探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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緊急地震速報を受信する装置/ソフト


今日は体調不良で、昼食も抜きましたが、なんとか回復して明日は仕事へ行けそうです。


10月1日から始まった緊急地震速報
それを受信する専用の装置が既に売られています。
TVなどで放送されるけれど、TVをつけていないときには受信できませんね。
専用受信機ならば、常時受信状態にあるため、深夜に地震があっても警報を発してくれます。
ナマジーとは違うけれど、こういうものも必要だと思います。
ちょっとネットで調べてみると、いくつかのの製品が見つかりました。
その中で、一般家庭も対象としたものをいくつか紹介します。

デジタルなまず

ひとつが、3SOFT JAPANという会社が開発した、デジタルなまずという製品。
気象庁から配信される「緊急地震速報」を、家庭や事務所に設置したデジタルなまずが受信して、予想震度と予想到着秒数を、地震の大きな揺れが来る前に音声と文字で知らせてくれるというもの。
ユーザーが警報レベルを設定できて、震度1〜4、5弱、5強、6弱、6強、7より選択できるそうです。
緊急地震速報はインターネット経由で送られてきます。
価格はかなり高くて、99,750円(税込)もします。
ちょっと一般家庭向けとしては敷居が高いですね。
しかも、毎月のサービス料が必要となるとのこと。
販売店によっては、本体価格はちょっとは安くなるようですが。

EQガード

次は、サンシャインという会社のEQガードという製品。
インターネット経由で、“弱震”“中震”“強震”の3段階で受信レベルを知らせるそうです。
価格は、この会社のサイトでは書かれていないけれど、他のサイトによると7万8000円とか。

イッツコム

次が、イッツコム(ITSCOM)というケーブルTVやプロバイダをやっている会社によるサービス。
ただし、こちらは同社のケーブルテレビジョンサービス、インターネットサービス、電話サービスのいずれかを利用していないと利用できません。
こちらは放送波を使って送信されるため、回線が混雑していて受信が遅れることはないそうです。
初期費用として23,000円支払えば、あとは月額の料金は不要です。
上記のサービスを受けているという条件付きですが、そういう人々にとっては、安く済みますね。
他にもいくつかのCATVの会社が同様のサービスを始めたようですが、やはりその会社のCATVサービス利用者に限られるという絶対条件があるのでしょう。

利用価値があるか?

このようなシステムが実際に有効活用できるようになるとすれば、少しは意味があると思うんです。
たとえ数十秒前に速報を受信したとしても、たとえば炊事中だったりストーブをつけていたりしたら、火を消す余裕ぐらいはできるかもしれないし、子供や自分たちが机の下など安全な場所に避難することもできるでしょう。
国は地震予知ができないから気休めでこういうのを作るんだという声もありますが、こういうものでも、あると無いでは、大きな違いがあると思います。


でも、イッツコムのシステム以外は、一般家庭では高くてちょっと手が出ないというところですね。
それだけのお金を出して、緊急時にちゃんと情報を受信できるのかという不安もあるし。
それに比べると、ナマジーはやはり価格設定を低くしているという点でも好感がもてます。


緊急地震速報受信機のような装置は、もっと安くできるのではないかと思うんですね。
たとえば普通のPCに常駐ソフトウエアを入れて、常時受信できる状態にしておくとか。
緊急情報を受信したら、スピーカーから緊急事態を告げる音声などを出せばいいわけです。
そのためには常時PCの電源を入れておく必要があるけれど、ホームサーバーみたいなのだったら大丈夫ですね。


みなさんの中で、こういう装置をすでに導入しているところがあったら、使い勝手などを教えてください。
まあ、もっとも、まだ実際に緊急通報を受信したという経験はないでしょうが。


ところで、YouTubeに投稿したナマジーの紹介映像、英語だとわかりにくいですか?
そうであれば、日本語版を制作することを検討します。


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