探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【TOCANA】新燃岳が7年ぶりに爆発的噴火→数カ月以内に大地震や火山噴火?過去データから見えてくるもの


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今日TOCANAで、私が書いた記事が執筆された。
…って、えっ?聞いてないよ。


『【緊急警告】新燃岳噴火→数カ月以内にM8巨大地震や富士山噴火の法則! 11のデータが証明する“恐怖の連鎖”、3.11とも完全一致!』と題した記事が掲載されていた。
こういう記事を書くのは、私か編集部以外にいない。
…と思って、記事を見ると、「百瀬直也」のタグが。


今日3/6 14:30頃、宮崎県・鹿児島県境にある霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)(1421m)で、爆発的噴火が発生した。
爆発的噴火は、2011年3月3日以来、7年ぶりになる。


自分はこういう原稿を書いた覚えはないし。
アルツなんとか始まった?
…と思ってしまった。^^;

TOCANAの記事

でも、読んでみると、昨年10月25日の私が執筆した記事の再掲だった。
やっと事情がわかった。
霧島連山の火山が噴火すると、その後に大地震や火山噴火が起きることが過去に多かったという趣旨だ。


今日の午後に掲載されたばかりだと思うのに、既にFacebookで「いいね」が400件以上ついている。
これはかなり異例のことだ。


興味がある方は、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。


tocana.jp
 

霧島山噴火→大地震・噴火のケース

以下に、TOCANAで示した「霧島山噴火→大地震・噴火」の例をこちらでも示しておく。

1. 1677年:御鉢で噴火
→1677年4月13日:延宝八戸沖地震、M7.2~8.0、津波あり。
→1677年11月4日:延宝房総沖地震、M8.0前後、犠牲者500人、津波あり。


2. 1678年1月9日:御鉢で噴火
→1678年10月2日:宮城県北部沖、M7.5前後。


3. 1706年12月15日:御鉢で噴火
→1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ全域)、M8.4~8.6、犠牲者5千~2万人以上。
→1707年12月16日:富士山の宝永大噴火


4. 1717年2月9日~22日:新燃岳で噴火
→1717年5月13日:宮城県沖、M7.5、津波や液状化被害。


5. 1891年6月19日:御鉢で噴火。
→1891年10月28日:濃尾地震、M8.0、最大震度7相当。犠牲者・行方不明者7千人以上。


6. 1894年2月25日~28日:御鉢で噴火
→1894年3月22日:根室半島沖地震、M7.9、津波あり。
→1894年6月20日:明治東京地震、M7.0、犠牲者31人。


7. 1896年3月15日:御鉢で噴火
→1896年6月15日:明治三陸地震、M8.2~8.5、津波あり、犠牲者・行方不明者2万2千人。


8. 1914年1月8日:御鉢で噴火
→1914年1月12日:桜島地震、M7.1、犠牲者29人。
→1914年3月15日:仙北地震(秋田)、M7.1、犠牲者94人。最大震度7相当。


9. 1923年7月11日~20日:御鉢で噴火
→1923年7月13日:九州地方南東沖、M7.3。
→1923年9月1日:関東大震災、M7.9、犠牲者・行方不明者10万人以上。


10. 1959年2月17日:新燃岳(昭和噴火)
→1960年3月21日:三陸沖、M7.2。


11. 2011年1月26日:新燃岳で噴火(多量の火山灰や軽石、溶岩噴出)
→2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、M9.1。


・ 2017年10月11日~14日:新燃岳で噴火
・2018年3月6日:新燃岳で爆発的噴火
→2018年X月X日:西日本・首都圏・東北のいずれかで大地震?


このように、霧島山の噴火の2ヶ月~4ヶ月後に、明治三陸地震、関東大震災、濃尾地震といった巨大地震が発生したというのは、偶然で済まされないものがある。
では、今回はどこで何が起きるのだろうか?

三重に注意か?

3/4には、「台湾―西日本地震連鎖の法則」を紹介する記事をTOCANAで書いたばかりだった。
www.tankyu3.com


また、下記の2/25の記事で書いたように、1707年の富士山の宝永大噴火の前年に、浅間山と霧島山が噴火していた。
その後の宝永大噴火が起きるまでに、宝永地震や宝永富士宮地震も起きていた。

1706年11月20日:浅間山噴火。
1706年12月15日:霧島山噴火。
1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ全域)(M8.4〜8.6)、犠牲者4,900〜2万人以上。
1707年10月29日:宝永富士宮地震(M7.0)。
1707年12月16日:富士山、宝永大噴火。


www.tankyu3.com


木村政昭・琉球大学名誉教授は、「富士山噴火」を「2014±5」と予測している。
「富士山の平成大噴火」となってほしくないものだ。


このように、「霧島山噴火→大地震」、「台湾地震→西日本で大地震」、「霧島山噴火→富士山噴火」と、現在は三重の意味で大地震や大噴火に注意が必要なのだ。


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