今日2018年2月19日3時31分、豊後水道を震源とする最大震度4の地震が発生した。
国内震度4超、世界M7超の地震が発生すると、防災三昧ブログの方で自動的に記事を投稿するようにしていて、それで地震発生を知った。
実は今、酷い頭痛でダウン寸前だが、この記事は重要なので、これを書いてからダウンしようと思う。^^;
防災三昧の記事では、ミシェルさんと宮城県の美弥さんから直前に届いた体感の報告も紹介している。
この記事はその続きなので、まずそちらを読んでください。↓
フィリピン海プレートとアムールプレート
豊後水道(ぶんごすいどう)は、九州の大分県と四国の愛媛県に挟まれた水道だ。
防災三昧で書いたように、広島のラドン濃度が大きく上昇した後で下降中だったので気にはなっていたが。
この地震は、フィリピン海プレートがアムールプレートに沈み込んでいる付近が震源となった。
また、沖縄プレートとアムールプレートの境界にも近い。
この辺のことは、小難しい説明を加えるよりも、図で示した方がパッと見でわかりやすいかもしれない。
英語の資料だが、私が名称を翻訳した。↓
上記マップの青線(沈み込み帯)の矢印が向いている方に沈み込んでいるということを意味している。
その、フィリピン海プレートが沈み込んでいるあたりが震源となった。
アムールプレートと沖縄プレートの境界は、「発散型境界」となっていて、押し合っているの逆で、遠ざかっているようだ。
沖縄プレートとフィリピン海プレートに注意
2/6に台湾・花蓮地震が起きた時の記事で、「今後、日本では特に、フィリピン海プレートが沈み込んでいる沖縄県、西日本、関東南部の太平洋側でも、大きな地震に気をつけましょう」と書いた。
まさにその、「気をつけましょう」のところで今朝の地震が起きた。
また、2/14にTOCANAに掲載された私が執筆した記事でも、こう書いていた。
プレート理論に則して考えるならば、今回の「花蓮地震」は沖縄プレート(旧理論ではユーラシアプレート)とフィリピン海プレートの境界付近が震源だ。従って、現在この両プレートの動きが活発化していると考えられるため、境界付近にある沖縄県や西日本の太平洋側、そして関東南部でも大きな地震が続く可能性を考慮しなければならない。
(3ページ目)
TOCANAの記事では、「2月16日まで」とタイトルにされてしまったが、実際はこの日から最低1週間ぐらいは要注意と書いていたのだ。
なので、少なくとも今週末あたりまでは(状況によってはもっと先まで)、特に西日本の他の地域でも注意が必要だろう。
過去117年間の付近の大地震
この記事の冒頭に示したマップは、GoogleEarthにUSGS提供のデータを取り込んだもの
1900年以降に九州南部で発生したM7.0以上の地震の震源をマッピングしたものだ。
説明のために、下記に再度表示しておく。
今日の震源から南へ30~40kmほどのところで、1968年にM7.5の大きな地震が起きていた。
これを考えると、今日の地震が実は「前震」だったという可能性を完全に排除しない方が良いかもしれない。
安芸灘・伊予灘・豊後水道では、フィリピン海プレートが沈み込んで、プレート内部がずれることによってプレート内地震が起きているのだ。
また、その南の日向灘でもM7クラスの大地震が何度も起きている。
木村政昭・琉球大学名誉教授は、日向灘で起きる大地震を「2014±5(M7.5)」と予測している。
台湾・花蓮地震が起きた後だけに、ここも注意するに越したことはないだろう。
もっと言えば、南海トラフ巨大地震!
日向灘の連動とか、沖縄トラフとの連動の可能性を唱える学者もいるのだ。
そういう意味では、上記マップで、1941年11月19日に起きた日向灘地震(M7.2、USGSではM7.9)に注目したい。
なぜかというと…。
↓
1941年11月19日:日向灘(M7.2)
1943年9月10日:鳥取地震(M7.2)
1944年12月7日:昭和東南海地震(M7.9)
1945年1月13日:三河地震(M6.8)
1946年12月21日:昭和南海地震(M8.0)
…と、「西日本大地震シリーズ」のスタートとなった地震だったからだ。
今後はたとえ小規模であっても日向灘の地震にも注意したい理由がわかるだろう。
LoveMeDoさん
TOCANAで人気の占い師、LoveMeDoさん(通称ラブちゃん)は、2/1の記事で、こう語っていた。
部分日食の前日となる15日から、その後20日までは、毎日何かが起きてもおかしくないくらいです。
(2ページ目)
「この人、もってるな」と思う。
霊感が強いのでしょうね。
基本は占いという、私とは異なるアプローチだが、これから期待できそうだ。
(私は要らなくなるかもしれない?)
頭痛でダウン
今日は、「頭痛ーる」アプリを見ると、昼頃から「警戒」期間に入っていた。
案の定、昼頃から頭痛が始まり、薬を飲んでも効かない。
また、ひどい耳鳴りを伴う頭痛だ。
いつも感心するのだけど、このアプリ、本当に正確だ。
ただ、私の場合、警戒期間が過ぎても頭痛が収まらないことが多い。
たとえ頭痛ーるで警戒期間に入っても、常に頭痛があるわけではない。
また、地震体感だけでは、そんなに酷くなることは頻繁にはない。
気圧要因と地震要因が重なった時に、今日のように酷い頭痛になるのではないか。
いままでの経験では、そう見当付けている。
明日頭痛が抜けるかどうかわからないが、様子見としたい。
…と書いているうちに、頭痛薬が効いてきたのか、少し軽くなった。
でも早く寝ることにしよう。
今日は、タブレットとWi-Maxのモバイルルーターのバッテリーの減りも異様に速かった。
茨城県で地震が頻発しているが、内陸の近場(小平市から見て)でも揺れるのか、または沖合のもっと大きめか?
今週は関東も注意が必要かもしれない。

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