富士五湖の一つ河口湖の水位が低下する現象が起きているが、これが富士山の噴火と何らかの関係があるのかを検討する。
また、私の周囲に多い、富士山噴火の夢・ヴィジョン・予感などを得ている人々をまとめて紹介する。
河口湖の水位が低下
河口湖では、水位が2m以上も低下して、一部では湖の底が露出するなど水不足が懸念され始めた。
私は家族とともに、4/26~4/27に川口湖畔のホテルに1泊したばかりだった。
だが、どの程度が普通の水位なのかを知らず、このくらいが普通だと思って水面を眺めていた。
富士五湖、特に河口湖の水位低下は近年けっこう頻繁に起きていて、それだけで噴火の前兆かと騒ぎ立てずに、慎重に検討する必要がある。
報道によれば、河口湖周辺では今年になって雨が少なく、水位が2.7mほど低下している。
そのため、通常は六角堂という史跡は島になっているが、そこが陸続きになり、歩いて渡る観光客も多い。
4月末の時点での水位
六角堂は、日蓮上人が開いたという「川窪寺屋敷」に建つ史跡だ。
現在は、下記の写真のように陸続きになっている。
下記の写真は、河口湖に泊まった日に撮ったものだが、これくらいの水位だった。
こちらはホテル美富士園の客室から撮ったもの。
通常時は、もっと湖岸が狭いのだろうか。
2013年にもあった
近年の河口湖の水位低下は、2013年以降にあり、話題となった。
この年の1月頃には箱根で地震が多発したこともあり、箱根山や富士山噴火の前兆ではないかと騒がれた。
だが、この時の水位低下は、結局は雨量が少ないことによるものとされた。
今年の場合も、やはり雨が少ないためと思われ、これが富士山噴火の直接の前兆現象である可能性は低いことになる。
だが、松原照子さんは2018/04/04の世見で、富士山の目覚めが近いかもしれないと書いた後で、「富士五湖の水位をチェックする時期が近付いたのかもしれません」と書いている。
今後も、水位の変化には敏感になっておいた方が良いだろう。
富士山噴火は近い?
だが、これで記事が終わるのは読む人は物足りないだろうから、続けることに。
過去に多くの大地震・火山噴火の予測を的中してきた木村政昭・琉球大学名誉教授の予測では、富士山噴火は「2014±5年」としている。
つまり、今年までに噴火すると。
木村氏は、著書『[噴火」と「大地震」の危険地図』(青春出版社、2015年)で、東日本大震災が富士山噴火を大きく誘発したと書いている。
三陸沖の大地震や南海トラフ巨大地震が富士山噴火を「誘発」したかもしれないという例は、たしかにある。
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富士山噴火の夢・ヴィジョン・予言など
近年、富士山が噴火する夢・ヴィジョンを視たり、神託を得たりしている人々が多い。
すべて過去の記事やTOCANAで紹介しているので、個々に説明しないが、以下のような人々がいる。
・スズさんの娘さんの夢
・七曜高耶さんの夢
・ミスTEの夢
・長田明子さんの神託
以上は下記の記事で。
・ヒプノセラピストマリアさんのメッセージ
・kako chan
・ミシェルさん
・スズさん
スズさんの知り合い「噴火が間に合わない」
私はこれまで数多くの予知夢・ヴィジョン・幻聴を経験してきて、それが現実になったこともあるが、不思議と富士山の噴火の夢やビジョンは視ていない。
2016/08/29に火山噴火のヴィジョンを視たが、1カ月ちょっとしてから阿蘇山が36年ぶりに爆発的噴火を起こした。
私の夢やヴィジョンは下記ページでまとめている。
松原照子さんの世見
前述の松原照子さんは、過去の世見で、2015/06-21のブログ記事で、「312と云う数字の意味はわからないが、富士山噴火は何十年も先の話とは思えません」と書いていた。
富士山の最後の宝永大噴火の年である「1707」に「312」を足すと「2019」になることは書いた本人も気づいていなかったと思われる。
いつもの「不思議な世界の人々」からのメッセージだろう。
だからといって、今年富士山が必ず噴火するという意味だとは限らず、たとえば今年あたりに何かしらの前兆が始まるという意味も考えられるだろう。
スズさんからのメール
スズさんから5/2にもらったメールで、4/29~30に富士山へ行くべきか、静岡でお札流しをすべきかと思っていたと書かれていた。
だが、結局行かなくて、誰かが行ってくれたのかなと思っていたら、私が4/26~27に河口湖へ行った(行かされた?)のを知って、百瀬さんだったのかと思ったという。
スズさんの代わりには到底なれないだろうが、富士御室浅間神社で富士山噴火鎮静を祈って正解だったかも。
富士山噴火の前兆はあるか?
富士山は300年以上も噴火していないだけあって、噴火の前にどのような前兆現象があったかということなどは、ほとんどわかってにあい。
だが、それで諦めるのは早い。
広い意味での「前兆」ならば、ある。
火山噴火に先立って、大きな地震が起きることがある。
言い換えれば、大地震が火山噴火を誘発する可能性だ。
過去の富士山の噴火の前には、下記のような大地震・噴火が起きていた。
◎797年(延暦16年)8月14日、南海トラフ地震があった可能性
→800年〜802年(延暦19年)(旧暦)3月14日~4月18日。延暦大噴火◎863年7月6日(7月10日)越中・越後地震 - 犠牲者多数
→864年(貞観6年)864年6月 - 866年初頭:貞観大噴火◎1703年12月31日: 元禄地震(M8.1 - 8.2)犠牲者6,700人。
その直後、今の静岡県沼津市で4日間にわたって富士山から山鳴りが聞こえた
1705年5月24日(宝永2年閏4月2日) 阿蘇山付近で地震
1707年10月28日(宝永4年10月4日) 宝永地震(南海トラフ全域) - M8.4 - 8.6、犠牲者4,900 - 2万人以上。
1707年10月29日(宝永4年10月5日) 宝永富士宮地震 - 富士宮で地震、M7.0
→1707年12月16日(宝永4年)旧暦11月23日 宝永大噴火。火山爆発指数:VEI5
このように、南海トラフ巨大地震が起きた後や富士山周辺の火山性地震が増えた時には、富士山の噴火にも注意が必要になってくる。
300年以上も噴火していない富士山は、いつ噴火しても不思議ではないとされている。
前述のような夢やヴィジョンなどを見た人々が、「たまたま」同じ時期に重なっていつとは、あまり思えないのだ。
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