探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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E-MuのProteus X


年末休みに入って、この1〜2ヶ月間で買い揃えた多重録音機材を、やっと使える暇ができた(設置したり操作を覚えたり)。
昨日は、先日ヤフオクでゲットしたE-Muのサウンドカード0404と、それとセットになったProteus Xをインストールした。
E-Muといえば、サンプラー(PCM録音された様々な音源を鍵盤で演奏する楽器)で一世を風靡したメーカーだが、1993年にPCのサウンドカードで有名なCriative Technology社に買収され、傘下の企業となっていた。
そのため、このようなサウンドカードとソフトウエアサンプリング音源システムのバンドル製品のようなものが実現するようになった。


Proteus Xというのはすごい製品で、これ1台でE-Muの往年の名機何台分かの価値がある。
Proteus 1/2/3やProeus2000のプリセット音源すべてを含む、2000種類ものサンプラー音源が収められていて、これだけでも数万(数十万?)。
その数万円の価値のものが2万円弱の価格で買えてしまうのだから、買わない手は無い。
しかも、0404というサウンドカード単体で買うのに較べると、差額は3000円程度だ。
このブログの資料ページで詳細に紹介しておいたので、そちらを見てください。↓


いまはProteus Xのヴァージョン2(Proteus X2)↓が出ているが、Windows2000に非対応になってしまったので、あえて中古を買った。

クリエイティブメディア PCIバス用サウンドカード Creative Professional Proteus X CPEPROXSE

クリエイティブメディア PCIバス用サウンドカード Creative Professional Proteus X CPEPROXSE


ただし、Web上で調べてみると、Proteus Xというのは、使いこなすのは容易ではない「じゃじゃ馬」であるらしい(プロ仕様の性能で初心者には操作が難解というのと、PCが重くなりトラブルが多いということで)。
昨日はこのサウンドカードとソフトウエアのインストールと、音を出すのに1日かかってしまった。
バンドルされたCubasis VST 4(シーケンサー/多重録音ソフト)OEM版上で、外部のMIDIキーボード(KORGのデジタルシンセ)からProteus Xの音を出すまでに、格闘してしまった。
Cubasis上で、Proteus XをVSTインストゥルメンツとして設定すればよかったのだが、それがなかなかわからず、一生懸命ASIOの設定を探していたのだ。
(「VSTって?、ASIOって?」という人には、この製品はあまりお奨めできない)
あと、PC上のメモリは最低1GBは欲しいところ。
というか、トラブル回避のためにも。
私もこれを使うために、DELLSC430を1.5GBに増設した。


Proteus Xを買うことに決めたのは、じつはE-MuのPlanet Earthという音源モジュールがほしかったためだ。
世界中のさまざまな民族楽器のサンプリング音源を1台のモジュールに収めたというもの。
自分がやろうとしている音楽のために、どうしても必要なものだ。
ヤフオクでは、これの中古がだいたい5〜6万で流通している。
ところが、これがProteus Xに追加できるサウンドライブラリー『PlanetEarth X』として、ハードの10分の1の値段(5,300円)で買えることがわかったのだ。


プリセット音が約500種類ぐらい入っているらしい。
どういう音色があるかは、下記メーカーページからマニュアルPDFをダウンロードで見ることができる。
http://jp.creative.com/products/product.asp?category=237&subcategory=421&product=11330
各音色の名前から、ある程度推測できる。
これだけいろんな入手困難な世界中の民族楽器を買い集めることを考えたら、数百万円の価値がある?
今月はいろんな機材を買って小遣いが尽きてしまったので、来年早々買うことにしたい。


Creative 専用ライブラリー Planet Earth X EMU-EXPEX

Creative 専用ライブラリー Planet Earth X EMU-EXPEX


下記のヴィンテージシンセの紹介サイトで、英語だがPlanetEarth(ハードの方)のページがあって、デモ曲も聴ける。
下記ページ左のメニューから「E-mu」⇒「Planet Earth」と選んで、出てきたページの右上の「Demos & Downloads」のところをクリックする。↓
http://www.vintagesynth.com/index2.html


…というようなことを長々と書いてもマニアックな内容になってしまうので、このへんで。
昨日は、ヤフオクで落札して届いたばかりのZOOMのドラムマシン(RT-234)でも遊んでいた。
やっぱり予想通りの良い音で、6年前の製品でも十分使い物になる。
さて、今日はTASCAMMTR(ハードディスク多重録音機)DP-01と「格闘」することになるか?


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