【予言】「2019年にカリフォルニアでM7の大地震」の予言が現実になった～カナダのアマチュア気象予報士フランキー・マクドナルド氏が的中

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今日7/1に米国カリフォルニア州南部で起きたM7.1の地震だが、じつはカナダの自称自閉症のアマチュア気象予報士フランキー・マクドナルド氏が昨年末にカリフォルニアでM7.0以上の地震が起きると予報（予言）していたので、詳細を紹介して的中の有無を検討する。

フランキー・マクドナルドとは何者か？
過去に的中した（かもしれない）予言
2018年末のカリフォルニア大地震の予言
的中といえるか？
今日の前兆現象

フランキー・マクドナルドとは何者か？

今日は、これが2本目の記事となる。

カナダの自閉症のアマチュア気象予報士フランキー・マクドナルド（Frankie Macdonald）氏については、天気予報の他に、多くの地震を予報(?)して的中してきたことで知られる。
気象予報といっても、通常の天気予報だけでなく、地震、山火事、嵐なども自撮りの動画で英語で早口でまくし立ててYouTubeに投稿するスタイルを取っている。

眉間にしわを寄せて切羽詰まった表情で語りかけるのが特徴で、その風貌とともに、一度見たら忘れられない。
そして、「「うゎー本当に起きそうな感じがしてくる」と思わせるものを持っている。

ちなみに、1984年4月24日生まれにカナダのシドニーで生まれ、現在は35歳になっている。
もっと10歳以上年が行っているのかと思った。

過去に的中した（かもしれない）予言

この人の予測を予言といって良いものかどうか迷うが、「予測」「予知」「予報」とも違うので「予言」としておく。
以下に、過去のマクドナルド氏の予言に対応するかもしれない地震を挙げておく。

・2015/03/15：日本でM7.0以上の地震
　→2015/05/30、小笠原諸島西方沖、M8.1
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・2016/02/13：カリフォルニア州でM7.0以上の地震。
　→2016/12/08：カリフォルニア州沖、M6.5
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・2016/06/19：M7.0以上の地震がVancouver Britishを襲う
　→2016/09/24：バンクーバー北方Port Hardyの西200Km沖、M5.7
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・2016/10/21：ニュージーランドでM7.0以上の地震
　→2016/11/14、ニュージーランド、M7.8

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・2016/11/15：チリでM7.0以上の地震。サンティアゴを襲う。
　→2015/11/20：アルゼンチン・サンファン南西、M6.4
　サンチアゴの北東270Km位
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・2017/01/23公開：チリでM7.0以上の地震。
　→4/24にチリでM6.9（M7.1）の地震
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・2017/01/24：2017年に日本で大地震。
【要訳】今年のいつかに、日本で大きな地震が起きる。それはM7.0以上の規模になる。道路に亀裂が入る。地震はWaves（津波？）のトリガーになるかもしれず、特に東京と地方の小さい町で起こるかもしれない。

　→該当なし？
　【参考】2018/06/18：大阪府北部地震？（M6.1）。いくつかの場所で道路に亀裂が入った。
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・2017/01/28公開：インドネシアでM7.0以上の地震。
　→2017/05/29：インドネシア、スラウェシ島、M6.6
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・2017/11/21公開：カリフォルニアでM7.0以上の地震

上記で、たとえば「M7.0以上」と言っていて実際はM6クラスだったという場合も参考までに加えてあるが、的中かどうかの判断は読む方々にお任せする。

個人的には、少なくとも「でたらめに言ってればまぐれで当たるだろう」の域は超えているのではないかと思う。

この人の場合、「anytime soon」といった表現で、すぐにでも起きると語るが、具体的な期日を明示しないことが多い。
以降に紹介する、今日のカリフォルニアの地震を予言したと思われるものは、例外的に2019年と指定していた。

2018年末のカリフォルニア大地震の予言

以下に、2018/12/29 にYouTubeで公開された「Massive Earthquake to Hit California Anytime Soon 2019 Update」（いつでもすぐにカリフォルニア州を襲う大地震）と題した予言を紹介する。
「2019 Update」とあるのは、前述の最後の2017/11/21公開の予言で対応する地震が起きなかったので、期日をアップデートして再度公開したということだと思われる。

以下に、YouTube動画を埋め込んでおく。

以下に、要訳したものを載せておく。

2019年に、カリフォルニア州のサンアンドレアス断層で大地震が起こり、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サクラメント、オークランド、サンノゼを襲うだろう。電線や木々を破壊し、建物、道路、橋などにダメージを与える。食料品の供給や輸送手段が絶たれる恐れがある。
カリフォルニアの人々は、医療用キット、緊急用キット、懐中電灯、ろうそく、ラジオ、予備の電池、発電機、電池式のランタン、ボトル入りの水などをすべて準備できた状態にしておいてください。
地震が起きたら、屋内に居る場合はテーブルの下に隠れ、屋外にいる時は揺れが続く間は建物に入らないでください。

的中といえるか？

今日のM7.1の地震はまだ起きたばかりで情報が少ないが、この地震による犠牲者が出たという情報は今のところ（7/6 19:00時点）入っていない。

この地震では、ロスアンゼルスはもちろん、ラスヴェガスやメキシコでも揺れを感じたという。
マクドナルド氏が予言した、サンフランシスコ、サクラメントなどの遠方では、さすがに揺れなかったのではないか。

この予言では、マグニチュードの指定がなく、自分でも過去にあまり当たらなかったことがあったので自重したのか、それとも今回だけは判断できなかったのか。

この地震では、建物の全半壊、道路の地割れなどの被害が出ているようだ。
カリフォルニアの内陸でM7クラスの地震などは滅多に起きるものではなく、最後は1992年6月28のランダース地震（Mw7.3、犠牲者3、負傷400人以上）までさかのぼる。
それを考えると、マクドナルド氏には、その地震が起きる予感があったのかもしれない。

アマチュア気象予報士を名乗っているだけあって、防災関連の知識もそれなりにありそうで、自分も気象や防災関連の勉強の必要性を感じている。

東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の時もそうだったが、M6クラスぐらいの地震が起きても、「これで終わりとは限らない」と思って防災意識を高めることが、生存の道を切り開く要因となるかもしれない。