【地震】胆振地方中東部でM5.2最大震度5弱の地震～リシルさんが予測・大気重力波・イルカの前兆も

今朝10/5 8:58、胆振地方中東部を震源とするM5.2、最大震度5弱の地震が発生したが、前兆・予測としては、リシルさんが直前に予言、3日前に登別でイルカの座礁、衛星画像で「大気重力波」と呼ばれる特殊な雲が見られたなどがあった。
今後の地震の可能性も含めて、紹介する。

【目次】

胆振地方中東部M5.2

この地震の詳細は、下記の「防災三昧」ブログで書いている。
www.bosai3.com

北海道胆振東部地震（M6.7、最大震度7）の本震が発生してから、明日6日で1ヶ月になる。
その間、余震（有感地震）が250回以上発生しているが、震度5弱以上の余震は初めてだった。

ちなみに、胆振地方中東部で震度5弱の地震は、2年前の2017年07月01日 23時45分にM5.1の地震が起きていた。

このことから何を学べるかというと…言うまでもない。
強めの地震が起きた時には、忘れかけた頃にも、もっと大規模な地震が待ち受けているかもしれないということだ。
震源的には、9/6の地震と非常に近い位置だった。

リシルさんが予測

リシルさんは、今朝2018-10-05 08:19の「北方面から」と題したブログ記事で、たった1行、こう書いていた。

震度4～5御注意下さいね‼
ameblo.jp

投稿時間から40分ほど経ってから、前述のM5.2の地震が発生した。
「北方面」ということで、かつ震度5弱は想定内だっただろう。

そう思って、リシルさんに聞くと、その通りだとの答えだった。
ガチ当たりだった。

10/2登別でイルカのストランディング

下記の10/3の記事で書いたが、10月2日11時06分に、北海道登別市幌別町2丁目幌別川の河口で、イルカのストランディング（座礁）が発見された。
www.tankyu3.com

【写真】ストランディングネットワーク北海道サイトより

発見場所は、今朝の震源から100kmほど離れた地点だった。
タイムラグからしても、前兆現象として、あり得るだろう。

大気重力波

今朝の地震で、衛星画像で何か兆しがなかったかと調べてみた。
気象衛星ひまわり8号の画像を見ると、2日前10/3 10時に、震源となった地点の周辺に「大気重力波」らしき雲が出ていた。

その後も、下記の画像のように、15時頃まで続いていた。

上記の画像を見ると、東北北部の青森県周辺でも出ているが、対応する地震はまだ起きていない。

胆振東部地震の前兆雲

では、9/6の胆振東部地震（M6.7、最大震度7）の前には、同様の雲が見られただろうか。
前日9/5 9:00の画像を見ると、同様の大気重力波が見られた。

これは、その後17時頃までと、長時間にわたり現れていた。

このように、大きな地震の前には、衛星画像をチェックすると、このような雲が見られることが多い。

札幌でハロなどアーク現象

今日、北海道上空で、ハロ（日暈）など様々な虹色現象が出現した。
あまり見る機会がない「パリーアーク」も目撃されている。

【写真】ハロ、幻日環、幻日、タンジェントアーク、パリーアーク
（ウェザーニュース10/5より）

これだけ多くが一度に見られるのも、珍しいだろう。
アークのたぐいは気象現象で、低気圧との関係で現れるとか、雨などの前兆だと言われるが、経験則からすると、地震の前に現れることもあるようだ。

もともと地震も気圧と密接に関わる現象だが、そのへんはまだ現代の科学ではクリアに説明できていない。

上記の写真は、北海道帯広市で今日13:51に撮影されたもの。
また、札幌でもハロを見たという人がいた。

今後も揺れるか

大型の強い台風25号は、九州北部に接近中で、その後は北海道を直撃しそうだ。
その頃は10/9の新月もあり、その長後の地震も懸念される。

その他の短期的前兆については、「短期的地震前兆・予測データ」のページを見てください。
www.tankyu3.com

【参考】
ひまわり8号リアルタイムWeb（NICT）

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