5/2(月)の朝日新聞夕刊から。
「木造100年工法 津波耐えた」の見出し。
山形県の建築会社「シェルター」が、「100年たっても大丈夫な木の建築を」ということで編みだした工法の紹介記事だ。
東日本大震災の大津波で流されなかった木造の建物があった。
宮城県南三陸町の歌津公民館と、宮城県石巻市の北上総合支所の2つ。
社長の木村さんは大工の4代目で、米国で建築も学んだ。
木の強さを引き出す「KES構法」を編み出し、1974年に会社を起こした。
建てた家が100年もてば、子供や孫は住宅ローンから解放される。
1995年の阪神淡路大震災で壊滅的な被害が出た神戸市のある地域で、KES構法で建てられた3階建ての木造家屋は残った。
震度7クラスまでの地震には自信があったという。
一生東京に住み続けるならば、地震に強い家が必須条件となるだろう。
コストも、普通の木造に比べてそれほど高くないようだ。
将来家を建てるならば、これがいいかもしれないと思ったりしている。
下記の株式会社シェルターのサイトでは、KES構法についての説明の他、「東日本大震災における現地調査結果」のページもある。