今日、『秘密のケンミンSHOW』という番組で紹介されていた話題から。
全国県民の知られざる秘密をカミングアウトするという趣向だ。
今日話題にするのは、これ。
「県中北部に住む山梨県民は、味噌汁にタニシを入れて食べる!?」
田んぼに住む田螺(タニシ)なんて、泥臭いんじゃないかと誰もが思うだろう。
山梨県中北部に住む人々は、タニシを「つぼ」と呼ぶ。
秋の稲刈りが終わると、乾いた田んぼの土に潜むタニシを捕獲する。
3日ほど泥抜きをした後、味噌汁の具材にする。
ゲストたちがその味噌汁を飲んで、口を揃えて「おいしい!」と。
味は、しじみに似ているそうだ。
戦時中の食糧難の頃は、全国的に食べられていたという。
タイ人もタニシを食べる
番組を見ていたサルちゃんが、「あ、これタイでも食べる!」という。
ゲーン・ペット…いわゆるレッドカレーと呼ばれる料理に入れたりするそうだ。
「つまようじでほじくり出すの」と彼女が言っていたら、ちょうど画面上でも、味噌汁の中のタニシをつまようじでほじくっていた。
サルちゃん曰く、タニシは本当に「アロイ」(美味しい)だという。
日本とタイでは、本当に驚くほど文化や民俗が似ているところがある。
そういうことをまとめて、本を書こうと思っている。
タイ人と一緒に生活しているのだから、とにかくネタには困らない。
ちなみに、タイの東北部イサーン地方の人々のゲテモノ食いは有名で、とんでもない虫なども食べてしまう。
これはまた別の機会に紹介したい。
冗談抜きで、うちは今ほんとうに金に困っているから、こんど二人で田んぼへ行ってタニシでも捕まえようか。
あ、でも近所に田んぼなんてなかったか。
畑は家のまわりにいっぱいあるんだけど。
野菜や梨、ブドウ、ブルーベリーなどの果物が多い。
ローイ・クラトン(ローイ・カートン)
タイといえば、今日はタイ仏教のローイ・クラトンという伝統行事の日だった。
「ローイ」は流すの意味で、「クラトン」は、バナナの葉で作った入れ物のこと。
ちょうど日本の灯籠流しのような風習だ。
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