【地震・噴火】諏訪之瀬島で大規模噴火＋奄美大島近海でM5.2ほか群発地震～フィリピン海プレートの活動に要注意

鹿児島地方気象台によると、一昨日6月13日午前9時10分ごろ、鹿児島県・トカラ列島の諏訪之瀬島（十島村）の御岳で噴火があった。
噴煙は火口から高さ1900mに達した。
御岳火口の噴火は5月18日以来。

諏訪之瀬島では頻繁に噴火していて、それほど騒ぐことではないだろう。
だが、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むあたりは以前から注視していたので、気になるのだ。

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昨年2015年7月30日に噴火した時には、噴煙が火口から約１千メートルの高さまで上がった。
今回は、それよりも高かった。
こちらのブログ記事で書いていた。

昨日2016年6月15日0時1分頃、奄美大島近海でM5.3の地震があった。
諏訪之瀬島噴火の翌日の地震だった。
このあたり、上記のGoogle Earthのマップで丸で囲んだところだが、群発地震が起きている。

諏訪之瀬島から300Kmほどの距離なので、大いに関係がありそうだ。
ちょうどフィリピン海プレート境界あたりで起きている。
　

上記Google Earthマップの赤線を西へ延長したところでは、5/30に台湾東方沖でM6.2の地震が起きた。
さらに、東へ延長したところで熊本地震が起きた。
そのような視点で見ていれば、熊本あたりは、もっと警戒できたかもしれない。

もっといえば、フィリピン海プレート境界を北上したところの南海トラフが動き出したら大変だ。
いまのところ、その動きはあまりないが。

木村政昭氏は、南海トラフの手前の日向灘で、2014±5年にM7.5の地震を予測している。
また沖縄本当南東沖でも2020±5年にM7.5を予測している。

このように、リングオブファイア上の、特に前述のエリアは火山噴火や地震に注意が必要だろう。
それも、数年単位でのスパンで。

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