今日は帰宅してからTOCANAの原稿を1本書いたので、時間がないので断片的になってしまうが…。
この2ヶ月ほどで、ユウレイイカが3回ほど出現している。
今年になって、ダイオウイカ、カグラザメ、メガマウスと、深海魚と地震ものの記事をTOCANAで書いてきた。
今度はユウレイイカとなると、編集部からも読者からもクドすぎると思われるだろうから、こっちで書くことにした。
ユウレイイカは、水深200~600メートルの深海に生息し、主な分布域はインドネシア近海から相模湾以南の太平洋だが、日本海沿岸でも現れることがある。
ホタルイカと同様に、眼の周りや腕から光を放つという。
過去にユウレイイカが出現した後に大きな地震が起きていないか調べてみると、次のような対応がある。
いつものように、地震の選択は懇意的なものであり、必ず地震と対応すると言っているわけではなく、あくまでも可能性として例を挙げている。
◎2011/09/30、三重県尾鷲市沖の定置網→2011/11/08、沖縄本島北西沖M7.0
◎2011/10/22頃、小田原→2012/01/01、鳥島近海M7.0
◎2012年11月15日、江の島沖の定置網(11月に相模湾4例)→2012/12/07、三陸沖M7.3
◎2013/04/16、和歌山県串本町の紀伊大島沖でユウレイイカ生体→
さて、どうでしょうか?
ハッキリ言って、メガマウスの時よりインパクトに欠けるかもしれない。
2012年11月の時には、「南海トラフ地震の前兆か?」とか、かなりネット上で騒がれたが、結局大きな地震はなかったとされたのかな?
1ヶ月以内に三陸沖でM7.3もの地震が起きているのだけど。
今年の3例は、どれも日本海側だ。
もし地震との対応があるとすれば、日本海側の地震だろうか。
もちろん、他の深海魚と同様に、海水温の低下が原因だったという結末になるかもしれないが。
ユウレイイカについては、今後の検討課題としたい。

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