探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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釧路地方で地殻変動か~M5.0など群発地震、羅臼町の隆起、中標津町の道路陥没~そして雌阿寒岳は?


今日も地震の話。
いつも書いていることだけど、本当は地震のことばっかり書きたくはないんですね。
人間がこの世で生きていく上で、いちばん大切なことに関するキーワードは「霊性」だと思っている。
霊的成長のための学びの場である「学校」としてのこの世で、どのように生きていくべきか、とかいうことを本当は色々と書きたい。


生まれる前のことも、死んだ後のことも、現世で生きていく理由も知らずに生まれ死んで行くのは愚かなことだと、弘法大師空海も言っています。
人生の真の目的は、お金儲けでも、地位や名声を得ることでも、目前の「幸せ」を得て満足することでもない。
そうは言っても、やっぱり人の生き死にに関することは最優先でやらなければならない。
そういう気持ちでやっています。


いま、北海道東部の釧路地方で群発地震が起きている。
6月3日の釧路地方北部M4.0が初めだろうか。
6月4日4時34分には、頃釧路地方中南部でM5.0、最大震度5弱地震が起きて、これが今のところ最大規模となっている。


下記のマップはiPhoneアプリのものだ。
釧路地方の地震が続いていて、今朝も3回ほど。羅臼町の異常隆起と関係ないのだろうか。 #地震 #釧路 #隆起
https://instagram.com/p/3m8zhWI2pe/


この群発と関連するかどうかわからないが、4月に2件の地殻変動によるものかもしれない出来事があった。
ひとつは、4月23日9時50分頃、北海道中標津町養老牛の町道が陥没し、乗用車が深さ約2.4mの穴に落ちた件。
地下に埋設された排水管付近の土が、何らかの理由で流出したのではないかという。www.sponichi.co.jp


もうひとつ、その翌日の4月24日には、羅臼町の海岸の地盤が高さ約15m(その後30mになった)にわたって隆起しているのが見つかった。
海岸高さ15メートルにわたり隆起 羅臼町 | 日テレNEWS24


上記2件が群発地震と関連があるとすれば不穏になってくるが、羅臼町は少し距離が離れているため、どうなのだろうか。
道路陥没の方は、地殻変動によるものかわからないが、過去のM6規模の地震が起きたところに近いので、要注意か。


この一帯は、雌阿寒岳という活火山があり、また阿寒湖・屈斜路湖摩周湖という湖がある。
そして、このあたりでは過去に大きな地震が起きているのだ。
過去100年間に絞っても、阿寒湖と摩周湖の間あたりで、M6規模の直下地震が3回ほど起きている。


地震調査研究推進本部のページでは、以下のような記述がある。

陸域の浅い場所で発生した地震は、阿寒・弟子屈(てしかが)地域に集中しています。1938年の屈斜路(くっしゃろ)湖付近の地震(M6.1)では、震源域付近で著しい被害が生じました。さらに、1959年にも、この付近でいくつかの地震(M5.6,M6.3,M6.1)があり、被害が生じています。このように、ここでは同じ程度の規模の地震が、比較的短い時間内で続いて発生することがあります。
北海道東部(網走、釧路、根室地方)の地震活動の特徴 - 地震調査研究推進本部


上記の引用部分にもあるが、前述の3回の地震は以下のとおりだ。


下記のGoogle Earthの地図には、USGS提供の最近の地震震源が示されているが、M2.5以上なので、最近の地震は2件しか表示されていない。
今日も3回ほど有感地震が起きているが、その震源を書き加えておいた。


f:id:nmomose:20150607195426j:plain


また、上記の過去3回のM6クラスの地震震源も地図上にピンク色の文字で示した。
以上、私が追記した震源の位置は、あまり正確ではないが。


こうして見ると、過去には大きめの内陸地震が起きていることがわかる。
6/4のM5.0の際には、1周間以内くらいは余震に注意と気象庁が発表している。
余震だけならば良いのだが、過去のM6クラスのような、もっと大きな地震が起きたら大変だ。


この付近には、雌阿寒岳(めあかんだけ)という活火山もあるが、今回の群発地震との関連性は不明だ。
この山は頻繁に小噴火などの活動が起きていて、最後の噴火は、2006年3月21日の小規模噴火となっている。
1954年~1961年に断続的に小噴火し、火山灰が降灰した。
前述のM6.3の地震が起きた年の1959年5月15日~21日には、小規模な噴火が起きている。

地震解析ラボ早川氏の予測

いま話題の地震解析ラボの早川正士・電気通信大学名誉教授は、4日に発生した釧路地方中南部M5.0の地震についても予測していたとされる。
6月2日の時点で、「6日から17日の間に北海道根室から釧路沖にかけて内陸、海底ともにM5.0前後(最大震度3程度)」と予測していたのだ。


その早川氏の最新の予測では、以下のエリアで地震を予測している。

  1. 鳥取から島根(10日まで)
  2. 福島から茨城(11日まで)
  3. 和歌山から徳島(14日まで)。以上3エリアは内陸、海底部ともにM5.0前後、最大震度4程度。
  4. 北海道根室から釧路沖にかけて内陸、海底部でM5.0前後、最大震度3程度(17日まで)
  5. 房総沖と、相模湾から伊豆諸島にかけて内陸でM5.0、海底でM5.5前後、最大震度4程度(17日まで)

www.zakzak.co.jp


上記の中で、4の「根室から釧路沖にかけて」が近く、内陸地震の可能性もあるということで、群発地震と関連しているのだろうか。


以上書いてきたことは、すべて関連があるかどうかはわからないが、群発地震が起きているだけあって、注意するに越したことはないだろう。


※この記事で書いている、阿寒湖・屈斜路湖摩周湖を、聖地巡礼と称して訪れたことがある。
特に摩周湖は、ゾッとするような恐怖感を覚えるほどの異界感に満ちた湖だ。
湖を守るカムイの存在をひしひしと感じたものだった。


地震は予知できる!

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最新・地震予知学―電磁波異常でわかる、その前兆 (ノン・ブック)

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なぜ電磁気で地震の直前予知ができるか

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下記の本でも早川氏の研究が紹介されている。
巨大地震はいつ来るのか (別冊宝島 2143)

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【今日の食卓】クィッティオ・ナーム・センレック、細麺センレックを使った米粉麺の汁そば。無味な小麦粉なんかより米粉麺の方がずっと美味しいのに、なんで日本で普及しなかったのか不思議。スープはナムプラーとシーユーダム(濃い甘口醤油)だけでこんなに深い旨味が出るとは! なんだか毎日感動してる。^^; Kuitiao nam sen lek by genius chef.
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お団子ヘアが大人気。サルちゃんは前髪以外は絶対切らずに長く伸ばすんだと言ってるけれど、サイドを垂らしていると鬱陶しいだろうから、夏は特にこれがいいね。Dumpling. hair. Good for Summer.
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