探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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新春の諏訪聖地巡礼


今は中央道高速バスの車中。
1年ぶりの諏訪聖地巡礼だ。
いつもより遅く、8:20新宿発のバスに乗った。
諏訪大社へ神札をいただきに行く。
ここ数年は、大晦日か元日に諏訪を訪れることが多かった。


昨夜は強い頭痛がしていた。
風呂に入って収まった。
2時過ぎにペンデュラムで伺うと、予想通り諏訪へ行くようにと。
急きょネットで高速バスの指定を取った。
私の聖地巡礼はいつもこんな調子だ。

諏訪へ

帰りのバスは17:00頃に下諏訪発のを取った。
けっこう急ぎ旅になるが、四宮ぜんぶ廻れるだろう。
バスから眺める八ヶ岳が雪を被って綺麗だ。
天気は快晴で日差しが強く、暖かそうに見えるが、外に出てみないとわからない。


最近は、古代イスラエルと諏訪のことを探求する余裕がなかった。
興味を失ったわけでは、もちろんない。
今日は新たな発見をする余裕はないだろう。


正月も5日になると、中央道はスムーズだ。
11:00頃着の予定通りに到着。
バスが着くので、続きは後で書き足す。

諏訪大社上社前宮


諏訪は毎年来ているが、何度も同じようなことを書くのは避けたい。
今回は、諏訪大社を訪れる人のために、特に東京から高速バスで来る人の参考になることを書いていきたい。
その部分は必要でないと思う人は、どんどん読み飛ばしてください。


中央道茅野で降りる。
バスの進行方向へ高速沿いに歩き、一度高速の下をくぐる。
2つ目の信号で左へ曲がり、御柱通りを歩く。
昨年の御柱祭で道路が拡張されて、広くなった。
日陰では積雪が残っている。
男の足で普通に歩いて(私にしてはかなりゆっくりで)20分ほどで、前宮の鳥居前に着いた。


境内を一度出て参道を登って行くと、本殿に着く。
前宮を訪れる人はいつも少ない。
それでもまだ松ノ内なので、多い方だろう。
一番歴史があるお宮だが、四宮の中では一番参拝者が少ない。


私はこの前宮で一番良いものを感じるのだが。
霊感がある人では、同じように感じる人が多いようだ。
私の場合、初めて訪れた時に鮮烈な体験をしているので、特にそう思うのかもしれない。
その時のことは『聖地巡礼ファイル』の諏訪編で書いている。
前宮に着いた時、それまで降っていた雨がピタリと止み、上空だけ雲間に穴が開いたように、ポッカリと青空が見えたのだ。
そしてその穴の中心に、龍の頭のような形の雲が現れていた。

  • 聖地巡礼ファイル〜世界に不思議を求めて「#277 山と水と蛇の神・前編」

(このシリーズは、上記作品を含めてほとんどPDFで、普通の携帯では読めません)



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古代イスラエルと諏訪


いつものように、ビデオと写真を取りながらの巡礼だ。
下の境内に戻る。
お馴染みの十間廊(じっけんろう)を入念に撮影する。
古代イスラエルの民(10支族)と諏訪の関係を考える際に非常に重要な建物だ。
古代イスラエルの民の移動式神殿である「幕屋」と、形、大きさ、用途が非常に似ているのだ。


ここで毎年春に行われる御頭祭では、かつては旧約聖書のイサク伝承と似ている行事が行われていた。
しかも、羊と鹿と動物は違うが、いずれも75頭の生け贄が捧げられていた。
それを考え合わせると、他人の空似として無視できないものがあるのだ。
これ以上の詳細は、以前の記事で書いているので省略する。


諏訪という土地は、いろんな意味で本当に不思議なところだ。
もし仮に、古代の諏訪にイスラエル10支族の末裔が訪れていたとしたら、私にもその血が流れているかもしれないのだ。
他人事では済まされない、自分のアイデンティティーにも関わることだ。
古代イスラエル問題に初めて関心を持った時には、このような展開になるとは全く予想していなかった。
この探求は、一生続くかもしれない。

子安神社

前宮を出て、本宮の方へ歩き初めてすぐのところに、子安神社がある。
ここは、急いでいるからといって通りすぎる訳にはいかない。
自分の子供の安産祈願をした神社だからだ。


ブリキ製の、底のない柄杓(ひしゃく)がたくさん供えられている。
こうして、安産祈願をするのだ。
無人の神社だが、柄杓は前宮の社務所においてある。
ちなみに、下社秋宮の境内にも子安神社があり、同様の祈願をすることができる。


御祭神は、高志国(越)のヌナカワヒメノミコト(沼河比売命)様だと言われている。
健御名方神諏訪大明神)さまのは母神とされる女神さまだ。
そして、八千矛神(ヤチホコ、大国主の別名)の妃神である。
高志の国から糸魚川を南下し、諏訪にたどり着いたという伝説がある。
その途中でお産みになったのが、タケミナカタさまだった。


小さな祠が建っているだけの神社だが、祈っていると、とても強い力を感じる。
狭い境内に御柱があればすぐ気づくだろうから、建っていなかったのだろう。
その辺も、諏訪地域の神社の風習と異なるところだ。

諏訪大社上社本宮


前宮から30分弱歩いて、神社本宮の前に着く。
昔から、北東向きの大鳥居ではなく、南東の前宮の方に向いた鳥居から入るのが習わしになっていたという。
ここはやはり人出が多い。
地元の人でも、私のように正月に旅行へ行っていた人が今頃初詣をするのだろうか。
ニュースによると、今年正月三が日の諏訪大社の参拝者は、上社が20万8000人、下社が12万9500人で、昨年より若干増えたという。


前宮と同様に、地震など自然災害が起きないようにと祈る。
温泉の手水舎で手を暖める。
旧年の神札をお納めして、新しい神札をいただく。
おみくじを引くと、32番の吉だった。



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神社本宮と前宮は、茅野駅からタクシーを利用する。
上諏訪駅からだと、3000円以上かかったと思う。
上諏訪駅などを通る「かりんちゃんバス」という巡回バスもあるが、本数が少なかったり、回り道をしたりするので時間がかかる。
 かりんちゃんバスの路線図、時刻表、ご利用案内など
 http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=1688


野菜チップス
大鳥居を出て30メートルほどの左手の土産物屋の前で、3袋で1000円の安売りをしている。
野菜チップス2袋と高野豆腐を買う。
野菜チップスは量が多く、東京ではこの値段では買えないだろう。
店のおばさんが甘酒をくれた。
聖地巡礼中にお神酒も含めてアルコールは飲まないことにしているが、すでに出してくれたのを断ることもできず、有り難くいただく。
奥で腰掛けて店で休んでくださいと言う。
「バスの時間とか大丈夫ですか?」と聞かれたので、タクシーを呼んでもらうことに。
親切なおばさんだ。
他のお客さんにもいろいろ親切にしていて、「来年もまた来るね」とか言われている。
「神の木」という店で、オリジナル工芸品なども売っている。
タクシーが来た時に、こんどは銀色の鈴のお守りみたいなのをくれた。
たかだか1000円かそこらの買い物をしただけなのに。
商売の採算などを度外視して、人にいろいろやってあげないと気が済まない人なのかもしれない。


タクシーに乗り、茅野駅へ向かう。
運転手が、まだ道が混んでいると言う。
年末に雪が降ったが、正月はずっと天気が良かったそうだ。
1日で諏訪大社4宮すべて廻ると言うと、驚いている。
「普通の人は、上社本宮とか下社秋宮ぐらいしかお参りしないんですよ」
「前宮はいちばん歴史がありますからね」
でも訪れる人はすごく少ない。

天白神(てんぱくしん)とは?

茅野駅に着き、1500円を払ってタクシーを降りる。
14:31発の列車に乗る予定だったが、まだ1時間15分ほどある。
その前には、下諏訪へ行く各駅停車はない。
特急が2本来るが、特急料金を払いたくはない。
予定の列車で行っても、最後の下社秋宮は16:00前にお参りを終わらせられるだろう。


茅野駅周辺のガイドマップがあったので、見てみる。
駅のすぐ近くに、名前からして面白そうな神社がいくつかある。
そこへちょっとお参りすることにした。
いちばん興味を惹いたのは、天白神を祀った大天白社だ。


天白神(てんぱくしん)という神を、ご存知だろうか?
下記のWikipediaの項を要約すると、以下のようになる。


天白神に対する民間信仰は、本州のほぼ東半分に見られる。
分布は長野県・静岡県を中心として、南は三重県の南勢・志摩地方、北は岩手県まで広がっている。
伊勢の麻積氏の祖神である天白羽神(アメノシラハノカミ、長白羽神)に起源があるとされている。
この神は、星神・水神・安産祈願など、さまざまな要素を含んでいる。


また、以前にこちらの記事で紹介した『竜神信仰―諏訪神のルーツをさぐる』(大庭祐輔著)でも、天白神を取り上げている。
著者は、諏訪の土着信仰であるミシャグジと同神か眷属であった可能性があるとして、さらに大和・伊勢・諏訪などで見られる姓神である境神、サカイノカミ、岐神(フナドノカミ)と習合した形を想定している。


要するに、諏訪信仰の謎を解く旅に出る際にも、非常に重要な存在になってくる神なのだ。
以前に聖地巡礼ファイルの「#302 伊勢と諏訪を結ぶ」で、『まぼろしの諏訪王朝』という本を紹介した。
この本を手に入れたくて、数年来探して、やっと某古書店サイトで見つけたものだ。
本当に「まぼろしの」本だった。
絶版で、どこの古書店でも入手困難だろう。
可能性があるとしたら、地元諏訪の古書店を廻ってみることぐらいだろうか。


『まぼろしの諏訪王朝』によれば、諏訪大社下社春宮のお膝元である下ノ原では、
春宮よりも先に「天白さん」にお参りするという風習があるという。
「お諏訪さまより先にお参りする神社がある?」と、驚いたものだった。
それ以降、天白神は私にとって謎の神になっていった。
天白神を祀る神社は、三重県に非常に多い。
また、静岡県の天竜川から諏訪にかけても多く存在する。
そして、諏訪湖の周辺にも天白社が散在する。
諏訪で天白神やミシャグジ神について研究した今井野菊氏が、伊勢を訪れて天白信仰を調査した。
その結果によると、いくつかの天白神社の御神体は石棒だったという。


石棒ということでは、個人的に思い出すことがある。
初めて諏訪大社を訪れた後の頃のことだった。
夢のなかで、石棒が出てきた。
下半分ぐらいを、白い布で巻かれていた。
それがズーッとクローズアップで映されていたという、ただそれだけの夢だった。
だが、非常に意味ありげで、いまでも鮮烈に脳裏に焼き付いている。
あれは、諏訪信仰のルーツともいえるミシャグジ神なのだろうか。
そして、それは天白信仰とも結びつくものなのか。


江戸時代の『諏訪旧蹟史』という文献がある。
そこでは、諏訪大社下社の祭神である女神・八坂刀売命(ヤサカトメノミコト)の父神が、伊勢の八坂彦命であり、別名を長白羽神または天白羽命であるとしている。
タケミナカタ(建御名方)神の妃神も、天白信仰とつながるのだろうか。


諏訪信仰と諏訪大明神のルーツを考える場合、2つのルートを検討する必要がある。
1つは、新潟から糸魚川沿いに南下してくるルート。
もう1つは、伊勢の方から静岡県を経由して天竜川沿いに上ってくるルート。
この2つの勢力が合流してできていったのが、諏訪大明神信仰なのかもしれない。
詳しいことは、「#302 伊勢と諏訪を結ぶ」で書いておいた。
故増澤光雄氏が『まぼろしの諏訪王朝』で主張しているように、ヤサカトメの勢力が天白信仰をもって伊勢から諏訪へ移ってきたという可能性を検討する必要があるかもしれない。

大天白社(だいてんぱくしゃ)


前置きが長くなってしまったが、やっと大天白社のことを書ける。
茅野駅西口を出て、ベルビアという駅ビルの中を通って、向こう側に出る。
大鳥居の並びにある郵便局からちょっと右へ行ったところに、下へ降りる階段がある。
そこを降りて、ちょっと歩いて右へ曲がったところに、大天白社があった。
地図がわかりにくく、けっこう迷ってしまった。


社名からしてけっこう大きな神社かと思っていたが、小さな祠だけが建っていた。
茅野市教育委員会が立てた説明文によれば、茅野市横内の矢島一族の氏神として祭られた神社だという。
社殿は、江戸末期に立川流を確立した二代立川和四郎の建立とのこと。
御祭神は矢嶋祖神、天白神(てんぱくのかみ)、池生神、白鳥神、牛頭天王(ごずてんのう)。
この大天白社本殿は、茅野市有形文化財に指定されている。

大年社(大年神社)


茅野駅へ戻る途中に、大年社があったので、お参りすることに。
鳥居は珍しい荒削りの木を利用したもの。
広めの境内に、小さな社がぽつんと建っている。
木があまり立っていなくて、殺風景だ。
ここは諏訪大社上社末社で、御祭神は大歳神。
周辺の住民に道を尋ねる時には、『割烹「森乃家」の前』と言うとわかるかもしれない。


その昔、上社の現人神である大祝(おおほおり)が狩をする際に、連絡用の狼煙(のろし)上げた場所だと言われている。
神祭は、毎年4月27日に御座石神社天下ご免のどぶろく祭りの当日に行われ、どぶろくが一荷奉納される。



大年社では御柱を建てず、代わりに7年目毎に鳥居を造営するという。
諏訪地方の神社で御柱を建てないのは、少数派だろう。
御祭神は不明だが、境内の隅に建つ末社には四隅にかわいらしい御柱が建っている。


ところで、なぜ諏訪に大歳神なのだろうか。
大歳神と聞いて思い出すのは、秦氏のことだ。
下記の記事で書いておいたが、大歳神は秦氏と関わりがある神のようだ。

諏訪大社下社春宮


茅野駅へ戻る。
14:31茅野発の列車に乗り、14:45頃に下諏訪で降りる。
20分ほど歩いて、下社春宮へ。
ここも、お参りする人は少ない。
今回、春宮では、特別な祈りをしなければならない。
昨年の御柱祭で、ここで不幸が出てしまう事故があったからだ。


事故は、御柱を境内の四隅に建てる「建て御柱」の行事の最中に起きた。
5月8日17:05頃、春宮一之御柱に乗っていた3人の男性が落下し、うち2人が頭などを強く打って死亡した。
ロープ4本とワイヤ3本を使って御柱を引き起こそうとした際に、ワイヤの1本が切れて、3人はバランスを失って落ちたと思われる。
御柱には全員で10人ほどが乗っていたが、3人は命綱を装着していなかった。
その事故を伝えるYouTubeのニュース映像を貼り付けておく。


◎2010 御柱祭落下事故


昨年の諏訪大社御柱祭では、上社山出し祭、下社山出し祭、上社里曳き祭と3回諏訪へ行った。
件の下社里曳き祭は、日帰りででも行こうかどうしようか迷ったが、結局行かなかった。
後ろの存在に伺っていたら、「行け」と指示されただろうか。
そして、その私が行かなかった時に、事故は起きてしまった。
なので、行って祈らなかったことが非常に悔やまれるのだ。


春宮一之御柱には、そのような事故が起きたことを感じさせるものはまったくない。
亡くなられた2名の方々の冥福を祈った。
そして、このような事故が二度と起きず、御柱祭が今後も末永く続きますようにとも。
昨年の事故は、命綱の装着が徹底されていたら防げただろうというものだった。
この事故を機に、安全対策が徹底されることを願っている。



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諏訪大社下社秋宮


春宮を出て、旧中仙道を秋宮へ向かって歩く。
途中で、諏訪湖が見える高台がある。
秋宮の周辺は下諏訪の温泉街になっていて、諏訪大社4宮の中でもっとも賑わっている。
中山道沿いにも、時代を感じさせる史跡や宿が多く建っている。


20分ほど歩いて、秋宮へ。
時刻は15:30頃で、16:00前になんとか巡礼を終えれそうだ。
日本の神社は本来朝昼にお参りするもので、夕方になって行くところではない。
私の聖地巡礼でも、16:00という時間制限を守るようにしている。
上社本宮ほどではないが、人出が多い。
幣拝殿の前に建つ神楽殿は、現在修復工事中だ。
全面と側面には巨大なシートが被せられている。
そのシートには、大きな神楽殿の写真がプリントされている。
実際の神楽殿はお見せできないけれど、せめて写真で我慢してくださいということだろうか。
諏訪人は進取の気性に富み、斬新な発想をする人が多いというが、さすが諏訪人と感心するアイデアだ。


ここでも、おみくじを引かせていただくことにする。
お祈りする時に、「今年の自分に合ったおみくじをいただけますように」とお願いする。
出たのは、またも4番の「吉」
前日に産土神さまの武蔵野神社に初詣したときにも、「吉」をいただいた。
どうもこれが今年の運勢のようだ。
新年というといつも大吉をいただくことが多いが、こういう年も珍しいかもしれない。
「可もなく不可もなく」ということだと解釈しておこう。


秋宮の境内にも、温泉の手水舎がある。
正面から向かって右手の入口から入ったところで、見逃してしまう人もいるかもしれない。
非常に温度が高く、手を漬けていると体の真から暖まる。
標高が高いので、この時間帯になるとかなり冷えるのだ。


手水舎の前に、クレープ屋の露店が出ている。
そこで「break fast(断食破り)」をすることにした。
私の聖地巡礼では、いつも朝から巡礼を終えるまで断食をする。
帰宅してから夕食をとるので、軽く食べるだけにした。



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巡礼の終り

境内を出て、クレープを食べる。
生クリーム、チョコレート、クリームチーズが入った豪華版だ。
値段も550円と豪華だが。


秋宮から下諏訪駅へは、徒歩10分ぐらい。
17:00に予約していた高速バスまで1時間ほどあるので、下諏訪駅で待つことにする。
秋宮前の大社通り沿いに、山猫亭という蕎麦屋がある。
以前にここで天ぷら蕎麦1500円を食べたが、とても美味しかった。
その店からちょっと先へ行ったところに、昨年の御柱祭の前に、食彩館というところができた。
土産物屋や食事するところがある。
そこには無料の足湯もある。


大社通りに、お舟まつりのポスターが貼られてあった。
毎年8月1日に下社で行われる遷座祭だ。
今年は日曜日なので、行ってみたいものだ。
この祭りも、もしかしたら古代イスラエルにつながるかもしれないのだ。
そのことは、こちらの記事で書いている。↓


昼に下諏訪駅で降りた時に、ホームに万治の石仏の模型が置かれていた。
建立350年ということで、盛り上がっているようだ。
この石仏は、春宮の近くにある。
万治の石仏とはどういうものか知らない人は、こちらのサイトに写真屋説明があります。


この石仏が話題になったのは、故岡本太郎氏が絶賛したというのもあるが、2007年に「首が伸びる」事件が起きてTVでも取り上げられたからだろう。
それは結局、自然現象だったのだが。
その人気ぶり(?)にあやかろうと、いろんなグッズや土産物ができている。
「まんじ君」という、ゆるキャラまである。
前述の食彩館では、「万治の石仏カレー」というメニューさえある。
どういうものか見てみたい人は、こちらをクリック。↓
まんじ君自身が(?)、ブログで「問い合わせ殺到」と書いているが、ほんまかいな。


諏訪は、いろんな意味でユニークな土地だ。
まず、地理的にいうと、列島を分断する2つの大断層線が交差するところだということ。
それは、糸魚川静岡構造線中央構造線だ。
また、縄文時代から、さまざまな民族が流れ着いた土地だった。
諏訪人の進取の気性とか創意工夫に優れた部分は、やはりB型が多いせいもあるのだろうか。
諏訪人の父をもつ私も、B型だ。
古代の信濃を訪れた、高句麗の流れを汲む騎馬民族の血が入っていたら面白いのだが。
そして、もしかしたら古代イスラエルも?
その可能性があるかどうかは、今後の探求如何にかかってくるだろう。


この巡礼記、けっこう力を入れてしまった。
最後のまんじ君とかは、ちょっと蛇足気味だったが。
将来、加筆訂正して「聖地巡礼ファイル」に入れる価値はあるかもしれない。

【付録】高速バスの予約方法

中央高速バスの座席指定とチケット購入は、下記のハイウエイバス.comでできる。
会員登録が必要だ。


チケットは自宅のPCでプリントしたり、携帯チケットもある。
代金の支払は、クレジットカードやコンビニ決済、窓口での支払いがある。


新宿駅西口の新宿高速バスターミナルの場所は、下記のGoogleストリートビューで見ることができる。
ここにチケット売り場とバス乗り場がある。
新宿西口のヨドバシカメラ・マルチメディア北館の向かいにある。



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中央道茅野バス停の場所は、文中で書いた通り。
下諏訪のバス停は、JR下諏訪駅を降りて3分ほど歩いたところにある。
駅前の中央の道を真っ直ぐ3分ほど歩くとT字の交差点があり、そこを渡ったところが新宿方面行きだ。
この日は反対方向に留まったバスに呼びかけられて、道路を渡って乗り込んだ。
大幅に遅れていて、これから岡谷へ行くバスへ乗客を乗せたのだ。
寒いところを待たせるのが悪いということだろう。


竜神信仰―諏訪神のルーツをさぐる

竜神信仰―諏訪神のルーツをさぐる

古代の風―御鑠神と天白-金属神

古代の風―御鑠神と天白-金属神


諏訪大社御柱関連の本はこちらにあります。↓
http://astore.amazon.co.jp/tan93mai-22?_encoding=UTF8&node=34


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