【予言】2019年の粥占第2弾～西日本で台風・水害・大地震・疫病に要注意か？諏訪湖の御神渡りは？

f:id:nmomose:20190203213205j:plain

2月に入り、西日本の神社で新たに粥占の結果が出たが、それを見ると、西日本で台風・水害・大地震・疫病に要注意ということを示唆する結果が出ているので紹介する。
また、長野県・諏訪湖が凍結して一筋の亀裂が入る現象「御神渡り」の状況についても解説する。

【目次】

2019年の粥占の傾向

今回の結果

大学稲荷神社「粥占い」

大学稲荷神社の警告を考える

2017年の大学稲荷神社の結果

兵庫県・折杉神社

粥占全般について

御神渡りの結果

過去の御神渡りの結果

固定的な捉え方はダメ

体感とちび子の運動量

2019年の粥占の傾向

今年2019年の粥占の第1弾としては、下記の1/24の記事でTOCANAの記事とともに紹介した。
そもそも「粥占」って？という人も、下記の記事とそこで紹介しているTOCANAの記事を読んでみてください。

上記で書いたように、特に最重要神社の諏訪大社の筒粥神事で「三部五厘」つまり「三行半」（みくだりはん）を突きつけられてしまったので、最も注意が必要な1年となる。
特に、全国的に特に水害や大地震に気をつけるべきだろう。

今回の結果

今日の記事では、2月に入ってから行われた2つの神社の粥占の結果を紹介する。
特に、過去に「実績」がある福岡県の大学稲荷神社で災害を示唆する内容が出ているので、厳粛に受け止める必要がある。

大学稲荷神社「粥占い」

まずは、2/2に福岡県久留米市御井町の大学稲荷神社の初午祭の「粥占い」として行われたものを。
結果として、１年間全体の運勢は、おおむね良好を意味する「七分」だった。
米と麦は、平年並みの「中」となった。

問題の災害関連だが、「大風（台風）」「地震・陥没」「流行病」は、要注意の「見ゆ」だった。
つまり、兆しが「見ゆ」（見られる）ということだ。

権禰宜（ごんねぎ）は総評として、「今年は天皇陛下が代替わりされ、いろいろな意味で変化の激しい年になるのではないか」と語った。

大学稲荷神社の警告を考える

このように、福岡・大学稲荷神社の結果では、「大風（台風）」「地震・陥没」「流行病」の兆しがあると出てしまった。
つまり、台風などの水害、大地震、流行病に注意が必要な年になりそうだ。

もっとも、これは福岡県の久留米市あるいは筑紫地区（福岡県南部）あたりの地域で起きる災害などの警告なのか、またはもっと広い範囲で起きることなのだろうか。

2017年の大学稲荷神社の結果

それを考えるために、過去の大学稲荷神社の粥占の結果を見てみることにする。
このときは、福岡県筑後地区（久留米市・大牟田市・柳川市・朝倉市など）を表す部分には「凶」を表す黒カビが少量見られ、「大風（台風）」、「地震、陥没」などの災害に注意が必要という解釈された。

その結果として、その年はどういうことが起きたか？
最も当てはまることとしては、「平成29年7月九州北部豪雨」があった。

7月5日～6日に、福岡県・大分県を中心に集中豪雨に襲われ、40人の犠牲者が出た。
そのうち、筑後地区の朝倉市で34人と、最多の犠牲者だった。
この朝倉市は、まさに粥占で「大風」などの警告が出ていた「福岡県筑後地区」だったのだ。

まさに、ピンポイントで台風と水害に関する警告を出してくれていたことになる。

兵庫県・折杉神社

次に、兵庫県丹波市市島町・折杉（おりすぎ）神社で2/3に行われた「節分祭」の結果に移る。

ここでは、夏から秋にかけて雨や曇りが多いという結果になった。
参加者からは、「豪雨が心配やな」との声も出たという。

こちらの方では、兵庫県または近畿地方での水害に気をつけるべきだろうか。
夏から秋にかけてといえば、やはり台風による被害が懸念されるところだ。

この神社は、初めて取り上げたので、過去の実績のほどはわからない。
あまりニュースなどで話題にならないようで、過去の記事も見つからなかった。

粥占全般について

粥占の結果は、決して軽く見てはいけない。
疎かにしてはいけないということ。
人間が行う「占い」のたぐいとは異なるのだ。
特にその神社がある土地では、極めて厳粛に受け止めて1年を過ごさなければならない。

「当たる・当たらない」の世界とはまったく異なる次元での、神々による掲示・警世に他ならないのだ。

現時点までの各地の粥占の結果では、やはり諏訪大社の「三行半」（みくだりはん）が最もショッキングだろう。
これまで三部五厘（三行半）となった年は、2011年（東日本大震災）、2018年（大阪府北部地震、北海道胆振東部地震）と、悲惨な大災害が起きていた。

今年は、「大震災」と名がつく大災害が起きなければ良いと思っているが、新年早々入ってくる情報はそれを否定するようなものばかりだ。

九州では他にも「強力」な神社があるので、3月中旬頃までにそれらが出揃って、これ以上ネガティブな結果にならないようにと望むばかりだ。

御神渡りの結果

次に、これは粥占ではないが、諏訪大社関連の重要な行事として見逃せないものがある。
それは、諏訪湖で毎年湖の湖面が凍結し、そこに一筋の不思議な亀裂が入る「御神渡り」（おみわたり）という現象だ。

f:id:nmomose:20190203224955j:plain

この御神渡りが発生すると、近くの八剣神社の宮司が氷の割れ目の状態を見て、その年の天候や農作物の作柄、世の吉凶などを占う。
出来ない年は論外で、「明けの海」と呼ばれ、凶年とされる。

今朝2/3の湖面の様子を見て、八剣神社の宮司や氏子たちは今月下旬に、今シーズンは御神渡りが出現しない「明けの海」だと諏訪大社に報告するという。

過去の御神渡りの結果

実際には御神渡りができないことの方が多く、平成元年以降は22回ほどで「明けの海」となった。
以下に、過去40年間ほどの御神渡りと明けの海の記録をまとめる。

・1979年　有り
・1980年　有り×→御柱祭で犠牲
・1981年　有り
・1982年　有り
・1983年　有り×→日本海中部地震・大津波（M7.7）、犠牲者104人。
・1984年　有り×→長野県西部地震（M6.8）、犠牲者・行方不明者29人。
・1985年　有り
・1986年　有り×→御柱祭で犠牲
・1987年　無し
・1988年　無し
・1989年　無し
・1990年　無し
・1991年　有り
・1992年　無し→御柱祭で犠牲
・1993年　無し→北海道南西沖地震（M7.8）、犠牲者・行方不明者230人。
・1994年　無し
・1995年　無し→阪神・淡路大震災
・1996年　無し
・1997年　無し
・1998年　有り
・1999年　無し
・2000年　無し
・2001年　無し
・2002年　無し
・2003年　有り
・2004年　有り×→新潟県中越地震（M6.8）、犠牲者68人。御柱祭で犠牲者無し
・2005年　無し
・2006年　有り
・2007年　無し→新潟県中越沖地震（M6.8）、犠牲者15人。
・2008年　有り
・2009年　無し
・2010年　無し→御柱祭で2人犠牲
・2011年　無し→東日本大震災（M9.0）
・2012年　有り
・2013年　有り
・2014年　無し→長野県神城断層地震、御嶽山噴火。
・2015年　無し
・2016年　無し→熊本地震（M7.3）、犠牲者258人。御柱祭で犠牲者。
・2017年　無し→九州北部豪雨
・2018年　有り×→大阪府北部地震（M6.1）犠牲者5人、北海道胆振東部地震（M6.7）犠牲者41人。
・2019年　無し？