2月5日にTOCANAで掲載された私の記事『2015年2月11日に日本列島が切断される!? 「魔の水曜日」について緊急考察!!』が、5日たった今日もまだ人気記事ランキングの1位に居座っている。
エロものでもグロものでもない私の記事としては異例のことだ。
だが、素直に喜べないのは、どうも「2月11日に日本列島が真っ二つに割れる大地震が起きる」と誤解して読んでいる人が多そうなのだ。
記事中でも書いているように、あの記事は、2013年にトカナの前身であるハピズムで、松原照子さんのこの予言をネット中に広めてしまった張本人として、訂正の意図を含めて書いたものなのだ。
メインの訂正事項は、あの記事を書いた後で、松原さんが東京講演会で語ったことだ。
それは、フォッサマグナが動く大地震は、われわれの目の黒いうちは起きないということ。
(正確にはフォッサマグナではなく糸魚川静岡構造線)
そのことを再度周知するために、今この記事を書いている。
ただし、否定はしているものの、糸靜線(糸魚川ー静岡構造線)が動く可能性は複数の科学者方が指摘しているため、その旨紹介している。
そのあたりで、編集段階で微妙なニュアンスが変わってしまっている部分はある。
たとえば『ムー』で原稿を書いた後は、ゲラが届いて推敲の余地を与えられる。
TOCANAのようなネットメディアでは、そのような段階を経ず、最後にボールを握るのは編集者だ。
もっとも、この記事はもっと誤解を与えない書き方ができたのではないかと今では反省している。
あくまでも、恐怖心を煽るのが目的ではなく、糸静線が動く可能性はまだあることを伝える目的でもあった。
そういう意味では、以下のようなことも盛り込んだ方が良かったか。
糸靜線上では千年以上前にM8程度の地震があったとされていて、今後千年のうちにはいつか揺れるものだ。
一部の区間では、約千年毎にM8規模の地震が起きていた可能性があるという。
地震調査研究推進本部によると、今後30年以内にM8程度の地震が発生する確率は、14%だという。
昨年11月の長野県北部地震(神城断層地震、M6.7)では終わらないかもしれないのだ。
糸魚川−静岡構造線断層帯
私は言いっぱなしだけで終わる人間とは思っていなくて、祈る人でもあるという自覚がある。
冗談で「プチシャーマン」と言っているけれど、完全に冗談だけでもない。
2004年のスマトラ島沖地震の1ヶ月半前に、沖縄本島・糸満の白銀堂で、南の海に向かって祈った。
1週間前には、海辺で建物が倒れるような地震が起きる夢を見た。
2011年の東日本大震災の5~6年前には、千葉~茨城~福島の海沿いを聖地巡礼させられた。
「させられた」というのは、聖地巡礼の際には常に後ろの存在の指示に従って動いているからだ。
そうでなければ、聖地巡礼でたどり着いた最北端が福島第一原発のすぐ近くということがあるとは思えない。
一連の聖地巡礼が終わった直後に、津波のヴィジョンを見たことも、偶然とは思えない。
…ということに、もっと早く気づくべきだったのだ。
あの聖地巡礼と、あのヴィジョンが結びつくものだということに。
3.11の後で、なかなか立ち直れなかった。
「伝えること」と「祈ること」の両方の役目があると自分では思っている。
その役目を初めて自覚したのが、第二の祖国と思っていたインドネシアの大地震・津波だった。
人の予言を紹介したりしても、ただ単に「起きる起きる」と思っているわけではなく、その裏では「起きないように起きないように」と祈ってもいるわけだ。
ちょっと余計なことまで書いてしまったか。
このへんでやめておく。
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