探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【TOCANA】【緊急警告】8月8日(満月)~22日(新月+皆既日食)前後に大地震発生か?中国四川省でM6.5の地震


今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
『【緊急警告】8月8~22日、関東(茨城県沖)で巨大地震発生か!? 皆既日食、月の位相、7の倍数… 過去データが示す“恐怖のリンク”で判明!!』と題した記事だ。


昨日の記事でもちょっと触れたが、8月21日(日本時間8月22日)に、皆既日食が起きる。
北米を横断する皆既日食としては、なんと1979年以来38年ぶりとなるという。


昔から、日食は災害などの凶兆だと恐れられてきた。
日食の前後に大地震が起こるともいわれるが、本当だろうか。
その謎を過去データとともに検証している。


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TOCANAの記事

まず、下記のトカナの記事を読んでみてください。
その後に、書ききれなかったことなどを補足します。


tocana.jp


今回、何か書き忘れていたと思ったら、今日8月8日は部分月食が起こることを失念していた。
というわけで、これから2週間から1カ月ほど、月食+日食でダブルワーニングなのだ。
 

今朝、日本で部分月食が見られた~中国でM6.5の地震

今日8月8日は満月で、未明には日本各地で部分月食が見られた。
下記の写真は福岡市内で撮影されたもの。


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ついさきほど、8月8日22:19頃(日本時間)、中国の四川省でM6.5の地震が発生した。
震源成都の北方300kmほどのところだ。
いまUSGSのリアルタイムデータで見つけたばかりで、詳細は不明だ。
※観光地である九寨溝の近くらしい。


昨日までは、環太平洋を含めた世界で、地震が静穏化していた。
ここしばらく、M5超の地震が起きていなかった。
満月トリガー+部分月食だから、今日は大きめなのが来るだろうと思っていたら、まず1発目が来た。


昨日の記事で、8/8~8/22は地震に注意と警告した矢先のことだった。


tankyu.hatenablog.com


トカナの記事でも、ちょっと不正確な書き方をしてしまった。
8/8~8/22が要注意と書いたけれど、正確には8/22の皆既日食から本当の注意期間が始まる。
それは、もしかすると1週間か2週間、つまり次の9月初めの満月頃まで続く。


しかし、なんだか測ったかのようにM6.5ですねー。
(今回の過去データはM6.5超の地震を紹介している)
まあ、たまたまそうなったのだろうけれど。


日本では、沖縄本島近海でM5.0最大震度3と、国内でもM5超が起き始めた。
日本でも、この2週間ほどの間にもっと大きな地震が起きるかもしれないので、十分注意してください。


一つには、台風5号が通過したあたり。
大阪・京都と佐渡ヶ島あたり、ちょっとフラフラした動きだったのが気になるところ。

日食前後に大地震が起きた例

TOCANAの記事で示した、過去の日食前後に起きた地震(M6.5~)の例を、こちらでも載せておきます。


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地震】1973年6月17日:根室半島地震、M7.4、最大震度 5。津波あり。
地震】1973年6月24日:根室半島南東沖、M7.1、最大震度 5。
【日食】1973年6月30日:皆既日食(南米北部、北アフリカ、インド洋)。20世紀で第3位の長さ。
地震】1979年7月1日:アラスカ南東部、M6.7。月齢7(上弦)
地震】1973年7月3日:フィリピン・サマール島、M6.5。月齢8(上弦)
地震】1973年7月14日:中国・西藏、M6.9。月齢13(満月)
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【日食】1976年4月29日:金環日食(中部大西洋、北西アフリカ、地中海、ユーラシア南部)。
地震】1976年5月6日:イタリア北東部、M6.5。死者930人。月齢7(上弦)
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【日食】1999年8月11日:皆既日食(ヨーロッパ、トルコ、イラン、インド)。
地震】1999年8月17日:トルコ大地震、M7.4。死者1万6,000人。月齢6(上弦)
地震】1999年8月20日:コスタリカ沖、M6.9。月齢9(上弦)
地震】1999年8月22日:バヌアツ、M6.6。月齢15(満月)
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【日食】2005年10月3日:金環日食ポルトガル、スペイン、アフリカ)。
地震】2005年10月8日パキスタン地震、M7.6。死者約10万人。月齢5。
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【日食】2006年3月29日:皆既・部分日食(南米、北アフリカ、ヨーロッパ、西・中央アジア)。
地震】2006年3月31日:南太平洋・ケルマディック諸島、M6.5。
地震】2006年4月7日:フィジー諸島、M6.5。月齢9(上弦)
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【日食】2007年3月19日:部分日食(ユーラシア中央・東部)。
地震】2007年3月25日:能登半島地震、M6.9、最大震度6強津波あり。月齢6。
地震】2007年3月25日:バヌアツ諸島、M7.1。月齢6。
地震】2007年4月2日:ソロモン諸島、M8.0。死者35人。月齢14(満月)
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【日食】2009年7月22日:皆既日食(インド、華中、奄美諸島、中部太平洋)。21世紀で最長。
地震】2009年8月9日:東海道南方沖、M6.8、最大震度4。月齢17。
地震】2009年8月11日:駿河湾、M6.5、最大震度 6弱。最大40cmの津波
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【日食】2010年7月11日:皆既日食ポリネシア、チリ、アルゼンチン)。
地震】2010年7月23日:フィリピン・ミンダナオ島、M 7.9。月齢11。
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【日食】2011年7月1日:部分日食(南極)。
地震】2011年7月10日:三陸沖、M7.3。月齢9。
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地震】2012年11月7日:グアテマラ、M7.4。死者・行方不明者130人。月齢22(下弦)。
【日食】2012年11月13日:皆既日食(オーストラリア北部)。
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【日食】2013年5月10日:金環日食(オーストラリア北西部、ニューギニア島ソロモン諸島)。
地震】2013年5月24日:オホーツク海、M8.3。月齢14(満月)
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【日食】2015年9月13日:部分日食(アフリカ、南極)。
地震】2015年9月16日:チリ中部、M8.3。死者5名。月齢3。
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地震】2013年10月26日:福島県沖、M7.1。月齢21(下弦)。
【日食】2013年11月3日:金環・皆既日食(北米、アフリカ)。
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日食の5日後までに起きた地震の日付を赤く色づけしておいた。
これが最も顕著で確度が高い例ではないか。


また、月齢7.5(上弦)前後に起きていた場合は、日付を青色で示した。
約1週間の遅延ということになるが、これがかなり多いように思う。
他に、約2週間後の満月頃も数件ある。

今後の注意期間

もし、これらがたまたまそういうタイミングで起きたのでなければ、今回も下記のタイミングが注意が必要だ。

  • 8/08:月齢15.7(満月)→部分月食
  • 8/15:月齢22.7(下弦)
  • 8/22:月齢0.4(新月)→皆既日食
  • 8/29:月齢7.4(上弦)
  • 9/06:月齢15.4(満月)


トカナで、茨城県で大地震とあるが、あれは例えばの例として書いたのが、編集で微妙にニュアンスが変わってしまった。
茨城県に限らず、大きくいえばリング・オブ・ファイアどこでも要注意だろう。


ただし、このような月の影響で地震が起きるのは、あくまでも地殻の歪みがあって初めて最後の一押しのトリガーとなるのであって、何もないところでは起きない。


もっと色々と書きたいことがあるが、時間切れなので明日以降に書くことにする。


日食のすべて―皆既日食と金環日食の観測と撮影

日食のすべて―皆既日食と金環日食の観測と撮影


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