5/11に書いた「謎の老女」の項の件。某人のブログで、某スポーツ紙（だと思う）の記事がそのまま画像で貼り付けられていた。
それによると、概要はこういうことらしい。
ある若い女性が、脱線した列車に乗っていて、突然に老女に上を引っ張られ、電車から降りなさいと言われて、無理やり下ろされてしまった。
そして言われたのが、携帯の電源を切れということ。
その女性は、自分の命の恩人であるその老女の所在を探しているそうだ。
だが、その老女は結局、電車の中でケータイを使っているのを注意しただけではないかと誰もが思うだろう。
まあ、週刊誌やスポーツ新聞の記事なんて、こんなもんだよな。
もっとも、この記事の場合は、初めっから不思議現象として捉えていたわけではなかったようだが。
『週刊新潮』の記事は、これとはちょっと違ったトーンで書かれているようだが、この手の話というのは、人から人へ伝えられるうちに、だんだん尾ひれがついていくもの。
ネット上で噂を拾ってみると、その老女というのは、じつはその女性のご先祖さまだったのではないかとか、も〜まともに読んでいられないことばっかり。
これもひとつのブログブームの功罪か。
これからのブログは、量よりも質を問われるようにならないといけないのではないか。
ちょっと話が飛躍してしまったけれど。
