今日、田無の書店で、学研の『大人の科学』を何気に手にとってみた。
「針金蓄音機」というものが付録についている号だ。
別にほしいと思ったわけではないが、どういうものかと見てみた。
その広告で、「テルミンPremium」というのを見つけた。
昨年発売された「Vol.17テルミン」の付録についていたテルミンminiの完成版らしい。
写真を一目見て「オッ」と思った。
アンテナが2系統ついていて、音量もコントロールできるらしい。
テルミンminiのキットでは、コストダウンのためにこの機能が省略されていたのだ。
※写真は学研の製品とはまったく関係ない。Moog社製か。
テルミン(Theremin)とは何か知らない方は、まずこちらのWikipediaのページでも見てください。
テルミン(Wikipedia)
テルミンと聞いてレッドツェッペリンを思い出す人は、私とあまり年が違わない人かも。^^
テルミンmixniについては、昨年3月の下記の記事で紹介していた。
キットを完成したその日に「試し弾き」した映像も紹介している。
でも下手で恥ずかしいので、あんまり見ないでください。^^;
YouTubeですでに多くの映像が
このテルミンPremium、昨年12月に発売されていたようだ。
テルミンが好きなのに、情報が遅かった。
YouTubeで探すと、日本だけではなく、海外でも買って弾いている人がけっこういるではないか。
録音やライブで使用しているミュージシャンもいる。
まず、外国のどこかの知らないおじさんがデモをやっている映像を。
もちろん英語だけど、テルミンPremiumがどういう製品か知るには最適の映像でしょう。
次に、これはどうしても見逃せないというお奨めの映像を。
三毛子さんというテルミニストの演奏。
テルミンPremiumが届いたので、とりあえず白鳥を弾いてみたと書かれている。
初めて触って(あ、触らないのか…)これだけ弾きこなすというのは、スゴすぎすぎる。
YouTubeの紹介文を見ると、病気による障害のため、ピアノからテルミン奏者に転向したとある。
思わずチャンネル登録をしてしまった。
本物のテルミン(?)を使った演奏としては、ドビュッシーの『月の光』なども公開している。
こちらはもっと素晴らしい演奏だ。
下記の動画が終わった後で下にサムネイルが出てくるので、「月の光」を探してみてください。
YouTubeに飛んで「三毛子」でも検索できます。
テルミンminiは、私がYouTubeで紹介して、けっこう反響があった。
テルミンPremiumは、もっと話題を呼んでいることだろう。
手軽に買える値段のテルミンとしては、マトリョミンがある。
ロシアのこけしみたいな民芸品マトリョーシカにテルミンを内臓してしまったという、超ユニークな楽器だ。
だが、これもテルミンminiと同様、音量コントロール機能を省いたものだった。
つまり、片方の手で音程をコントロールし、もう一方の手で音量をコントロールするというテルミン本来の奏法ができない。
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テルミンPremiumは、下記の学研のショップで販売している。
http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/goodsdisp.asp?code=1575028400
価格は、9,975円。
これ、欲しいかもしれない。
というか、絶対「買い」だろう。
Amazonでも販売されていて、定価の7%引きぐらいになっている。
送料無料だし、こちらで購入した方が得だろう。

- 出版社/メーカー: 学研
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いつか買いたいものだ。
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