探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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愛知万博で地球の未来を考える(9)


グローバル・コモン4−ヨーロッパ北部

いよいよ最後のグローバル・コモンだ。
グローバル・コモン3から、グローバル・ループをくぐったところにある。
長久手会場の南の端にあり、北欧21カ国の15パビリオンが集まっている。
外はもう真っ暗。

チェコ館 満足度:C

この国は自分で行ったことがあるだけに、素通りはできない。
館内に入ると、ここは奇妙なオブジェの展示が中心となっているようだ。
変な楽器もいろいろある。
ピアノの鍵盤を叩くと池の水面が揺れるとか。題して「水のピアノ」。
音にちなんだ展示が多いのは、チェコが「音楽の国」だからだそうだ。
だが、何を訴えたいのか不明な展示ばかりだ。
館内の若い女性たちは、美人だが、愛想がなさそう。
話してみると違うかもしれないが。
チェコを旅した経験からいうと、一般的にプラハあたりでは親切な人が多い。

アイルランド館 満足度:B

自分としては、ケルト文化の名残でも感じられればいいと思って入ってみた。
中央の空間は「精神世界」と題して、ケルト十字の遺物などが展示されている。
期待にそぐわず、なかなかいい雰囲気だ。

ベルギー館 満足度:A

ベルギー館なんて、なんで入ったんだろう?
だが、入って正解だった。
館内に入ってまず驚かされるのが、「動く立体の巨大な絵画」とでも言ったら良いか。
巨大なスクリーンに、立体的に見える巨大な絵が映し出されている。
これだけでも楽しいが、メインの呼び物は「絵のオペラ」だ。
館内の壁いっぱいに使ったスクリーンに、複数の絵画を連続して描き、光の演出によって幻想的な雰囲気をかもし出している。
ブリューゲルルーベンスマグリットといった画家たちを生み出した国だけあって、ヴビジュアルな要素を全面的に押し出して、楽しめるパビリオンだ。
ただし、音響的にはイマイチだったのが残念。
ショップで、息子のために犬のぬいぐるみを買う。
万博最後のパビリオンは、満足させてくれるところだった。

シャトルバスで帰路に

長久手会場の南の端にあるグローバル・コモン4から、北の端にある東ゲートを出て、シャトルバス乗り場へ、延々と25分ぐらい歩いた。
会場では、まだまだ人が多かった。
閉場時刻の22:00直前になって、帰宅ラッシュに紛れ込まない内に会場を出るのが賢明な策だろう。
特にリニモ乗り場は悲惨な状況になるのが目に見えているので。
時間は20:30頃で、名古屋駅行きシャトルバスは待たずに乗れた。
それだけ本数が多いということだろう。
バスの中で寝ているうちに、名古屋駅前に着いてしまった。
もちろん、定刻通りの35分間ぐらいだろう。
そこから歩いてホテルに戻る。
【まだ続く】


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