日食・月食の前後には大地震が起きやすいことが自分の研究からわかってきたが、今年3回訪れる日食の一つが明日発生するため、過去に日食の前後に起きた大地震の例を紹介する。
また、久しぶりにダウジング地震予測を行ったので、その結果も発表したい。
皆既日食
2019年最大級の天体ショーが、7月2日(日本時間では3日)に南米アルゼンチンからチリにかけて見られる。
それは、皆既日食だ。
日本では見られないが、日本時間で 午前1:55に上記の国々で観測できる。
日本時間の朝5時30分から5時45分ごろに見られ、継続時間は2分ほどだという。
皆既日食とは、地球から見て月が完全に太陽を覆い隠す現象のこと。
英語ではtotal eclipseという。
この時、地上が真っ暗になるが、何も知らない古代の人々が、太陽が完全に隠れる光景を見て、「天変地異の前触れか!」と思うのも無理もない。
日本神話の「天岩戸隠れ」は古代の人々が皆既日食を目撃して作り出したものといわれる。
その時の皆既日食は、248年9月5日のものという説が強い。
ところで、私は「皆既日食って、見たことあったかな?」
あまり覚えがない。
それで、自分が生まれた時以降の皆既食を調べてみたら、どうも東京あたりで観測できた例はないらしい。
皆既日食前後は大きな地震に注意
明日7月3日1:55(JST)に南米で見られる皆既日食だが、前述のように日食の前後には、通常の満月・新月やスーパームーンの時以上に巨大地震や大地震が起きていたようだということがわかってきた。
あくまでも現時点での研究によるもので、更にデータを調査していくと、別の結果となるかもしれないが。
以下に、過去100年弱(1923年以降)に日食の前後1週間位に世界で発生したM6.5以上(一部例外あり)の地震の例を挙げる。
凡例:【日】日食、【月】月食、【S】スーパームーン、【+1】1日後、
【月】1923/08/26 満月・部分月食
【+6/-9】1923/09/01:関東地震(M7.9)、犠牲者・行方不明者10万5,385人
【+7】1923/09/02:千葉県南東沖 - M7.3
【-1】1923/09/09:バングラデシュ - M6.8
【日】1923/09/10 皆既日食
-
【日】1933/02/24 新月・金環日食
【+7】1933/03/03:昭和三陸地震(M8.1)、犠牲者・行方不明者3,064人。
-
【-5】1963/07/16:ジョージア - M6.4
【-1】1960/07/20:マッコーリー島 - M6.3
【日】1963/07/21:皆既日食
【+5】1963/07/26日:旧ユーゴスラビア南部スコピエ - M6、犠牲者1,100人。
-
【S】1994/11/03 新月・皆既日食
【+2】1994/11/05:マッコーリー島 - M6.5
-
【日/S】2000/07/31 部分日食
【+6】2000/08/06:小笠原諸島 - M7.4
-
【-7】2001/06/14:アラスカ - M6.5
【日】2001/06/21:皆既日食、アフリカ南部、マダガスカル。
【+2】2001/06/23:ペルー沖 - Mw8.4、犠牲者138人。
【+5】2001/06/26:ペルー北沖 - M6.7
-
【日】2001/12/14:金環日食、ニカラグア、コスタリカ。
【+4】2001/12/18:与那国島近海 - M7.3、20cmの津波。
-
【-5】2003/05/26:宮城県沖 - M7.1、最大震度6弱。
【日】2003/05/31:金環日食、グリーンランド、アイスランド、フェロー諸島など。
-
【日】2007/03/19:部分日食、アジア、アラスカ西部。
【+6】2007/03/25:能登半島地震 - M6.9、最大震度6強。
-
【-3】2010/01/12:ハイチ地震 - Mw7.0、犠牲者22万人以上。
【日】2010/01/15:金環日食、アフリカ中部、モルディブ、インド南部、スリランカ、ミャンマー。
-
【日】2010/07/11:皆既日食、ポリネシア、チリ南部、アルゼンチン南部。
【+3】2010/07/14:チリ - M6.6
【+7】2010/07/18:フォックス諸島 - M6.7
【+7】2010/07/18:パプアアニューギニア - M6.9
【+7】2010/07/18:パプアアニューギニア - M7.3
-
【-6】2012/11/07:グアテマラ(Mw7.4)、犠牲者・行方不明者130人。
【-2】2012/11/11:ミャンマー - M6.8
【-2】2012/11/11:グアテマラ - M6.5
【日/S】2012/11/13 新月・皆既日食
【+3】2012/11/16:千島列島 - M6.5
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【-4】2013/10/31:チリ・コキンボ - M6.6
【日】2013/11/03 新月・金環皆既日食
-
【-5】2014/07/07:メキシコ - M6.9
【日/S】2014/07/12 新月・皆既日食
【0】2014/07/12 福島県沖(M7.0)、最大震度4。
-
【日】2015/09/13 新月・部分日食
【0】2015/09/3:メキシコ、Topolobampo南西、M6.7
【+3】2015/09/16:チリ中部(イヤペル地震)、Mw8.3。
-
【日】2016/09/01 新月・金環日食
【0】2018/09/01:ニュージーランド北部、M7.0
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【-4】2017/08/18:アセンション諸島北部 M6.6
【日】2017/08/22日 新月・皆既日食
-
【+6/-9】2018/02/06:台湾・2018年花蓮地震、M6.4。
【日】2018/02/15 部分日食
【0】2018/02/16:メキシコ、San Pedro Jicayan、M7.2
【+6】2018/02/25:パプアニューギニア地震 - Mw 7.5、犠牲者160人。
-
【-3】2019/01/03:熊本県熊本地方、M5.1、最大震度6弱
【-1】2019/01/05:ブラジル、M6.8
【日】2019/01/06 部分日食(日本、北太平洋等)
【0】2019/01/06:インドネシア、M6.6
上記で、全19セットあるうちで、9セットは皆既日食であることが注目される。
皆既日食はすべての日食中で33%ほどの頻度だが、実際はその47%ほどのセットでM6.5超の地震が起きていた。
ということは、金環食や部分食よりも皆既日食の前後の方が大地震が起きやすいのかもしれない。
特に注目すべきは、1923年の関東地震(関東大震災)が、部分月食(満月)の6日後かつ皆既日食(新月)の9日前に発生していたことだ。
つまり、月食と日食に挟まれた中日あたりに起きていた。
このような機会はごく稀にしか訪れないが、もし日食・月食の前後に大地震が起きやすいという傾向があるならば、顕著な例となるだろう。
明日の皆既日食から1週間ほどは、日本でも大きな地震に気を付けた方が良いだろう。
今年後半の月関連イベント
今後の今年後半に見られる、日食・月食・スーパームーンのたぐいを以下にまとめる。
【日】2019/07/03 皆既日食(南太平洋、南米等)
【月】2019/07/17 部分月食:中四国地方西部より西
【S】2019/08/01 新月
【S】2019/08/30 新月
【S】2019/09/29 新月
【日】2019/12/26 金環日食(インド、インド洋、インドネシア等)
中でも、7月は17日に部分月食があり、今月一杯は厳重に注意が必要だ。
8月になっても今度は1日にスーパームーンがあり、その間あたりも何かあるかも。
ダウジング地震予測
今日の1本目の記事でまとめたように、7月は大地震に注意が必要であるため、久々にペンデュラムを持った。
そして日本地図上を開いて、ダウジング地震予測を実施した。
結果は、以下の通り。
【ダウジング地震予測】2019/07/02 14:45
近く日本で大きな地震が起きるところは?
兵庫県神戸市西区伊川谷町長坂あたり
【ダウジング地震予測】2019/07/02 14:45 近く大きな地震が起きるところは?→兵庫県神戸市西区伊川谷町長坂あたり。山陽新幹線と第二神明道路が交差する長坂インター付近。#ダウジング #ダウジング地震予測 #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
このように、意外な地点がヒットした。
ここは、ご承知の通り、1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震(M7.3)の震源の近くだ。
この地震は、六甲・淡路島断層帯が動いた結果とされている。
政府・地震調査研究推進本部の「兵庫県の地震活動の特徴」のページを見ると、六甲・淡路島断層帯の「主部 (六甲山地南縁−淡路島東岸区間)」の今後30年以内のM7.9程度の地震の発生確率は、「ほぼ0%~1%」となっている。
非情に低い確率だが、揺れる可能性が全くないとは言えないという、歯切れの悪い言い方しかできない所だ。
どうも、自信がなくなってきた。
あるいは、ごくたまにあるのは、そんな小規模を教えてくれなくても良いのにという小規模な地震が起きることだ。
過去の私のダウジング地震予測の結果は、下記ページにまとめている。
私の怪しいダウジング予測は別として、今月は大きな地震には気を付けて過ごしてください。
今日の地震前兆
ちび子の運動量は、以下の通りだが、現在は環境の都合であまり期待はできない。
【ハムスター】7/2朝、カウンター値:138。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター
私の体感では、6/30に頭痛体感があって、6/26頃から5日ほど連続で、30日は夫婦シンクロ体感だった。
通常では、6/29~7/4頃に関東近辺で複数回の地震が起きることになる。
【体感】連日のように頭痛で、今日も午後から軽く始まったが、頭痛ーるでは朝から警戒→やや注意でそろそろ抜けそう。耳鳴りもかなり強い。#体感 #頭痛 #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
この間に関東で既に起きた地震は、以下のように少ない。
2019年06月30日10時13分:茨城県沖:M4.5、最大震度2
2019年07月01日11時23分:千葉県東方沖、M3.6、最大震度1
耳鳴りは、強めに続いている。
外ではセミが鳴き始めて、耳鳴りなんだかセミなんだかわかりづらい。
両耳を塞いでやっとわかるみたいな。
現在のラドン濃度は以下の通りで、かなり上昇している。
これは雨が降っていたせいもあるかもしれず、まだ購入して1カ月ほどなので、正確な判断が難しい。
イオノグラムは、今日15時時点で国分寺が低層からかなりの厚みで高くなっていた。
これから揺れる分かもしれない。
その後、現時点(7/2 22:45)では、今度は稚内のデータが顕著に出ていて、こちらも前兆かもしれない。
以上を総合すると、関東や北海道で、今後に強めに揺れるかもしれない。
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