東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)関連の話題を。
今日4/15朝日新聞の夕刊に、「巨大地震、活動期に」と題した記事があった。
新聞記事ばかり紹介していたくはないのだが、後世に残さなければならない(?)重要なものばかりなので仕方がない。
日本の新聞サイトではすぐに記事ページが消えてしまうので、ある程度の内容を記しておく必要がある。
米国ニューメキシコ鉱工業大学などがまとめた研究成果によると、マグニチュード7以上の地震の発生は、起きやすい「活動期」が存在するという。
現在はその活動期に入っているといい、M9級の巨大地震が世界のどこかで発生する確率は、今後6年以内に60%だという。
4月14日に、米国地震学会で発表された。
ニューメキシコ鉱工業大学のリック・アスター教授らのチームは、地震系による観測記録がある1900年以降の世界のM7以上の地震約1700件を分析した。
その結果、「1950〜67年」と「2004年以降」は、M7以上の大地震・巨大地震の発生が統計的に多い記事であることがわかった。
2004年以降の活動期には、2004年のスマトラ島沖地震(M9.3)や2011年の東日本大震災(M9.0)が含まれている。
日本で大地震が続く可能性も大きい
米国地震調査所(USGS)のチャック・パフェ氏によると、活動期が存在しないと考えた場合は、6年以内にどこかでM9.0以上の地震が起きる確率は24%だが、活動期があると63%となる。
アスター教授は、東日本大震災の震源に隣接する地域の巨大地震の発生を強く懸念しているという。
隣接する地域というのは、ほぼ日本全域が含まれるだろうと思われる。
活動期というのがあったとしても、何年間ぐらい続くのかわからないが、東日本の余震も含めて、数年間は日本のどこかで大地震が起きることを常に想定していなければならないだろう。
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