数日前に、年末からたまっていた朝日新聞をイッキ読みしたことは、その日の記事で書いた通り。
その時に読みふけっていたのは、『孤族の国』という連載。
asahi.comでも、その特集の全文を読むことができる。↓
- 『孤族の国』(朝日新聞特集)
http://www.asahi.com/special/kozoku/
上記ページのトップには、「単身世帯の急増と同時に、日本は超高齢化の時代を迎えます」とある。
歳とっても配偶者がいなかったり、孤独な生活を強いられている人々が、この国には多い。
読んでいて、いろんなことを考えさせられた。
私自身も5月に55歳になるが、人ごとでは済まされない部分もある。
このまま結婚しないで母もいつか亡くなると、孤独な生活が待っているかもしれないのだ。
孤族の婚活
この連載、年末で終わるのかとばかり思っていたら、元日以降も続いていた。
「正月早々、こんな暗い話題を読みたくないな」と思った人もいるかもしれない。
朝日が敢えてそれをやったというのは、日本に対する重大な提言なのだろう。
「孤族の国」でググルと、120万件以上ヒットする。
かなり話題になったようだ。
連載2回目には、とても気の毒に思う男性の例が紹介されていた。
- 還暦、上海で婚活したが 「孤族の国」男たち―2
http://www.asahi.com/special/kozoku/TKY201012260302.html
60歳になる男性が、中国で婚活を行う。
若い頃は借金返済に追われていつしか50を過ぎ、婚活を始めた。
いくつも結婚紹介業に登録したが、駄目だった。
ある時、「あなたの年では日本人は難しい」と言われ、中国人女性を紹介されるようになった。
男性が言われた言葉は、私自身にも当てはまる。
だが、中国人女性と2回の結婚は、すぐにダメになった。
結婚後すぐに逃げられたような形で終わった。
出会いサイトとかで見つけられないのかなとも思ってみたが、自分の経験からして、それはたしかに難しい。
年配の人々のための男女の出会いの場が、もっとあればいいのにと思う。
自分も今は失業中の身だ。
少しでも生活の足しになるようにと、アフィリエイトにも力を入れるようになった。
明日は我が身で、「孤族」の仲間入りをするかもしれない。