探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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聖なる夜に


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聖なる夜なのに
TVのニュースでは
解雇されて戸惑う人々が急増しているという報道。


ブラジルから出稼ぎに来た男性は
自動車会社を解雇された。
今は橋の下に住んで
廃品を集めて売って、月に5万かそこらを稼ぐ。
妻子は、ブラジルのあばら家に住んでいる。
そのなけなしの金を、祖国に住む妻に仕送りしている。


明日はわが身かもしれない。
まだ職があるというだけで、幸せと思わなければ。
世界の経済状況は、怖ろしく悪化している。


そのように困っている人を見るたびに、心が痛む。
「神さまに祈ればいいのに…」
だが、そう言われて神に祈る人は
現代の日本には、そう多くはない。


神を信じる人々は世界にたくさんいるが
他の人が信じる神を尊重する
広い心をもつ人は
それほど多いとは言えない。


宗教の違いによる戦いがない世界。
名前は異なっても
信仰は異なっても
創造主は一つ
人々がそう思える世界を待ち望む。


「マテリアリスティックな生き方をする人ばかりでは、
いずれこの星は滅びる」
10代の頃に、そう思っていた。
その想いは、いまも基本的に変わっていない。


「まだ間に合うかもしれない」
その想いで活動を続けてきて、もうすぐ40年になる。
その想いは、まだ変わっていない。
本当に、間に合ってほしい。
そういう強い想いをもって、この星に生れ落ちてきた。


その生き方に共感を覚えてくれる人は
本当に少ない。
悲しくなるくらいに。
そして、
また孤独な夜を迎える。


だが、それでも
続けなければならない。
それが、自分の本務だから。


たとえ人間には理解してもらえなくても
見えない存在たちには
理解してもらえる。
それだけが心の支えだ。


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