今日は横浜中華街で、ヒヌカン☆クラブのミニオフ会があった。
そこで、中国の海の女神・媽祖が祀られた媽祖廟(横濱媽祖廟)にお参りした。
開廟された直後の3/21に一人でお参りして以来だ。
媽祖廟のサイトを見ると、3月23日が媽祖の誕生日とあるので、前回はその2日前だったことになる。
媽祖廟についての詳細は、前回の記事を参照してください。↓
参拝の仕方
自動券売機で500円の線香を購入すると「平安符」と書いたカード(護符)をもらえ、それがあれば本殿に入ることができる。
9本の線香は、販売所の前で係りの人に線香を渡すと火をつけてくれる。
そして、下の地の神、本殿前の天の神、そして拝殿前の媽祖さまのところに3本ずつ供えることになっている。
線香を供えるときには、三回礼をして祈るが、ここではまだ願い事などは祈らず、本殿の中で祈る。
本殿には神像が三体あり、向かって右側にあるのが、台湾から勧請された媽祖像だそうだ。
お祈りの仕方は、祭壇の前にひざまずいて三回礼をして、合掌して祈る。
11:30になり、ジャワ島地震の犠牲者の慰霊と、日本で大きな災害が発生しないようにとのお祈りをした。
祭壇の裏に廻って、お祈りする。
やはり何か強い気のようなものを感じる。
おみくじの引き方
前回に続いて、再度おみくじを引く。係りの中国人の女性が親切にやり方を教えてくれる。
まず、2つの三日月形の聖(赤い木片)を渡され、祭壇の前にひざまずき、YESかNOかで答えられる質問を念じる。
そして2つの聖を同時に床に落とし、表と裏が出るまでおみくじは引けない。表と表、裏と裏は不可で、表と裏が出ればおみくじを引く許可が神さまから降りたことになるそうだ。
私は一発で裏表が出た。
次に、木の箱の中に入った筮竹みたいなものを両手でよくかき回し、利き手の反対の手(左手)で1本を引く。
私は31番だった。
次に、再度2つの聖を持って「31番で良いでしょうか?」と念じて、また落とす。
さきほどと同様に裏と表が出れば、出たその番号で良いということだ。
私はこれも一発で裏表が出た。
そして、その番号に対応したおみくじを、やっともらえる。
何を知りたいのかと聞かれ、答えると、ていねいに説明してくれる。
今回は、本を出版したいのだが、実現するかどうかと伺った。
「原稿はできていますか?」と聞かれる。
おみくじの結果としては、いまはとても運気が上がっていて、いまが良いチャンスなので、努力すればそれなりの成果は出るだろうとのことだった。
おみくじの料金は200円。
これだけ手間がかかっている割りには、安いだろう。
少なくとも9本の線香代に比べたら(もっとも、これは本殿の入場料という考えもあるだろうが)。
この媽祖廟の建設には数億円かかったというのだから、ある程度の負担は仕方ないかもしれない。
おみくじも、これだけ入念にやると、正確な解答が出る確率が高くなるのではないか。少なくとも、日本の神社仏閣のおみくじのような一回性のものに比べると。
この日、個人的には媽祖廟ちょっと悪いものを拾ってしまったかもしれない。なにかお祈りの仕方に問題あったのか…。
※媽祖廟へ行ったことがある方へ:この記事で何か間違ったことを書いていたら、ご指摘お願いします。
◎媽祖に関する本
媽祖についての詳細を知ることができる、日本でほとんど唯一の本。
その内容は学術的で、いいかげんなことは書かれていない。
- 作者: 朱天順
- 出版社/メーカー: 平河出版社
- 発売日: 1996/08
- メディア: 単行本
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