昨日の読売新聞ニュースから。
伊勢湾で6月のマイワシ漁獲高が104トンで、平年の5倍、この10ねんで最多となったという。
イワシ記録的豊漁 平年の5倍(読売新聞)
大地震の前兆である宏観異常現象として、イワシの豊漁は過去に多く見られている。
拙著Kindle本「大地震の前兆集 生き残るための必須知識《動物編》」でも、多くの例を示している。
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三陸沿岸の漁民の間では、「鰯でやられて烏賊で助かる」という諺がある。
大地震・津波の前にイワシが岸に押し寄せ、津波のあとでイカが多獲されるという意味だ。
津波で多くの不幸が出た明治三陸地震と昭和三陸地震が正にそうだった。
だが、今回の豊漁が必ずしも南海トラフ地震などの大地震の前兆現象とは限らない。
三重県水産試験場漁業生産研究所の鵜崎直文主任研究員は「今春、黒潮から枝分かれした暖流が、熊野灘から渥美半島付近に流れ込み、沖合のシラスを連れてきたのだろう」と話す。
このような説がある限りでは、地震前兆の可能性も弱くなるかもしれない。
仮に、南海トラフ地震の発生が「2017年」だとすると、まだその前兆としては早過ぎるだろう。
その「前震」の一つの前兆だというのは、アリかもしれないが。
いずれにしても、すでに「カウントダウン」の段階だ。
私は今後は、「防災」と「大震災後」のことも重要視しなければならないと感じ始めている。
このような本(あ、私が書いた本だ)も、防災の参考になるようにもなっている。
予言・天変地異―その日に備えよ! (DIA COLLECTION)
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接着「予言・天変地異 その日に備えよ」、花小金井駅前の書店よむよむの雑誌コーナーに2冊あった。まだ売れてないのだろう。表紙が見えるように置いて来た。(^o^)I found the book I wrote about earthquakes at the bookshop.