2016年9月12日に朝鮮半島南部の韓国南東部で発生したM5.1とM5.8の地震では、その後に多数の余震が起きている。
9/19には、そのうちの最大規模となったM4.5の地震が発生した。
下記の「防災三昧」の記事で書いているが、その後9/21未明には日本の鳥島近海でM6.3の大きな地震が起きた。
このM4.5の余震で、慶尚北道全域や釜山はもちろん、ソウル、江原道、済州島などでも地面や建物が大きく揺れた。
そして、驚いた住民の多くが避難する騒ぎとなった。
この余震で興味深いのは、心理的な不安から頭痛や吐き気などの症状を訴えるケースも全国で相次いでいること。
このニュースを見て、本当に心理的不安だけで頭痛や吐き気をもたらしたものだろうかという疑問をもった。
中には、もしかしたら、日本で多く存在するように、地震の前兆として頭痛・耳鳴り・吐き気などの「体感」を体験する人々が韓国にもいるのだろうか。
もしそうだとすれば、地震予知・地震予測に役立てることができるかもしれない。
韓国ではあまりにも地震発生の頻度が低いために「検証」は難しいだろうが、今後もこのような報道に注視したいものだ。