日本時間の今朝、2018年2月17日8時39分、現地時間2月16日17時39分、メキシコ中部オアハカ州でM7.2(M7.1~M7.5の報道も)が発生した。
震源は、アカプルコの東方約200kmほどの内陸だった。
まさに警戒していた新月+部分日食の日に起きた地震だった。
また台湾でも花蓮から遠い意外な震源でM4.2の地震が発生したので、それも併せて紹介する。
メキシコ中部の内陸M7.2
メキシコの地震については、下記の防災三昧ブログの記事で第一方を投稿している。
このブログでは、世界のどこかでM7クラス以上の地震が発生した際に自動投稿する仕組みを構築している。
今日の震源は、北側の北米プレートと南のココスプレートとの境界付近だった。
2/14には、今日の震源から40~50kmほど北西でM4.3の地震が起きていた。
これが前震といえるならば、先日の台湾・花蓮地震と同様のパターンとなる。
2017年9月19日に発生したメキシコ中部地震の震源は、今日の震源から150km前後北方だった。
ちなみに、1900年以降に発生したM7.0以上の震源をマッピングしたGoogle Earthの地図を載せておく。
これを見ると、今日の本震や余震が隠れてしまいそうなくらいに、北側の北米プレートと南のココスプレートとの境界付近では大地震が多いことがわかる。
ちなみのちなみに、この程度のことでビックリする人は、同じ縮尺で4プレートが集合している日本のマップを見ると、同様にビックリするかも。
スーパー・ブルー・ブラッドムーンと新月
2/14に掲載された私が執筆したTOCANAの記事や、探求三昧ブログとこのブログで、再三にわたって、2/16の新月+部分日食に注意を促していた。
そして、1/31のスーパー・ブルー・ブラッドムーンの前後には、2/6の台湾・花蓮地震(M6.4)が発生した。
また、2/16の新月+部分日食の同日に、前述のようにメキシコでM7クラスの地震が発生した。
やはり、このような天文現象と地震の発生には、関係があると思わせる地震だった。
日食では潮汐力が強まる
正直言って、今回の新月はスーパームーンを伴わない(つまり月の地心距離がそう近くない)ものだったので、地震に対してどの程度の影響力があるか未知数だった部分がある。
だが、正に新月当日にドンピシャのタイミングで、M7クラスの地震が起きてしまった。
日食や月食は、潮汐力に影響を及ぼすといわれ、たとえ「スーパームーン」でなくても、通常の新月・満月よりも地震を引き起こす「トリガー」の力は増すのかもしれない。
今度は台湾南東沖で地震
さきほど、過去118年間ぐらいのM7超の地震のマッピングを示したけれど、そういう意味では台湾を見ると、ビックリ以上に気絶するかも。
これだけ大地震が密集していると、いろんな意味で大変ですね。
その台湾で、今日つい先ほど2018年2月17日17:06に、台湾南部の台東市沖でM4.2の地震が発生した。
2/6にM6.4の地震があった花蓮市からは、かなり離れている。
その花蓮地震の余震は、収まっているようだ。
過去1週間には、M3以上の地震がまったく発生していない。
新月+部分日食トリガー期間はまだ続く
2/16の新月+部分日食が「トリガー」となり得る期間だが、1週間は注意した方が良いと思われる。
日本付近でも大きな地震が起きないか、様子見としたい。
【参考】
地震と潮汐力
- 出版社/メーカー: HIH
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
国家検定品 ヘルメット アメリカンタイプ SS-100型AJZ(発泡スチロール入) ホワイト FS-100AJ
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
アイリスオーヤマ 防災グッズ ウォータータンク 10リットル WAT-10L
- 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
【愛弥美】きょうは幼稚園の発表会。あやちゃんは劇でウサギ役で、セリフは「おなかがすいた」の一言。ちょっと緊張気味でした。#愛弥美