今日「アサ芸プラス」サイトに掲載された記事の話題を。
『福島沖「11月22日M7.4地震は前兆」専門家が不気味警告』と題したもの。
11月22日に発生した福島沖地震M7.4、最大震度5弱の地震では、最大1.4mの津波も発生した。
福島原発事故の悪夢が再び頭をよぎった。
気象庁は「東日本大震災の余震」との見解を示したが、果たしてそれで終わりなのか。
これは単なる「予兆」なのだという地震学者がいる。
【コレガワレワレノミライノスガタ?】
木村政昭名誉教授の見解
木村政昭氏は、こう語る。
太平洋プレートは北から南までまんべんなく押してくるんですよ。その圧力がかかった結果、弱い部分が割れて地震が発生する。3.11の東日本大震災は、ニュージーランド地震から17日目に発生しましたが、今回もひずみがたまった弱い部分が割れるだろうと注意を呼びかけていたら、案の定でした。しかし、これは前兆にすぎません。“本命”とも言うべき巨大地震が近く、日本近海で発生すると、私は見ています。
木村氏の警告というのは、たしかに自分のHP上で書き込まれていた。
「今後、日本の地震空白域での大地震の発生が心配されます」と警戒していた。
伊豆・小笠原諸島スーパー巨大地震
地震の空白域は日本のあちこちにあるが、木村氏が繰り返し警告するのは、伊豆・小笠原沖。海底噴火で拡大を続ける西之島付近だ。
木村氏が予測する、いわゆる「伊豆・小笠原諸島スーパー巨大地震」で、「2012±5(M8.5)」というから、2017年までに起きることになる。
木村氏が予測する巨大地震が発生しても、内陸部には直接的な被害は大きくない。
問題は、大津波が起こる可能性があることだ。
地震動などの直接的な影響はさほどでもないでしょうね。大きな揺れといっても、東京で震度5程度のものになると見ています。しかし、津波はそうはいかない。フィリピン海プレートは太平洋プレートに比べて地盤が軟弱なため、海底が大きく沈降した場合、大津波が発生するおそれがある。津波は同心円状に広がっていくので、太平洋側一帯は大津波の警戒が必要になります。西日本、沖縄などの離島も心配ですが、これまで津波の被害をあまり受けなかった東京湾も津波が入ってくるかもしれない
木村氏は、南海トラフ地震は当面(数十年)は起きない説を指示している。
この点は、たとえば昨日の記事で紹介した高橋学氏と大きく見解が異る。
だが、いずれにしても、大津波を伴う巨大地震が間近に迫っているということでは、大きくは変わらない。
また木村氏が予測する千島海溝と日向灘の地震、富士山噴火も、起きれば大災害になるだけに、これらも注意が必要だろう。
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