今日は、イスラエルのMayumana(マユマナ)というグループを紹介する。
どういうタイトルをつけようかと迷った。
今までにない新しい形態の芸術集団だから、紹介の仕方が難しい。
「パーカッショングループ」と書くと、それだけではないとなってしまう。
たしかにパーカッションもやるけれど、特定のドラムのような楽器を使うわけではない。
ゴミ箱でも机でも、何でも楽器にしてしまう。
ダンスもあれば、打楽器以外の演奏もある。
Mayumanaの公式サイトのプロフィールを見ると、「Multiculturalな劇団」だとある。
まあ、ビデオを見てください。
日本ではまだ知名度が低いけれど、これからきっと注目されるだろう。
◎Mayumana in concert
非常に躍動的で、見ていて飽きさせない。
太鼓のリズムとか叩き方とか見ていると、明らかに日本の和太鼓に強い影響を受けているようだ。
それと、ブルーマングループだろうな、やっぱり。
もう1つ動画を。
こちらの方が、和太鼓の影響を感じさせるかもしれない。
◎mayumana
ヨーロッパの国々、特にスペインなどでは、すでにかなりの人気者になっているらしい。
ブルーマンもそうだけど、こういう音楽形態は、国境を超えて広く理解される要素を多分にもっていると思う。
日本でも、ブルーマンほどではないにしても、けっこう流行るのではないか。
最後に、もう1つの動画を。
これを見ると、やっぱりブルーマングループに影響を受けたことがわかる。
というか、パクリというか。
マユマナの芸の広さがわかる。
世界中のあらゆる芸能を取り入れているという感じだ。
◎Be by Mayumana
いろんな意味で、イスラエルらしい。
イスラエルという国は、特にテルアヴィヴあたりは、こういう新しい芸術形態が出てくる下地がある。
街を歩いていると、1つの建物でもアートだという自己主張をしていたり。
考えてみると、イスラエルのアーティストが日本で受け入れられるのは、あまりなかったことだろう。
ヘドバとダビデ以来?
古いな。誰も知らなかったりして。
『ナオミの夢』って、知ってる人いません?
公式サイトを見る
公式サイトのプロフィールを見てみる。
1996年にテルアヴィヴで結成された劇団だ。
やっぱりTel Avivだったか。
これまで世界の70以上の都市で500万人以上の観客の前で演じてきたとある。
メンバーは、マーケテッティングなどのスタッフも含めて100人ぐらい。
テルアヴィヴには、「マユマナシアター」ができているという。
こちらが公式サイトです。
- Mayumana公式サイト(英語)
http://www.mayumana.com/shows.html