探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

地震前兆・超常現象研究家の百瀬直也が地震予知・災害・防災・予言などを探求するWeb/ブログ(はてな旧サイト)




【前兆】地震の前に静電気「バチッ」は地震前兆か?~地震予知用の静電場センサ+美弥さんの体感


f:id:nmomose:20181112195306j:plain


寒くなってくると、静電気体質のためにバチッと感電が始まるが、これが地震前兆現象かもしれないと以前から思っていた。
そういう法則があるかどうか、過去の体験を調べてみると共に、地震予知目的の「静電場センサ組み立てキット」というのを注文したことも書く。
また、宮城県の美弥さんからの体感の報告も紹介する。

【目次】

 

静電気と地震の発生

この話題は、まだ季節的に少し早いかもしれないが…。
私はいわゆる静電気体質で、冬になるとビルのエレベーターのボタンに触れたりして、ビリビリッと来ることがある。


ある時、これはもしかしたら地震前兆現象の一つではないかと思った。
違っていたら恥ずかしいから、あまり大々的には書かなかった。


それで、そういう感電があった時には記録するようにした。
記録しようと決めても、つい忘れてしまって、以下の記録例は稀なケースだ。

2013/12/18

まず、5年前の2013/12/18のツイートから。



その3日後の2013/12/21 1:10に、埼玉県南部でM5.3、最大震度4の地震が発生した。

2014/05/04

次は、2014/05/05の私の誕生日のツイートで、前日に静電気でビリっと来たことが多かったと書いている。



そして、自分の誕生日に、以下の2つの地震が起きた。


2014/05/05 05:02:茨城県南部、M4.2、最大震度3
2014/05/05 05:18:伊豆大島近海、M6.0、最大震度5弱


これは結構顕著な例だなと思って、「大島近海の地震の前に珍しく静電気がバチッときた人がいたら、教えてください」と聞いてみた。
すると、何人かが反応した。


こちらは、たぶん関東の人。


こちらは、東京の人。


こちらは、静岡県中部の人で、伊豆大島近海のM6.0ならば、距離的にありだろう。


この事例だけでも、やはり、あるのかもしれない。

2018/09/08

以下は、今年9月8月のブログ記事から。

ところで、今日は田無へ行っていて、LIVINという駅前のビルで、2回ほど静電気でバチッときた。
1回はタッチ式自動ドアを触った瞬間で、もう2回はどこでだか忘れた。


以前にも地震の前にそういうことがあったと思うが、夏場にそういうことがあったのは初めてかもしれない。
私はもともと「静電気体質」で、霊感がある人には結構見られるようだが、関連のほどは定かではない。


9月の暑い時に2回あったというところがポイントだ。
そして、2日後の2018/09/10 23:58に千葉県南東沖でM4.7、最大震度4の地震が発生した。
これも沖合の大きめで、小平市まで揺れたので、前兆としてあり得るだろう。

やはり地震前兆か?

このように見ていくと、静電気がバチッと来たときのすべてではないにしても、地震の前兆として発生する静電場による現象なのかもしれない。


先ほど私のLINEグループで聞いてみたら、静電気体質の人はいるけれど、地震と結びつけて考えている人はいないようだ。
まあ、そんな奇抜な発想(?)をする人は、私ぐらいだろう。

静電場センサ組み立てキット

以前から、「静電場センサ組み立てキット」というのが欲しいと思っていた。
これは、かの故・池谷元伺大阪大学名誉教授が考案されて商品化されたものだ。


大地震が発生する前には、地下のプレートに大きな圧力がかかり、岩石破壊によって発生するパルス電磁波により大地は帯電する。
このとき、地上では静電気による様々な前兆現象が起こる。
この静電気の異常を検知するためのセンサとして、このキットが開発された。

地震前に静電気が増大する

池谷元伺先生の著書『地震の前、なぜ動物は騒ぐのか』(NHKブックス、日本放送出版協会)では、地震の前に震央付近で巨大なパルス電荷が発生という。
そのため、電磁波の波束を観測する代わりとして、震央での電荷量を測定するのも一つの方法だと。


神戸地震(阪神・淡路大震災、1994年)の際には、ある会社が自然に発生する静電気を常時測定していた。
このグラフを見ると、地震直前には電荷量が大きく変化していた。


このため、私のような静電気体質の人が、たとえ夏場でも大きめの地震や近場での小地震の前に、静電気に感電することもあるのではないか。

組み立てキット

今日私が注文した静電場センサ組み立てキットは、小学生高学年から大学生・一般までを対象としたもので、はんだ付けなどは不要で、簡単に組み立てられるようだ。
単三電池または外部電源(ACアダプタ付属)により、ブザーとLEDで静電場変動を知らせてくれる。


f:id:nmomose:20181112210954j:plain


定価7530円、配送料648円、代引きの場合は手数料324円で、計8502円税込となる。
下記が、キットの解説ページ。
静電場センサ 組み立てキット
下記が購入ページ。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=8D22-T8LK


とにかくうちには地震前兆を知らせてくれる物や動物(自分も動物?)がいろいろあって、ばけたん、磁石落下装置、無人チャイム、ハムスター、自分の体感に、新たに静電場センサが加わることになる。
実際に地震前兆に反応するか、やってみないとわからない世界だが、届くのが楽しみだ。

宮城県の美弥さんの体感

次に、宮城県の美弥さんから11月8日(木) 21:14に受信したメールの内容を紹介する。

こんばんは、百瀬さん いつもお世話になります! 今日は朝から 頭痛が酷いです!(>人<;)
左目の奥にも痛みもあり、なんだろうと思いましたが、まだ今も痛みが続いてます!
午後からは 地震前に痛みの出る 左肩の痛みも始まり、嫌な感じです! 最近、この痛みが出ても 対応する地震が余りありません!
1番嫌なパターンです!
この状態が続くと来た時は大きな地震になる事が多いです!M5前後で震度4位で済んでくれる事を祈ります!m(_ _)m何事も起こらない様に祈ってます!m(_ _)m


あれから4日経っているが、すでに対応する地震が起きているとすれば、以下のどちらかか。

11月09日06時51分:宮城県沖、M4.3、最大震度2
11月10日06時51分:宮城県北部、M3.5、最大震度2


どちらも大した規模ではないが、10日の内陸M3.5が、美弥さんが住んでいるところから近ければ、強い頭痛体感となったかもしれない。
もっとも、大きな地震ほどタイムラグが長くなるので、これから起きる大きめの地震に対応するものかもしれない。


Copyright (C) 2004-2020 Naoya Momose - 百瀬直也. All Rights Reserved. Email