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【前兆】『南海トラフ巨大地震発生の条件・前兆・傾向』のページを作った~迫りくる巨大地震への対処は?


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今日、『探求三昧Web』のコンテンツ第2弾として、『南海トラフ巨大地震発生の条件・前兆・傾向』のページを作成した。
現在の日本で最も発生が懸念されている巨大地震が、「いつ」「どこで」(南海・東南海・東海)起きるのかについて、被災が想定されている地域に住む人々に、少しでも情報を与えられればという気持ちで作った。

【目次】

 

発生条件

まず、巨大地震の発生条件についてだが、「いますぐ」には起きないだろうと思わせる根拠が、この項に書いたことだ。
具体的には、黒潮の大蛇行がまだ続いているということ。
なので、これが終息するときが非常に気になるのだ。

エルニーニョと大地震

太平洋東部の海水温によって、エルニーニョ現象とラニーニャ現象がある。
エルニーニョの時には、熱帯太平洋の東部で海面水温が平年より高く、西部で海面水温が低くなる。
ラニーニャの時には、逆に太平洋の東部で海面水温が低くなる現象だ。


この2つが知られるようになってから発生した南海トラフ巨大地震は、昭和東南海地震(1944年)と昭和南海地震(1946年)だけだ。
このうち、昭和東南海地震はエルニーニョもラニーニャも発生していない時に起きて、昭和南海地震はエルニーニョ期間中に起きていた。


両者に相関関係があるとすれば、エルニーニョが今秋から冬までに発生するのではないかと言われるが、その後に南海トラフ巨大地震が発生する可能性が高くなるのかもしれない。
ちなみに、この時にはエルニーニョ期間中(約1年間)の間に、世界でM8超の巨大地震が下記のように3回も起きていた。

【エ】1946年春~1947年春
●1946年4月1日 アリューシャン地震 Mw8.1
●1946年8月4日 ドミニカ共和国 M8.0
●1946年12月21日 昭和南海地震 M8.0

 

予言・予測

南海トラフ巨大地震の発生に関する予測・予言についても、参考として紹介しておいた。
ここでは、産業技術総合研究所・宍倉正展氏のスーパーサイクルと、ジョー・マクモニーグル氏と松原照子氏の予言について書いている。
もう一つ、私のダウジング地震予測のことも紹介している。

月齢

これはもちろん南海トラフ巨大地震に限ったことではないが、満月・新月の前後には大きな地震が発生しやすい傾向がある。
今回あらたに調査したところ、発生日がわかっている南海トラフ巨大地震のうち、16件中12件(75%)が満月・新月前後4日以内に発生していたことがわかった。


これはかなり顕著な偏りなので、やはり南海トラフ巨大地震の特徴なのかもしれない。
ちなみに、現在も9/26の満月直後で、今週中くらいは大きめの地震に注意が必要だ。


『南海トラフ巨大地震発生の条件・前兆・傾向』のページは、下記にあります。
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