リュウグウノツカイ、サケガシラ、そしてクマの出没と、このところ連日のように地震の前兆かと思われるニュースが入ってきている。
昨日のリュウグウノツカイの記事で、またアクセス数が急増していた。
いま冬眠中のはずのクマの出没が多発していることは、4日前のこちらの記事で書いておいた。
- リュウグウノツカイ大分県に出現+クマの出没多発〜大地震に注意
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20130207/ryugu
こんどは2月7日に、滋賀県米原市で目撃された。
下記の宏観亭見聞録の記事でも指摘されているように、滋賀県といえば、八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏が、琵琶湖周辺でM7.8程度の大地震が起こると予報している。
もっとも、度重なる予測の延期で、どうなるかわからないが。
こちらでその辺のことが書かれている。
- 琵琶湖大地震を予測する串田嘉男氏が1月27日以前の発生を否定、1月13日前後の前兆終息変化は認められず(地震情報のまとめ速報)
http://jishin.b5note.com/xn-0kqv4szr2a29z/13330/
箱根山の地震活動
2/2の下記の記事で、小田原にもリュウグウノツカイが出現したことを書いた。
- リュウグウノツカイ今度は小田原に出現〜M6超大地震に注意
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20130202/ryugu
それで連想するのが、今起きている箱根山の異変だ。
ちょうど1ヶ月前から地震活動が活発化していて、また山体膨張も見られる。
またTwitterの情報によると、昨日2/10に、震度5規模の地震があったという。
ロープウエイも止まったとか。
- 2013年2月10日の箱根の地震(togetter)
http://togetter.com/li/453699
気象庁が有感地震として発表していないのは、超局地的な地震だったからなのか。
リュウグウノツカイやサケガシラの出現で、西日本が要注意と書いてきたが、箱根山に近い小田原の出現は別件として考えるべきかもしれない。
福井県でリュウグウノツカイ
この記事を書き上げた後で入ってきた情報だが、こんどは福井県に出現した。
昨日2月10日に、福井県敦賀市鞠山の鞠山海水浴場の防波堤沿いに、リュウグウノツカイが沈んでいるのを釣り客が見つけ、引き揚げた。
2010年の状況に似ている
これで、今年になって7匹目。
2月では4匹になる。
じつは、これだけリュウグウノツカイの出現が多発したのは、ちょうど3年前の2010年の今頃に似ているのだ。
拙著「大地震の前兆集《動物編》」で詳しく書いているが、2009年12月から2010年2月の間には、日本の各地で非常に多くのリュウグウノツカイが発見されていて、その数は8件にもなる。
その時も日本海側や九州がほとんどだったが、1月には今回同様に小田原の定置網にかかっている。
そして2010年2月27日には、沖縄本島近海でM7.2の地震が起きている。
その2ヶ月後の4月6日には、インドネシア・スマトラ島沖地震M8.0が発生した。
どちらの前兆か判断が難しいが、スマトラ島はあまりにも距離が離れすぎているかもしれない。
だから今度も沖縄が揺れると言っているわけではないが、似たようなパターンなので気になるのだ。
※リュウグウノツカイ、サケガシラ、クマなど、すべて自著で地震との関連性を詳しく紹介しています。
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