM2~M3が4回発生
2. 約60日前後の静穏期。→3/21から今日まで60日弱経過。
3. M2~M4程度の地震発生。→まだ起きていない!
4. 半日~3日後に巨大・大地震が発生。→なので5/13に大地震は起きない
というわけで、はずれというか、起きなくて良かった。
糸魚川静岡構造線
今回の高橋氏の地震予知に戻る。
糸静線といえば、色々な意味で恐ろしい。
この大断層線が大きく割れたら、内陸直下で大地震となるからだ。
2014年11月22日の長野県神城断層地震(M6.7)の時には、そのごく一部が動いたにとどまったので、犠牲者も出ず不幸中の幸いだった。
ちなみに冒頭のGoogleEarthマップで、黄色い丸印は、1900年以降に発生したM7.0以上の大地震の震源だ。
つまり、問題の地域は、100年以上の間、まったく大地震が起きていない空白地帯だ。
もともと日本で起こる大地震の大半は、太平洋プレートあるいはフィリピン海プレートが沈み込むあたりで起きているので、甲信越あたりで大地震があまり起きないのも頷ける。
ジョセフ・ティテル氏の予言
だからといって、安心はできない。
予言的になるが、ジョセフ・ティテル氏の2016年初頭の予言では、「ナイガラ」つまり「新潟」で大地震が起きると明言していた。
まだ有効期限は、今年いっぱいくらいはあるかもしれない。
高橋氏の予測期間
高橋氏の予測では、6/2を最後に長野県北部の有感地震がピタッととまっているので、その60日前後にM2.5~M4クラスの地震が起きたら要注意ということだ。
その半日から3日後に、M5以上の大地震が起きるという法則になっている。
なので、条件3である8月上旬頃にM2.5~M4クラスが長野県北部で起きなければ、セーフということになる。
念のため、2週間後以降に静観することにしたい。
※神秘三昧でも記事を書いています。
http://www.shinpi3.com/entry/2017/07/15/matsubara
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