探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【TOCANA】12/21~25に「惑星直列」で大地震?3.11や胆振など前例多数「大地震-カイトの法則」


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今日TOCNAに掲載された私の記事は、地震予知的観点から、「惑星直列」が起きる21日~25日に大地震が起きるかどうか検証したもの。
また、私が特定の天体配置ができる時に特に巨大地震が発生する傾向があることも紹介している。
もしこのような法則が本当にあるならば、地震予知・予測にとって大いに役に立つものだろう。
今回新たに調べたところ、実は12月24日のクリスマスイブの日が最も地震に要注意になるかもしれない。

【目次】

 

「惑星直列」

「惑星直列」で大地震など大災害が起きるといったことは昔から言われていて、オカルト雑誌の格好のネタだった。
地球を中心に十字形が形成される「グランドクロス」などもあった。


私は占星術の主張するところをアプリオリに鵜呑みにしているわけではないが、20代の頃から、特定の惑星配置が地球上の事象に影響を与えることがあるかといったことを自分なりに研究していた。
だが、当時はまだSEの経験がなかった頃で、あまり効率的な手法で解析していたとは言い難い。


その後、25年間のソフトウエア開発の経験を経た現在の方が、そのような研究がやりやすくなった。
というのも、プログラマーというのは「一見無秩序に見える集合から秩序を見つけ出す」ことが重要な作業の一つだからだ。
そのような過程を経なければ、プログラムなど組めない。


あるデータが、どのような性質・傾向を持つかを見つけ出すこと。
そのようなトレイニングというか実践を積んできた。
そういう経験がなければ、いまの研究家としての自分はいなかっただろう。

TOCANAの記事

これまで、地震前兆研究家として、月齢つまり月の位置が大地震の発生に重要な役割を果たしているということで、このブログやTOCANAで地震予測も含めてさまざまな記事を書いてきた。
このようなことは、月の引力が地震発生の「トリガー」となる可能性として、一部の科学者も可能性を認めるところだ。


だが、太陽と月以外の「惑星」が地球上の地震の発生に影響を与えるというような主張は、はっきり言って勇気が要ることだ。


というのも、バカにしたり無視したりする人が多くいるだろうから。
そういう人が多いからといって、いちいち気にしていたら、研究家やライターはやっていられない。


では、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
その後に、大地震のデータの補足などを書きます。



 

「大地震-カイトの法則」

今回のTOCANAの記事に先立って、12/12にこのブログでも同様の内容の記事を書いた。
その時点で書いた法則から若干修正しているが、天体配置と大地震の発生に関して、下記のような傾向がわかってきた。

(1) 惑星集合:太陽系で7つ以上の天体が狭い角度(約90度)に集合する
(2) 3つの天体が「グランド・トライン」(正三角形)を形成する
(3)「グランド・トライン」を形成する天体のうち1つが、同時に他の天体と180度を作る(洋凧の形に似ているため「カイト」と呼ばれる)


このうち、惑星集合(直列)に関しては、フッガービーツ氏ほか、地震と関係があると主張する人は多く、私が初めて発見したわけではない。
これについては、(2)と(3)も同様かもしれない。


いつも書いていることだが、この研究に限らず、私が発見するような「法則」のたぐいは、仮にそのような名称で呼んでいるだけで、それが絶対的に正しいと信じて疑わないわけではない。

巨大地震・被害地震の時の天体配置

以下に、TOCANAの記事で紹介したのと同じ巨大地震または日本の被害地震発生時の天体配置を、こちらでも紹介し、補足がある場合はそれも書くことにする。


ちなみに、添付する図は占星術のホロスコープ描画フリーウエア「Astrolog」を使用したもの。
12/12のブログ記事では、ごく一部の大地震の例を紹介したが、今回は10の事例を紹介している。
「これでもか」と数多い事例を紹介した方が、信じない人に対しても多少は説得力が出てくるかもしれないと思って。


ホロスコープに出てくる占星術の惑星記号がわかっていた方が良いと思うので、以下に示す。


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ちなみに、上記のうちで「地球」は通常の占星術では使用しない。
というのも、ホロスコープは地球を中心にして見た黄道上の天体の位置を示すものだからだ。


他に、占星術の12のサイン(星座宮)があるが、これはこの研究では全く意味をもたないので、サインの記号は特にわからなくても問題ない。

巨大地震・被害地震データ

凡例:【集合:n】=惑星集合(nは集合する天体の数)、【大三角】=グランドトライン


なお、地震発生時刻が不明な場合は仮に12:00としている。

684年11月26日:白鳳地震(M8.2)

犠牲者多数。
南海トラフ全域が震源域の可能性。
【集合:5】冥王星・金星・火星・太陽・水星
【カイト】:天王星-土星-海王星、水星


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1923年9月1日:関東大震災(M7.9)

犠牲者・行方不明者10万5,385人。
【集合:7】海王星、火星、金星、太陽、水星、土星、木星
【カイト】木星-天王星-冥王星、月


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1950年8月15日:アッサム - チベット(Mw8.6)

犠牲者4,000人。
【集合:9】天王星、金星、冥王星、太陽、月、水星、土星、海王星、火星(約120度)
【カイト】天王星ー火星-木星、月


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1952年3月4日:十勝沖地震(M8.2)

犠牲者28人。
【カイト】月-金星-土星、冥王星
【大三角】太陽-天王星-火星


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ここで初めて、二重のグランドトライン(カイト)が登場したが、重なっているとわかりづらいかもしれない。

1957年12月4日:モンゴル、ゴビ・アルタイ地震(Mw8.1)

犠牲者1,200人。
【集合:7】木星、海王星、火星、太陽、土星、水星、金星
【カイト】水星-冥王星-月、海王星


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1985年9月19日:メキシコ地震(Mw8.0)

犠牲者5,900人以上。
【集合:9】金星、火星、水星・太陽、冥王星、土星・月、天王星、海王星(約120度)


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ここで初めて、惑星集合のみの例が出てきたが、木星以外の9個が120度くらいの狭い範囲に集合しているため、「強力」になったのかもしれない。
もっとも、その「力」は天体の引力ではありえないことがわかっている。
というのも、月以外の惑星や太陽の引力が地震の発生に影響を与えるほど強いことは有り得ないとされているからだ。


そのため、たとえ本当にこのような「法則」があったとしても、現代の自然科学ではそれを説明することが困難だろう。

2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)

犠牲者・行方不明者約2万2000人。
【集合:8】月、太陽・火星、水星・天王星、木星、海王星、金星


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トカナの記事で書いたように、多くの巨大地震発生時のホロスコープを見た後で、これを見ると、「わりと地味だな」と感じてしまう。
ただ、上記の8つの天体のうち、冥王星を除くと、7つが60度くらいのごく狭い範囲に集合していて、これはそう地味でもないかもしれない。


もう一つは、集合しているうちの一つの木星が、正反対の位置にある土星と180度のアスペクト(占星術でいうオポジション)を作っていて、しかも金星との間で120度と60度も形成していて、これを占星術用語で「調停のアスペクト」と呼ぶ。
これは、緊張とか悪い意味をもたらすと信じられるオポジション(180度)の力を和らげる(調停する)ものとされる。


ところが、これも地震発生時によく見られるものなのだ。
特別な大幸運をもたらすとされるグランドトラインや調停のアスペクトが、皮肉にも大地震をもたらすというわけだ。


また、大地震発生の24時間後には、土星-月-金星-木星によるカイトができていた。


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これは、たまたまそうなったのか、あるいはTOCANAで書いたように、このような巨大地震だとカイトのような特別なアスペクトが形成される1日ぐらい前に揺れてしまうということなのか?
このような例が他にもあるかどうか、今後の課題としたい。


地震発生時の天体配置が「地味」とか書いてしまったが、よく考えてみると、惑星集合と調停だけでもあり得るのかもしれない。

2016年4月16日:熊本地震(本震、M7.3)

犠牲者258人(前震含む)。
【カイト】水星-冥王星-木星、海王星
【大三角】月-天王星-土星


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これまたインパクトある天体配置だ。
しかも、2日前に起きたM6.5の前震の時にも、実はこれまたインパクトある配置となっていたのだ。
それは、以下の通り。


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じつは、この前震は今この記事を書くために調べたのだが、「ああやっぱりな」と思ったものだった。
この時すでに、グランドトラインが1つできていたのだ。


それから2日後には、月が移動した結果として2つ目のグランドトライン(カイト)もできたというわけだ。

2018年6月18日:大阪府北部地震(M6.1)

【カイト】水星-海王星-木星、土星


じつは、TOCANAの原稿執筆時に見逃してしまったのだが、グランドトライン(水星-海王星-木星)と共に、水星と土星が180度(オポジション)になっていて、通常その場合は土星と両側の冥王星・木星と60度のアスペクトができるのだが、微妙にズレていてできていなかった。
だが、ほとんどカイトが形成されていると言っても良いのではないか。
というわけで、下記の図にピンク色で180度の線を加えておいた。


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2018年9月6日:北海道胆振東部地震(M6.7)

犠牲者41人。
【カイト】月-海王星-木星、冥王星
【大三角】水星-天王星-土星


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これもインパクトが強いケースで、二重のグランドトライン(一つはカイト)ができている。
ほとんど「ダビデの星」みたいな形だ。


このグランドトラインとカイトは、前日の午後にできて、当日の昼には無くなっていた。
この例のように、月が移動する速度は速いので、月が関わっているアスペクトは短期間しか形成されないのだ。
それを考えると、カイトやグランドトラインのようなアスペクトは、短期間で大地震を発生させるトリガーとなるのだろうか。

今後の課題

このように、M8以上の巨大地震の多くでは、惑星集合やグランドトライン(カイト)ができている。
今後の課題としては、そのようなアスペクトができなかった時に、別の顕著なアスペクトができていたかどうか。
あるいは、天体配置の影響がなさそうな時には、何が「トリガー」となって地震が起きるのか。


そのようなことを、実際のデータを解析しつつ探っていくことにしたい。

「人工地震」の可能性について

いま、TOCANAで、私が関わっている「人工地震」に関する記事が連載されている。
これまでの自分の研究から導き出された結果”だけ”に基づいて考えると、考えられているような巨大地震や大地震が「人工地震」で起きる可能性は、非常に低い。


理由としては、単純明快だ。
ちょうど「惑星集合」や「カイト」ができるタイミングで、大地震が起きるように設定しようなどと考える人間は、まずいないだろうから。

12月中に大地震は起きるか?

今回の読者の大きな関心事は、オランダのフッカービーツ氏が警告するように、12月21日から25日の間に、どこかで大地震が起きる可能性があるだろうかということ。


21日~25日には8つの天体が集合するが、下記のチャートのように、12/23には集合しているうちの太陽が月と180度つまり満月になる。
その時が一つの要注意期間だとトカナで書いた。


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クリスマスイブが最要注意か?

だが、本当はもっと要注意になるかもしれないアスペクトができる時があった。
23日の満月の翌日の24日に、下記のようにカイトができるのだ。


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今この記事を書くために、21日から1日ずつ見ていって、初めて見つけたものだ。
「しまった!」と思った。
TOCANAの記事で、これも強調すべきポイントだったと。


厳密にいうと、上記は12時時点での天体配置で、夕方頃になるとカイトは消えてしまう。


世界的にいうと、12月24日はなぜか世界で大地震が起きたことがない。
だが、日本では一つだけ例外があって、それが1854年12月24日の安政南海地震(M8.4)だった。
大地震の「特異日」というのはあるが、その逆のケースというは非常に珍しいことだ。


いずれにしても、クリスマスイブの日は、難しいかもしれないが、少しは地震のことも頭の中に入れておいた方が良いかもしれない。

地震予知に役立つか?

今回の記事で重要なことは、もし天体配置の法則が真実ならば、われわれは大きな被害が出る巨大地震の発生を事前に「予測」することができる可能性があるということだ。


もっとも、それをいちいち事前に調べるのは至難の業だろうが。


今年から来年にかけても、大きな地震については気が抜けない日々が続くかもしれない。


※浜田和幸先生インタビューの2回目も、今日掲載されました。


購入して半年になるが、今のところ不満はなく耐久性もそれなりにありそう。


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