今日2016年9月26日14時13分頃、北海道の浦河沖でM5.5、最大震度4の地震があった。
また同日2016年9月26日14時19分、沖縄本島近海を震源とする最大震度5弱の地震が発生した。
日本の北端と南端近くで、ほんの数分違いで揺れたことになる。
浦河沖M5.5では、2日前に「白虹」が見られたが、これとの関係も上記の記事で検討している。
過去115年間の間に周辺で起きたM7以上の大地震
いつものように、過去(1901年~)に起きたM7.0以上の大地震のデータを、Google Earth上でONにしてキャプチャした地図を載せておく。
まずは、浦河沖の周辺。
次が、沖縄本島近海。
あ、台風の進路データを消すのを忘れた。
あまり気にしないでください。^^;
こうして見ると、浦河沖は東北沖あたりから連なっていて、ほぼ切れ目がない感じ。
特に大きかったのは、2003年のM8.3。
このように密集していると、今回の地震もこれだけで終わらずに、後続がある可能性も考えておくべきだろう。
沖縄本島の方はずっと頻度が少なくなるが、あまり頻繁に揺れないところほど、地震に対して「油断」ができる。
このような地震がある度に、日頃の防災意識を高めるキッカケになれば良いでしょう。
「夫婦シンクロ体感」はあったか?
以下は、余談的に書く。
3日前の9/23に、私とサルちゃん(タイ人の家内)の二人いっしょに頭痛があった。
下記の「防災三昧」の記事で書いていた。
「地震前兆だとすれば、3~4日後の9/26~9/27頃に関東内陸あるいは沖合で対応する地震が起きるだろう」と書いていた。
これがもし地震前兆ならば、「夫婦シンクロ体感」となるところだが、さてどうか。
冒頭の日本全体のマップを見てわかるように、東京から北海道と沖縄は、どちらも遠すぎる。
なので、果たして地震前兆としてのパルス電磁波は到達するだろうか。
頭痛を引き起こすほどの電磁波(?)が、東京まで届くのだろうか。
東京からは、沖縄より浦河沖の方が近いが、それでも900Kmほどある。
常に、そういう観点で眺めている。
慎重さを忘れないようにと、肝に銘じて。
どうも、ネット上の「体感」する人々を見ていると、そのへんの思考プロセスが欠けているのではないかと思う人がいる。
断定はできないが、北海道も沖縄も、M5クラスの地震では我々の「頭痛体感」の原因となる可能性は、低いのではないかと考えている。
私の「3~4日ルール」からいうと、今日起きた地震では、今朝9月26日6時16分頃の茨城県北部M3.2あたりが、そうだったのかもしれない。
だが、まだ4日目には達していないので、今後さらに関東近辺で揺れないか、様子を見てみることにする。
頭痛や耳鳴りなどの「体感」は、あくまでも地震予知・地震予測のための補助的なものでしかならず、体感だけで地震予知をすることなどを目標にしているわけではない。
「犯人」がパルス電磁波だとわかれば、それを機器で測定した方が良いのに決まっている。
問題は、科学者の方々がこの問題に関心を持ってくれるかどうかだ。
※9/26 23:03ばけたん青点滅。
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