スティーブ・ジョブズ氏死去 - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

昨日、世界は偉大な損失を被った。
米アップル社の前CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が10月5日に死去した。
ジョブズ氏は、パソコンを創りだした重要人物のひとりだった。
諦念56歳。
1955年2月24日生まれのうお座で、私よりも1歳年上。

ユニークな製品を創りだす天才であり、またカリスマ経営者でもあった。
天才性とカリスマ性を併せ持つ人物が、いままで世界にどれだけいただろうか。
プレゼンの技術も秀でていた。
マッキントッシュ（Mac）、iMac、iPod、iPad、アイフォン…。
そのヒット商品のどれもが、他社が考えつかないようなユニークな機能と洗練されたデザインを持ち合わせていた。

「林檎派」だった

私は、かつては「林檎派」だった。
ビル・ゲイツ氏率いるマイクロソフトのOSを積んだパソコンなんて、眼中になかった。
なけなしのボーナスをはたいて、本体だけで安売りで45万もしたMac IIvxを買ったこともあった。
ハードディスクが16MBしかなかった（ギガバイトの間違いではない）。
それでも、当時はCD-ROMドライブを搭載したマルチメディア機として注目を浴びた。
いま考えると、バカな買い物をしたと思うが。

なぜMacか

なぜマイクロソフトOSのPCではなくMacか？
GUIパーソナルコンピューターに持ち込んだのがアップルだった。
あの頃のマッキントッシュは、遊び心満載だった。
それに比べて、マイクロソフトのウインドウズを載せたものは、「お仕事マシン」という趣で、なんの面白さもなかった。
しかしDOS/V機がないと仕事ができない時代になり、仕方なくMac派をやめた。
MSのビル・ゲイツ氏も、じつはMacが大好きだった。
だから、Mac用のExcelを作り出した。
あの頃のマイクロソフトのOSであるMS-DOSでは、GUIのソフトを動かすことはできなかった。
ゲイツ氏が目指したのは、アップル社だった。

遊び心

ジョブズ氏が創りだす製品の良さは、ひとことでいうと「遊び心」だ。
そして、洗練されたシンプルさ。
「マウスにボタンは一つで十分」
そういう頑固なこだわりが、「子供でも使える」コンピュータを創った。
そして、直観的にわかる操作性。
昔のMacの世界では、「マニュアルなんて要らない」というのが共通認識だった。
「こういうことができないかな？」と思ってやってみると、本当にできたりする。
あの時の感動は、忘れられない。
人間工学や人間の心理を徹底的に研究した結果の操作性も、大きな価値だろう。

知られざるスピリチュアルな側面

ジョブズ氏は、インドの聖者パラマハンサ・ヨガナンダ師の『あるヨギの自叙伝』を座右の書としていた。
また、日本の禅にも傾倒した。
そのへんのスピリチュアルな側面が、製品づくりのユニークさに一役買っていたのだろうか。

「単純は美しい（simple is beautiful）」
これは、もしかしたらジョブズ氏の禅に対する傾倒から生まれたものかもしれない。

ジョブズ氏の死は、本当に残念でならない。
あの人以上に、「こんどはどんな製品を創りだしてくれるだろう？」とワクワクさえてくれる人なんて、この世界にいないから。

iPhone（アイフォン）

iPhone 4S、ドコモのBlackberryから乗り換えて買うつもりです。
できたら番ポ（番号ポータビリティ）で。
iPhone使ってるサルちゃんに奪われないように気を付けないと。
ソフトバンクの孫正義社長によると、ジョブズ氏は先日発表されたiPhone 4Sだけでなく、「さらに次の作品まで仕込んでいる」そうだ。