ヒプノセラピストマリアさんのお弟子さんが「くる!そなえよ!」と受け取り、またマリアさんも秋頃に南海トラフが来るかもしれないと感じているそう。
他に、地震雲かもしれない写真の情報や、8/1のスーパームーンの影響下に入ったと思われることや、関東で強めに揺れそうな要因が揃っていることも解説する。
- ヒプノセラピストマリアさんのお弟子さんに降りてきたこと
- 黒潮大蛇行は?
- 地震雲?
- 『世界でいちばん素敵な 雲の教室』
- 池谷元伺名誉教授の実験
- メダカの地震予知:奈津子さんより
- 『前兆証言1519!』
- 『動物は警告する!―地震予知読本』
- 池谷元伺名誉教授の本の「ヤマトメダカ」
- 8/1スーパームーン
- 今日の地震前兆
ヒプノセラピストマリアさんのお弟子さんに降りてきたこと
まず、昨日ヒプノセラピストマリアさんからSNS経由で送られてきたメッセージより。
一部、昨日のブログ記事「朝からだるくて メッセージがきました 1414」に書かれていることだが、関西のお弟子さんに以下のようなメッセージを受け取ったという。
先に警告
くる!そなえよ!関西の子がうけとりました
また、千葉もやはり危険だとのこと。
以上、シンプルすぎるだろうが、公表が許されている部分が限られているので。
東京湾、房総半島、やはり長期的に要注意なようだ。
マリアさんからのメッセージは続く。
すこし前に
秋ごろズレやすくなる
ときてますが、が、南海トラフかもしれません。
九州も心配でしたから
どちらかわかりませんでしたが。
今回、関西と感じたので全て関連してると思います
緊迫していたのは事実です。
黒潮大蛇行は?
そういえば黒潮大蛇行の最新予測はどうだろうかと見ると、依然として長く続くようだが、ニュアンス的に微妙な点もあり、今後の予測を注目したい。
少なくとも9月12日頃までは終息の気配が見えないという。
つまり、それまでは南海トラフ巨大地震は起きないだろうというのが、これまでの私の研究からの推測だ。
私の研究はすべてそうだが、これは「絶対」ではなく、あくまでもそういう傾向があるという程度に理解していただきたい。
マリアさんが言う、秋頃に南海トラフ巨大地震が来る可能性は微妙だが、現時点ではむしろ他のところで大きな地震に気を付けた方が良いかもしれない。
地震雲?
次に、読者の方から初めてもらったメールと写真を紹介する。
茨城県のMさんとする。
7月26日(金) 17:56受信
いつもブログ拝見しています。
今朝ちょっと気になる雲を見たので連絡した次第です。
地震雲は昔から興味はあったのですがまぁその程度何ですがなんかすみません。
撮影場所は茨城県かすみがうら市と土浦市の境目あたりです。
撮影した時にスマホのコンパスで方角を確認したところほぼ真北から真南でした。
この情報が少しでも役に立てたら幸いです。
まず、写真の撮影場所だが、かすみがうら市と土浦市の境界あたりということで、下記のマップ上の緑色の楕円形内あたりだろう。
そこから、おそらく北方向に向けて撮った写真と思われる。
まず、この雲が「地震雲」かどうかだが、私は日ごろから雲の前兆については慎重に考えていて、なんとも言えないというのが正直なところだ。
一般論でいって、「地震雲」ではないかと言われる雲の大半またはそれ以上は、通常の気象雲として気象学的に説明ができるものだろうと考える。
だが、そのような地震の前兆である可能性がある雲が、まったくないかというと、そんなことはないと思う。
ただ、肯定するにも否定するにも、気象学や雲に関する十分な知識が必要であることは、言うまでもない。
『世界でいちばん素敵な 雲の教室』
ちょうど自分も、この問題について語るにタイムリーというか、ある本をAmazonで購入したばかりだった。
Amazonで買った『世界でいちばん素敵な 雲の教室』(荒木健太郎、三才ブックス、1500円+税)。ほぼ全ページが雲や空のカラー写真となっている。Q&A形式で、「地震雲ってあるの?」には、地震の前兆として証明される可能性は限りなく不可能に近いそう。ほんトカナ?続きは後でブログで。#地震雲 #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
- 作者: 荒木健太郎
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2018/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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筆者はこの本で、下記のように書いている。
地震雲なるものは、まず定義が曖昧です。地震雲の説明として地下深くの状態の変化に伴って大気中に電磁波が放出されて雲ができると言われているようですが、このプロセスはよくわかっていません。
(『世界でいちばん素敵な 雲の教室』、荒木健太郎、三才ブックスより)
その後に、仮にそのような地下の電磁波のようなものが雲に何らかの影響を与えていたとしても、世間で地震雲と呼ばれているものは気象学で説明できるため、その影響をわたしたちが目で見て雲の形などから判断するのは不可能だという。
この解説は、一理ある部分もあるだろう。
それくらい、多くの人々が十分な知識なしに、単に珍しい雲だからといって騒いでいるケースが多いように思う。
その点では、私も以前はそのケースに含まれていたかもしれない。
この著者は恐らく、過去に地方気象台で勤務していて、「これ、地震雲ですか?」というような問い合わせがウンザリするほど来ていたのだろう。
それで「地震雲」という言葉を見るのもイヤになったかどうかまでは、わからない。
だが、荒木氏は次に書くようなことを、どこまで御存知なのだろうか。
池谷元伺名誉教授の実験
地震雲のような概念は、古代ローマの時代から存在した。
プリニウスの『博物誌』では、地震の前に薄い筋雲が広範囲にたなびいて、独特な霧が発生するとある。
池谷元伺・大阪大学名誉教授は、『地震の前、なぜ動物は騒ぐのか』(日本放送出版協会)で、こう書いている。
多くの地震雲は、断層地帯に電荷が現れて電磁波が発生するなら、物理的に存在してもよい。
【中略】
プロである気象学者の研究を望みたい。
だが、恐らく「気象学者」では誰も、そのようなことを真剣に研究しようという人はいないのではないだろうか。
池谷氏は、地震雲と呼ばれるものは、地震発光と同じ大気電磁現象であると仮説を提案し、「地震雲」を人工的に作り出す実験を行った。
地震雲は、電場効果による発光の代わりに、電離が起こって水滴形成をした特殊なケースとして、透明な樹脂の板で箱を作り、内面の上面にエチルアルコールを浸したスポンジを付け、下面はドライアイスで冷却した。
そして箱の中に断層を模した電極を入れて、パンでグラフにつないで高電圧をかけた。
すると、電極から粒子が噴き出るように雲の飛跡が生じ、細長い棒状の雲が電場集中箇所で発生して、放射状の雲もできた。
これによって、地震雲が実験室上で再現できたとしている。
このように文章で書いただけで理解できる人は少ないだろうが、実際の「地震雲」も、このような原理で自然発生するのではないかと池谷名誉教授は考えたようだ。
Mさんが撮られた写真に戻るが、私は 浅学にして、この写真が地震雲かどうかを肯定か否定をするだけの知識と経験を持ち合わせない。
だが、いかにもこれが地震雲だというような典型的な例ではなさそうだ。
もし仮に、これが地震雲としても、どちらの方角が地震の震源となるのかは、なかなか判断が難しいだろう。
少なくとも、現時点では対応する地震は起きていないように思われる。
メダカの地震予知:奈津子さんより
昨日7/26の記事でメダカの情報を送ってもらった、宮崎に縁がある奈津子さん(仮名)からのメールを紹介する。
7/26 10:15
おはようございます。
メダカの整列について、お役に立てたようでよかったです。母から「動物は警告する!(弘原海清)」を借りて読んでみました。
P139「1週間前から、…」の体験は、当時我が家にいた鯰も確かにずっと砂利に隠れていた記憶があります。
体験談同様、地震の直後に亡くなりましたが、体調不良で砂利に隠れていたのだと思っていました。
確実に地震と関係があるとは言い切れません。
しかしこれを読んでいなければただ体調不良で隠れていたという記憶で終わってしまうところでした。
興味をもたれた方がメダカやハムスターなど身近な動物を観察し、少しでも防災に役立てることできれば良いですね。近いうち必ず大きく揺れる、我々はそれを避けることができないから後悔しないように日々防災意識を高めるのだと母に言われました。
母方の家系は不思議な体験談が多いので、私のパターンとはまた別に何か感じ取っているのかもしれません。
奈津子さんも、お母さんも、科学的探究心が旺盛だという点で感心する。
『動物は警告する!―地震予知読本』は、日本の地震前兆の研究の歴史に名を残す業績がある地球科学者である弘原海清(わだつみ きよし)氏にによって執筆された。
大阪市立大学名誉教授で、古くから地震前兆現象の研究をされている人々には、よく知られた方だ。
というのも、大阪市立大学理学部長時代の1995年1月17日に兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)が発生した際に、大阪市立大学阪神大震災学術調査団の団長として、宏観異常現象の収集に取り組んだ方だからだ。
『前兆証言1519!』
そして、その調査の集大成として刊行されたのが、大著『前兆証言1519!』だった。
この本は、私が以前から「バイブル」の1冊として紹介しているが、それは千件以上の生の報告を加工なしでそのまま載せているという点からだ。
そのような性質の本であるため、書かれていることをそのまま鵜呑みにするのは感心できない情報もある。
というのも、人間というのは、大地震などの大災害の後で、「前兆らしき現象を見ませんでしたか?」などと聞かれると、「そういえば…」と、客観的に見れば不確かなことでも報告しやすいからだ。
弘原海名誉教授は、東日本大震災の直前の2011年1月に惜しくも亡くなられた。
『前兆証言1519!』は、当初刊行された大型本の他に、小さな単行本もあり、なぜか単行本はAmazonで18000円以上の価格が付いている。
それに対して大型本は、まだ千円ちょっとから10冊以上ある。
私は大型本しか持っていないが、日本人的には「邪魔だから」という理由があるのかもしれない。
前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分
- 作者: 弘原海清
- 出版社/メーカー: 東京出版
- 発売日: 1995/09
- メディア: 大型本
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『動物は警告する!―地震予知読本』
前置きが長くなったが、奈津子さんのお母さんが愛読されているという『動物は警告する!―地震予知読本』は、『前兆証言1519!』の報告をもとに、主に人間の身近にいるイヌ・ネコ・ハムスター・金魚などのペットなどの動物が地震の前に示す宏観異常現象をまとめた本だ。
- 作者: 弘原海清
- 出版社/メーカー: 隅田川文庫
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
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全3章のうち、1章は「ほ乳類」、2章は「鳥類」、そして3章が「魚類」の構成となっている。
魚類の章では、ナマズ、金魚、イカの前兆証言を紹介している。
他に、力武常次・東京大学名誉教授による「リュウグウノツカイ 末広博士の研究」という一文が収録されている。
また弘原海名誉教授は、「お魚博士」の異名を持っていた末広博士の研究にリスペクトされていたようで、巻末には末広博士による「地震と魚の異常生態一覧」の表が12ページにわたって載っていて、一般書ではあるが非常に貴重な本となっている。
この表では、「深海魚」の分類の項では、過去の日本の5つの大地震の際の7件の前兆データを載せている。
末広博士にしても弘原海氏にしても、このようなデータを扱っているということは、リュウグウノツカイをはじめとする深海魚の出現と大地震の関連性が、科学的な研究に値すると判断してのことだろう。
ここでまた、例の深海魚の前兆現象を「迷信」と決めつけた東海大などによる研究に言及するが、日本でこのように真剣に研究されていた科学者がいるということをリスペクトしていただき、深海魚の前兆現象を否定されるならば、もっと説得力ある形でやっていただきたいと切に願う次第だ。
何度も書くが、本当は有るのに「無い」とする場合は特に、多くの人命がかかわっているだけに、慎重には慎重を期して、絶対的な根拠がある場合にだけ行っていただきたいものだ。
池谷元伺名誉教授の本の「ヤマトメダカ」
ちなみに、昨日の記事で紹介した、メダカなどの魚類が地震の前に「整列」するという現象について。
前述の池谷元伺名誉教授の著書『地震の前、なぜ動物は騒ぐのか』では、メダカを使用した整列の実験も行っている。
池谷名誉教授は、ヤマトメダカの水槽に直流電場をかける実験を行ったところ、電場に垂直に整列した。
電圧を上げすぎると、白い腹を見せて浮き、仮死状態になった。
他の品種として、ヒメダカも使用したが、ヤマトメダカと同じ電場強度で整列するが、並び方が機敏ではないという。
キンギョ(品種は不明)も、ヤマトメダカと同じ電場強度で整列した。
ところで、「ヤマトメダカ」?
私が調べたところでは、そんな品種は見つからない。
「クロメダカ」などと呼ばれる、黒い野生のメダカの別名だろうか?
ヤマトメダカを、「黒い野生のメダカ」と書いているので、そのようだ。
Wikipediaのメダカの項では「野生型のメダカを通称クロメダカ、野メダカ、昔メダカともいう。しかし観賞用メダカの中に野生型より黒く改良された品種があり混乱の原因になっている。さらに野生のメダカにはメダカあるいはニホンメダカという名前が付いており…」とある。
どんな動物でも一般的に言えることだが、長年にわたり家畜化・ペット化された動物よりも、野生の動物の方が地震前兆に対する感度が高いようだ。
だが、ペット類に比べると、野生の動物を身近に見る機会は少なくなる。
私は以前に、30cmの水槽とポンプを人からいただいた。
本によると、8匹ぐらいは飼えそうだ。
野生のメダカなど、売っていないかもしれないが、なるべく野生に近い品種を買うことにしたい。
8/1スーパームーン
8月1日はスーパームーンで、そろそろその影響下に入るころだ。
zakzakの最新記事で、生物や地震は「月の引力」で左右されている!?というのがあった。
月経の周期が月の満ち欠けの周期である29.5日に近いのは謎だとする。
また、月の引力による変化が引き金になって、大地震が影響を受けるという研究を紹介している。
それによると、過去20年間のM8.2を超える巨大地震12例のうち、9例が大潮の時だったという。
そこには、3.11も含まれる。
だが、これだけの件数では統計学的に意味があるとは言えないと結論している。
たとえば、単なる満月・新月だけではなく、私が研究しているように、スーパームーン、日食、月食といった条件で絞り込むと、なにかしらの相関性が見えてくるかもしれない。
以下に、今月以降に起きた皆既日食・部分月食と、その前後に起きた大地震をまとめておく。
地震については、世界で起きたM6.5以上の地震を載せてある。
【日】2019/07/03:皆既日食(南太平洋、南米等)
【+2】2019/07/05:カリフォルニア州南部、M6.4
【+3】2019/07/06:カリフォルニア州南部、M7.0
【+5】2019/07/08:インドネシア、M6.9
【-3】2019/07/14:オーストラリア、M6.6
【-3】2019/07/14:インドネシア、ハルマヘラ島南部、M7.3
【月】2019/07/17:部分月食:中四国地方西部より西
【S】2019/08/01:新月
こうしてみると、私が事前に予想していたように、皆既日食と部分月食の間に多くの大地震が起きていたようだ。
特に被害が出たカリフォルニアのM6.4、M7.0の地震は影響が大きかった。
日本では、被害が出るような大地震がなくて良かったが、まだ油断はできない。
今日の地震前兆
ちび子の運動量は、まだ多めだった。
【ハムスター】7/27朝、カウンター値:488。まだ多め。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター
また、体感では強い耳鳴りが続いている。
【体感】7/27昨日から強い耳鳴りが続いていて、関東まだ揺れないのかと。こういう時は強めが来ることが多い。昨日のちび子の3892回も発震待ち。Wi-Fiも遅い。#体感 #耳鳴り #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
ラドン濃度は、急に下がったと思ったらまた上昇して、判断が難しい。
昨日のハムスター運動量と耳鳴りからして、関東は強めに揺れるかもしれない。