現在、高知県越知(おち)町の大気中ラドンガス濃度(以降:ラドン濃度)の値が上昇を続けている。
ラドン濃度は、1966年にウズベク共和国の首都タシュケント市で大地震が発生する前に急上昇し、地震後に元に戻っていたことがわかって注目された。
日本でも、1978年伊豆大島近海地震(M7.0)、1995年兵庫県南部地震(M7.3)の前にも、ラドン濃度の急上昇が観測されていた。
7月24日17時53分頃に起きた、愛媛県南予のM4.7の前にも、越知町のラドン濃度は急上昇が始まっていた。
下記の記事で、そのことを指摘しておいた。
下記のラドン濃度グラフに、その日の地震を示している。
青色の線がラドン濃度値だ。
上記を見てわかるように、14日頃から急上昇を始め、グラフの想定していた範囲を超えて上昇していた。
青色の線がラドン濃度の値だ。
その後22日頃にピークに達し、下降してきた時に前述の地震が発生した。
(画像をクリックで大きく表示)
だが、発震後も上昇を続け、ついには画像の上限を超えて見えなくなった。
今日、下記のラドン濃度グラフのサイトを見ると、測定装置の不調である可能性が高くなってきたとある。
更なる地震の前兆である可能性がゼロになったわけではないだろうが、限りなく低くなってきたということのようだ。
今回のように、ラドン濃度などの測定器が異常な値を示している時には、測定器の異常を疑った方が良いこともあるだろう。
8月11日に大地震が起きる??
現在ネット上で、「今年8月11日に大地震が起きる」という噂が広まっているようだ。
「11日」と聞いた時点で、もうあんまり真剣に検討する気が失せかけたが、めげずに調べてみた。
詳細は、下記のサイトで詳しく紹介されている。
要は、2011年年8月の2ちゃんねるの書き込みに端を発した噂であるらしい。
3.11が発生した年だから、11日というのは特別にインパクトがあったのだろう。
これは、2009年8月11日に駿河湾で発生した地震のことだったのではないかとか。
なんだかピントがぼけているような噂で、本当に大地震が起きるとは思えない。
「8月11日 地震」でググってみたら、「2014年8月11日に大地震が起きる?」というTOCANAの記事が出てきた。
こういう記事を書くのは、ほとんど私だ。
当時の村井俊次氏の地震予測に加えて、スーパームーンが8月11日頃にあるということが重なって、このような噂になったのだろう。
今年8月11日には、大きな地震は起きないだろう。
ちなみに、ミッヒーさんは7月25日に、「本日M5クラス、M6クラスのダブルで強めに体感ありです!」とブログで書いていた。
私の方は特に体感はないが、関東近辺では念のため注意しましょう。

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