例のミシェルさんと私が共通して視た「赤い鳥居」のビジョンとダウジングの「伊勢湾トライアングル」の件で、伊勢湾付近の活断層を調べたところ、やはり大地震が起きる可能性があるエリアであることがわかったので紹介する。
また、まさにその地で例の愛知県の深部低周波微動(スロースリップ)が未だに続いていることも示す。
【目次】
「赤い鳥居」と「伊勢湾トライアングル」
大分県のミシェルさんと私が揃って2014年に「赤い鳥居」のビジョンを視ていたことは、すでに何度も書いてきた。
そして、ミシェルさんが東海地震が起きる場所としてダウジングを行ってヒットしたのが、伊勢湾を囲むようにしてできた三角形だった。
そして、その三角形は私が過去2005年以降に何度も行ってきたダウジング地震予測で出ていた地点とほぼ同一だった。
このビジョンもダウジングも、お互いにそのことを知らずに見て、行っていたのだ。
自分一人がダウジング地震予測を行っても、自分自身がそれほど信じ込んでいないので驚くことはないが、私以上に霊感をもっていると思われるミシェルさんと同じ結果になったことは無視できないことだ。
そのため、もっと世に知らせなければいけないと思い、TOCANAで書くことにした。
過去にもTOCANAで小出しで書いてはいたが、「赤い鳥居」と「伊勢湾トライアングル」のことがまとまった形で、今年2月に初めて世に出ることとなった。
「赤い鳥居」や「伊勢湾トライアングル」について知らない方は、まず下記の私が書いたTOCANAの記事を読んでみることをお薦めします。
そうでないと、以降を読まれても全く話が見えないと思うので。
愛知県の深部低周波微動(スロースリップ)が続いている
上記のTOCANA記事でも書いた、2月3日頃に始まった愛知県の深部低周波微動(深部低周波地震)とスロースリップ。
2月後半に入って、一旦は収まりかけたと思っていたが、今日見たところ、2月下旬からまた活発になってきていた。
今日時点での最新の分布図を以下に示す。
下記の通り、元の分布図では四国も示してあるが、四国でも依然として続いている。
これは、後で示すように、伊勢湾トライアングルに被る場所で、東ラインをまたいで分布している。
伊勢湾トライアングル付近の活断層
これまで、「伊勢湾トライアングル」を、「活断層」の観点で見ることを後回しにしてしまっていた。
それで今日、地震調査研究推進本部の伊勢湾周辺の活断層の資料を元にして、前回示した伊勢湾のGoogleEarthのマップに追記してみたのが下記のマップ。
活断層は、GoogleEarthのマップに私がフリーハンドで描き込んでいるので、詳細な位置はあまり信用しないでください。
赤色の線が、長期評価を行った活断層。
オレンジ色の線は、確実度Ⅰ・Ⅱの活断層。
つまり、赤色の線の方が、地震調査委員会が起こる可能性があるとのことで発生確率を調査しているということ。
伊勢湾内の海底にあるのが、「伊勢湾断層帯」だ。
これを見ると、愛知県と三重県の伊勢湾周辺は、活断層が多い。
これまで私が伊勢湾の西側の三重県を点々と聖地巡礼してきた場所が並んでいる(緑色のアイコン)。
もっとも、これは驚くに当たらない。
活断層が多いからこそ、「聖地」が作られる。
そういうものではないか。
それは、日本だけではなく、リング・オブ・ファイア上で大体当てはまる。
それは、これまで30代の頃からインドネシアなど海外も含めて数百箇所を聖地巡礼してきて、自然と気がついたことだった。
断層帯には神々の力が宿り、超常現象が発生しやすい条件を備えている。
…というようなことを延々と書いても、どんどん脱線していくし、1冊の本が書けてしまうので、やめておく。
伊勢湾トライアングルと活断層
上記の活断層を書き込んだマップに、例の「伊勢湾トライアングル」を引いたのが下記のマップ。
活断層の所在は、下記の地震調査研究推進本部の「愛知県の地震活動の特徴」のマップを参照している。
「伊勢湾断層帯」
以下に、個々の活断層ごとに、伊勢湾断層帯の地震発生確率などを見ていく。
まずは、伊勢湾内の「伊勢湾断層帯」。
細分化された活断層の名称は、下記のマップを見てください。
「伊勢湾断層帯」の各エリアの確率は以下の通り。
主部 (北部):M7.2程度 ほぼ0%
主部 (南部):M6.9程度 ほぼ0%~0.002%
白子-野間断層:M7.0程度 0.2%~0.8%
上記で、白子-野間断層は、トライアングルの西ラインの外側に沿っている短いオレンジ色の線で、ここが最も確率が高そうだ。
このように低い確率のところが多いが、活断層地震の発生確率は、たとえ1%未満でも油断はならないのは言うまでもない。
「養老-桑名-四日市断層帯」
次に、トライアングルの西ライン上部の外側に南北に伸びる活断層が、「養老-桑名-四日市断層帯」。
ここの発生確率は、以下の通り。
養老-桑名-四日市断層帯:M8程度 ほぼ0%~0.7%
この活断層は、確率は低いが、いったん動いたら名古屋市に近いだけに、甚大な被害が予想される。
「猿投山断層帯」と「屏風山・恵那山断層帯」
トライアングル内の三河地震の震源あたりから外側の北へ延びているのが、「猿投山断層帯」。
それに続いてトライアングルの右上部分から北東へ延びているのが、「屏風山・恵那山断層帯」。
このうち、トライアングル内の「猿投山断層帯」の位置は、下記の図の通り。
そして、北東へ延びている「屏風山・恵那山断層帯」は下記の図の通り。
両者のうち、伊勢湾トライアングル付近にある活断層エリアの地震発生確率は以下の通り。
恵那山-猿投山北断層帯:M7.7程度 ほぼ0%~2%
猿投-高浜断層帯:M7.7程度 ほぼ0%
加木屋断層帯:M7.4程度 0.1%
「屏風山・恵那山断層帯」とスロースリップ
じつは、2月3日ころから始まった深部低周波地震とスロースリップは、前述の「屏風山・恵那山断層帯」がある辺りを含むところで起きている。
さらに、前項の最後に確率を紹介した活断層群の中では、トライアングル内の東側の部分が2%までと確率が高めになっている。
このことは、無視できない点だろう。
南海トラフ巨大地震だけでなく、私が元日に東海地方の大地震(たぶん内陸直下型)のヴィジョンを視たこともあって、長期的に警戒を緩めないでいたいものだ。
過去の大地震の震源
次に、伊勢湾トライアングル付近で、過去に大地震が起きた地点を見てみる。
下記のマップに書き入れたように、トライアングルの東端あたりに集中している。
まず、遠江国地震は、M7前後の内陸地震だった。
715年6月30日・7月1日(7月4・5日):遠江国地震(M6.5〜7.5)、三河国・ 遠江国(静岡・愛知)で地震。
次に、遠江・三河地震も、内陸で起きたM7前後の地震だった。
1686年10月3日(貞享3年8月16日) 遠江・三河地震(M7.0±1⁄4)、犠牲者多数。
この2つは、「赤い鳥居」の最大候補地である二川伏見稲荷神社に近い。
過去に大地震が頻発していた地域だということなど、ダウジングを実施したときには知らなかった。
そして、文久西尾地震は、安政東海地震の誘発地震だった。
1861年2月14日:文久西尾地震(M6.0)。
最後は、戦時中に甚大な被害が出た三河地震。
1945年の終戦前後に、4年連続で1,000人を超える犠牲者を出した4大地震(鳥取地震、東南海地震、南海地震)の一つとなった。
1945年1月13日:三河地震(M6.8)(Mw6.6)、三重県津市で最大震度5。愛知県の一部で最大震度7相当と推定[132][114]。犠牲者・行方不明者2,306人、津波あり。
こうして見ると、過去に伊勢湾付近で大地震が起きていたのは、私が「赤い鳥居」の有力候補と考えている豊橋市の二川伏見稲荷神社の周辺に集まっている。
このこともまた、不気味に思えてくる。
このへんは活断層を書き入れていないが、実は三河地震が起きたあたりには、深溝断層(ふこうずだんそう)と横須賀断層という2つの活断層があるが、なぜか参照元の地震調査研究推進本部のマップには示されていない。
まだ活断層として不確定の部分もあるのかもしれない。
シンクロしていること
おさらい的にまとめておくと、この件では多重的にシンクロしていることがある。
それらは以下のことだ。
- ミシェルさんと私の、地震・津波で破壊される「赤い鳥居」のビジョン。
- ミシェルさんと私のダウジングで、赤い鳥居が伊勢湾を囲む地点にあることがわかった。
- 2019年2月、伊勢湾トライアングルに被る地点で、深部低周波微動(スロースリップ)が起き始めたこと。
- 伊勢湾トライアングルでは、活断層が集中していること。
- 過去に、伊勢湾トライアングル東端付近で特に大地震が集中的に起きていた。
このように、伊勢湾は大地震と津波に関して、何重にも要注意な地点であるのだ。
これらのことが、摩訶不思議に思えてくる。
更に書くと、「じつは私も赤い鳥居のビジョンを見たことがあります」という人が何人かいる。
だからといって、この地で絶対に大地震が起きるというわけではない。
それを防ぐのが祈りであり、ミシェルさんも私も、それが起きないようにと動いている(動かされている?)ことは言うまでもない。
【参考】
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